翠星石ですぅ。今日は、久しぶりに天気が良かったから庭の草花の手入れをしてるですぅ。気分が乗ってきたので鼻歌を歌っていると、ルリルリがこっちを見てるですぅ。洗濯中ですかね?翠「こんにちはですぅ、ルリルリ!」 こないだのスーパーでは、先に挨拶されたから今度はこっちから挨拶してやったですぅ。 別にお話がしたかったわけじゃないですよ!?、ただ近所づきあいもたまには大切と思ったていうか・・・ルリ「こんにちは、翠星石さん! 楽しそうですね、何をされているのですか?」 またあの笑顔ですぅ。翠「庭のお花に水をあげてたですぅ。ルリルリはお洗濯ですか?」ルリ「ええそうです、ここのところ曇りの日ばっかりで、 たまりがちになってましたから」 !?なんと偉いやつですか!うちでは洗濯物が山を築くほどに積み上げられてから 誰が洗濯をするのか、姉どもの凄い理不尽な言いあいが始まるですのに・・・ ちなみに、翠星石のドレスはのりに洗濯させてやってるですぅ。 まあしょうがない、ここはひとつ、この翠星石が手伝ってやるですかぁ!!!翠「た、大変そうですねぇ、これが終わったらそのぉ・・・・ て、手伝ってやらんこともないですよ?」 うぉ!?言いたい事と別の言葉が出てきやがったですぅ!? これも姉どものツンデレぷりのせいですぅ。
ルリ「大丈夫ですよ、これくらいなら一人で何とかなりますから」 ここは、勇気をだして素直に言うですぅ!! 翠「え・・遠慮なんかするなですぅ・・と・・友達なんですから」 うぅ、今度の笑顔はハル姉に並ぶぐらいのもの凄い破壊力ですぅぅぅぅ!!! タイプはかなり違うですけどルリ「それじゃあ、その・・・お願いします」 ふう、最初っからそういえばいいのですぅ。 それからルリルリと話しながら洗濯物を干すのを手伝ったですぅ。 翠星石が姉どものことを話すたびにクスクス笑いながら、『翠星石さんは、ほんとにお姉さんたちが 好きなんですね』なんて言ってくるですぅ。そんなん、人前で言えるかですぅ。 それから、これからもたまには庭で話すことになったですぅ。 こんどは、家に入れてスコーンと紅茶でもご馳走してやるかですぅ そんなこんなでだいぶ時間が過ぎたから帰ることにしたですぅ。翠「それじゃあ、翠星石はお家に帰るですぅ」ルリ「あっ、待って翠星石さん」翠「なんですか?」ルリ「・・・」 呼び止めておいて何も言わないとは変ですね? 素直が標準装備の『クーデレ』のルリルリが・・ルリ「あの・・翠ちゃんって呼んでもいいですか?」 意外な言葉が出てきやがったですぅ。翠「も・・もちろんですよルリルリ」 な・・・何て言うかちょっと、こそばゆいですぅルリ「それじゃあ、またね、翠ちゃん」翠「またですぅ、ルリルリ」
アスカ「たっだいま~~~。う~んいいにおい、翠~?スコーン焼いたの~?」翠星石「スコーンだけじゃないですぅ、なんと今日はクッキーも焼いたのですぅ~」アスカ「ウワォ!おいしそーじゃない?」翠星石「あっ、つまみぐいは駄目ですよ!ハル姉がかえってきてからみんなでたべるですぅ」アスカ「んもぅ、ケチくさいんだから・・・」ハルヒ「ただいまー、あらいい匂い」アスカ「ハル姉早く来てよー、翠がハル姉が来るまで食べさせてくれないんだからー」ハルヒ「はいはい、あら翠、今日はクッキーまであるじゃない、あんたクッキーなんて 今まで焼いたことあったっけ?」翠星石「?今日が初めてですぅ」ハルヒ「何かいいことあったんだ?」 ギクッ、何で分かったんですかぁ!?アスカ「どーしてそーなるわけ」ハルヒ「翠が新作に挑戦するのは決まって機嫌のいいときだからよ!!」アスカ「ふーん・・ジュン君?」翠星石「チビ人間はかんけーねーです」アスカ「じゃあ、お隣のルリちゃんだ」 ギクギク、恐るべきです。お姉たちハルヒ「とりあえず、はやくいただきましょ」ハルヒ&アスカ「いっただっきまーす」アスカ「おいしー、翠あんた天才!!」 頭をなでなでしながらクッキーをほうばってやがるですぅ。ハルヒ「あんたみたいな、妹もてて、ホンット幸せ!!!」 こんどは、ほっぺにすりすりしてきやがったですぅ これぐらいで喜びやがってほんとにしょーもない姉どもですぅ。 でもまあ、今度ルリルリの前で、大好きだって言ってやらんこともないですぅ・・・
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