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お人形にお化粧は厳禁 - (2006/12/09 (土) 18:46:18) のソース

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お化粧が取れなくなった翠星石を抱えて、みっちゃん邸に駆け込んだおバカ姉妹<br>

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アスカ「じゃ治るのね!」<br>
みっちゃん「うん、簡単なエステでもとどおりになるわ」<br>

翠「一時はどーなるかと思ったです一生このままかと思ったです」<br>

ハルヒ「じゃ、みっちゃんさんお願いしま~す」<br>
みっちゃん「まーかせて!ああ!ローゼンメイデンをエステできるなんてドーラー冥利につきるわぁ」<br>

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数分後<br>
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ガリガリガリガガガッ!<br>
「んぎゃあああああっ痛いぃぃっ!痛いですよぉ!」<br>
ギュイ~ンッ!<br>
「ひいぃぃっ!?恐いですぅ!」<br>
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ハルヒ「ちょ、待」<br>
アスカ「ウチの妹に何を!?ひいっ!」<br>
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「ハル姉、アス姉…」<br>
作業台の上には丸坊主の翠星石が横たわっていた。<br>
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みっちゃん「ちょっと、ホコリが入るんだけど?」<br>
ハルヒ「何言ってんのよ!エステするだけって言ったじゃない、それをこんな姿にするなんて!」<br>

みっちゃん「あのねぇドール用語でエステと言ったら『表面剥離』のことゆーんだけどなー」<br>

アスカ「表面剥離?」<br>
みっちゃん「顔の素材そのものに色素が沈澱してるから、もうこの方法でしか元どおりにならないんだよねぇ」<br>

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ハルヒ・アスカ「!?」<br>
みっちゃん「さ、邪魔邪魔!」<br>
みっちゃん「あ、いっとくけどこーなったのは貴女たちのせいだからね、お人形に人間用の化粧品は厳禁なのは常識!」<br>

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アスカ「だからってそんなことするなんて!痛がってるじゃない!」<br>

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みっちゃん「だってお人形に麻酔は効かないじゃない?」<br>

ハルヒ・アスカ(ハッ)<br>
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二人が硬直してる間に作業は再開された。再び翠星石の断末魔が聞こえてきた。<br>

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「す、翠星石の顔がぁ痛いですぅっ!どーにかなっちまいそーですぅっ!」<br>

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「いぎぎぃいぃぃ~っ!ジュン!ジュン、助けてですぅ!!」<br>

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凄惨な光景に二度と翠星石に化粧はしないと誓う二人だった</p>