ポボルバルム

MHF-G6新モンスターで、高地に住むでっかい鯨型の竜。
別名は創音竜。騒音竜ではない
名前が非常にややこしい。POBOなのでポポじゃないしボボじゃないしボポでもないぞ

アカム骨格で、彼やオディバを彷彿とさせるような巨漢だが、彼らより遥かに大きい口(というか頭)が特徴的。
また、巨体に関わらずかなり素早く潜ることができ、エリア移動もする。
オディバ同様超大型モンスター(サイズが表示されない)に属するが、専用BGMが無い。

狩猟笛がモチーフのようで、頭・前脚・尻尾を使って演奏を行うことができる。
その演奏で自己強化を行うのが最大の特徴となっている。

イナガミやフォロクルル同様、剛種とG級が存在する。G級ではHC化可能
武具も剛種系統・G級系統がある。
武器には複属性の「奏」が付く。剛種系統は生産段階で完成した性能になっている模様。
G級武器はいずれもLv1で空ゲが発現しかなり強力。

G級防具では新スキルの「属性特効」が発動する。また、鼓舞や三界の護りも発動する。
精錬しても残るが、15P必要なので防具も混ぜつつ発動させるとよいか。
地味に、G級防具GFシリーズLv7でHC素材を使用しないという精錬可能なG級防具には極めて珍しい特性を持つ。
このように装備は大変有益なのだが、後述の事情であまり盛り上がっていない。

部位破壊は頭、翼、尻尾の三箇所。
各箇所に部位破壊限定素材があり翼に12%素材が仕込まれている。翼は片方蓄積完了で両方が同時に壊れる。
尻尾と頭は50%~55%なのでそれなり。
ポボルの自己強化の演奏が成功すると破壊された部位が元に戻ってしまうが、再度壊す必要はない。
なおG級防具はGFLv1で翼破壊の12%素材が2個も要求される鬼畜仕様だが、それ以降及び武器には使用しない。
しかしながら開幕イベの超絶ストッパーとなった(主たる報酬がGF一式なので)ことは言うまでもなく、
新規のG級モンスターでは実装から最速でサブクエが用意される経緯となった。
余談だが2015年に登場したG級モンスター(烈種・始種・遷悠種含む)は部位破壊限定かつ低確率の素材が存在しておらず、
今の所ポボルバルムが最後の部位破壊限定低確率素材を持つG級モンスターとなっている。

このモンスターのみ何故か高地のオブジェが消えている。そのため戦闘エリアへショートカットが可能になっている。
また、純高地産モンスターとしてはコイツとヤマクライは天候変化と連動しない。

剛種

体力的には剛オディバを少し上回るが、あちらと違いこっちはHR5時点で討伐が必要。
典型的なパワー型(攻撃演奏なしだと火力自体はそこまで滅茶苦茶ではない)の超大型モンスターなので基本殴り放題だが、
旋律による防御力強化&回復が極めて厄介。
旋律妨害ができなければ狩猟がひたすら長引いてしまう。
安定して妨害ができない装備の場合、かなり手強い部類の剛種になるだろう。

ただ、最初の演奏に入るまでは猶予があるため、HC剛種オディバトラスを討伐できるレベルの装備(剛種武器+天嵐防具など)があり、
なおかつ防御と回復演奏をきっちり阻止できれば、それほど脅威ではない。
とりあえず前脚と尻尾の内、飛沫の出る部位を重点的に狙おう。
頭演奏は攻撃力が上がるが、こちらの火力も上がって大ダウンに持ち込ませやすくなるので部位破壊だけして放置もあり。
問題はG級の方である。

武具は全て烈種武具まで強化可能。
しかし何の因果か、ここでもタフさに定評のある奴の素材が要求される。
武器についてはヤマクライの素材で、防具はトア・テスカトラの素材で始種化に対応する。
前者は高知、後者は奏属性に内包されている氷繋がりでのチョイスと思われる。
始種防具は闘覇を残しつつG級スキルなどがてんこ盛りになっており、希少スキル「氷界創生」が出る部位も。

部位破壊限定素材はG級同様で、G級ほどではないが翼破壊素材はやや入手しづらい。
ただし現状ポボルムシリーズのLv4で1個使うだけで、最悪100GPで交換するという手もある。

G級

難易度は★7。HCにもできる。詳細はハードコア・ポボルバルムを参照。
HPは変わらないものの、全体防御率0.3とタフネスは更にUP、というか実質剛種の2倍である。
しかしながらこれでもタフネス自体は他のG級モンスターに比べ逸脱しているとは言えない。
後述のG級専用モーションが彼を不沈艦たらしめている。

G級の仕様ゆえに剛種で通用した「転倒による連続大ダウン」がほぼ不可能になっている。
麻痺耐性は麻痺が効く全モンスター中最強最悪クラスの初期耐性1000。
耐性上昇値も700と高く、HCではヴァシム根4でも麻痺させるのが非常に難しい。
気絶値も初期耐性800と跳ね上がっており、かなり頑張らないと気絶を狙えない。
毒だけは耐性があまりあがっていない上に、2160dmg/120sで通る。
体力が変わらず防御率が低下している関係で有効性は中々のもの。

G級専用モーションは「全効果演奏」。それも開幕に確定で放ってくる
しかも演奏効果時間は3分程度と非常に長く、クエストの大半を超防御率+回復状態で過ごすことになる。
開幕演奏は頭への攻撃で妨害できるが、部位破壊されていない状態なので猶予が殆どない。一気に畳み掛ける必要がある。
しかし開幕演奏を潰しても、確定でかけ直してくる
麻痺やスタンなどで中断できない場合ほぼ確実にかけなおすため下手に妨害すると却って時間がかかる。
なので基本的に阻止不可能で演奏されるものと考え、次からの防御演奏と回復演奏は絶対に阻止する方向で戦うべし。

ちなみに1%の剥ぎ取り希少素材は喉だが、なぜか落し物で2%で入手可能。演奏妨害のご褒美的な感じなのだろうか?

G7ではギルド優先依頼にエントリーされたがどう考えても罰ゲーム枠です本当にありがとうございました。
ポボル1戦する時間で3戦以上できる奴すらいるので、せいぜい発音袋狙いの人集めが申し訳程度に楽になるかも程度である。

なお、耐久力だけで言えばこいつを上回るモンスターは少なくない。
連戦の必要性が薄い至天征伐戦などはともかく、
同じくある程度の連戦が必要なG級遷悠種や始種などは慣れていないとポボルバルムを遥かに上回る時間がかかるのだが、
それらが「タフ」という理由だけで批判されることはほぼ無いに等しい。
ポボルがタフだと批判される最大の理由は、攻撃チャンスが無数にあって、何処を殴っても軟いのに幾ら殴っても倒せない、という点にあるといえる。
つまり壁殴り的な単調さが強い設計になってしまっているのである。
しかも開幕の回避不能全効果演奏があるため、工夫して討伐時間を短縮するというのも難しく、これが単調さにより拍車をかけている。
せめて通常演奏同様、演奏中断された場合かけ直しはしない仕様にできれば創意工夫のしようもあるのだが…

ULモード

MHF-ZZで追加。ポボルバルムの場合は攻撃力の強化がメインとなっており、
タフネスについては元々死ぬほど高かったためか他のULモードモンスターとほぼ同程度の水準になっている様子。
ただし回復演奏や防御演奏をされると長引くのは言うまでもなく、最初の全演奏中に部位蓄積を進めたい(耐久力そのものは劇的にはUPしていない)。

剛種でもあるためか、武器魂は極と天が両方出る。

攻略

咆哮後に自己強化を行うのが最大の特徴で、この効果を怒り補正の代わりとしている模様。
咆哮後に演奏準備状態に入るが、この時水飛沫が発生している部位によって効果が異なる。
(頭:攻撃力UP 翼:防御力UP 尻尾:その場で5000回復)
なお、G級ではフル効果の演奏をすることもできる。

この演奏は水飛沫が発生している部位を殴ることで怯ませ、妨害することが可能。妨害に成功すると確定で落し物をする。
特に、翼による防御演奏、尻尾による体力回復演奏を完遂されると一気に狩猟時間が長引いてしまう。
この2種の演奏には特に注意して対処したい。

演奏効果は周囲のハンターにも恩恵がある。
なので攻撃力UPに繋がる頭の演奏はあえて阻止しないという戦術もあり。

咆哮系攻撃を喰らうとハンターが混乱(錯乱?)状態になり、笑ったり踊ったりする。
地味にこの状態専用の踊りモーションもある。アクション追加はまだですかね?
レバガチャで復帰できるが、気絶同様完全に隙になってしまうので注意。
なお音爆弾で解除できる模様。

アカム同様前後の足怯みで大ダウンするが、G級では怯みにくくなり狙い辛くなる。
頭はでかくスタンもするのでハンマーや穿龍棍で殴り放題だが、G級ではスタン自体がかなり難しい。
なお麻痺モーションはアカム・オディバというよりはティガに近いため、頭が動く。

HP、全体防御率の低さは上記の通りだが、肉質はそこそこ柔らかい。
剛種は胴体と後ろ足以外は総じてやわいので、部位破壊と演奏妨害を狙うように攻撃していくとよい。
アカムと違い後足には通らないので注意。
G級に関しても基本は一緒だが、前脚の斬肉質が30になっているので翼膜(斬35)に当てないと弱点特効が機能しない。
打は逆に前脚に当てないと弱点特効が機能しない。それ以外の演奏妨害部位には全て弱点特効が通る。
穿龍棍は部位破壊可能箇所は全てリーチ長の方が通るため、高度制限も考えると飛び続けるメリットは乏しい。
なおG級防具は属性特効がウリだが、こいつの属性肉質は最大15なので属性特効が反応しない。

また攻撃面に関しては、巨体ゆえか全て範囲が非常に広く重い。その代わり、大振りなために予備動作を見極めることは容易である。判定もほとんど一瞬。
手前にいたら吸い込みや噛みつき、ハンターが後ろにいたら尻尾系の技など非常に素直なのも特徴で、総じて典型的なパワーファイターである。

部位破壊は少々特殊な仕様となっており、演奏効果が発生している状態
(厳密には開幕を除く、飛沫が上がる部位が存在している場合)ではどの部位も破壊することができなくなっている。
ただし蓄積はしており、演奏効果が切れた直後の「SAの無い行動」時に一発殴ることで怯みが発生し、蓄積完了した部位がまとめて破壊される。
また、麻痺中には破壊できない模様。
開幕は演奏準備行動を行うまでは部位破壊が可能な模様。剛種であれば演奏前に全部位破壊も不可能ではない。
逆に、G級ハンターが剛種の部位破壊素材を狙う場合、開幕の破壊に失敗していると次に破壊できるようになるまで時間がかかるため、
それまでに討伐してしまいかねないので注意。
ちなみに剛種・G級とも、演奏効果が切れた後には必ず次の演奏をしてくるため、
部位破壊成功=次は咆哮からの演奏が確実に来ると考えてよい。

【スキル・アイテム】
耐震…一部攻撃に付与されている。回避もできるのであれば便利と言うレベルだが
音爆弾、ホルクのサポート重視…混乱やられを回復できる。

【モーション】
  • 演奏
溜め動作の後該当部位を鳴らして全身を霧状のオーラのようなもので包み、演奏を完成させる。
演奏部位によって鳴っている音が異なる。
攻撃判定としては咆哮と演奏完成時の2回発生する。
部位による効果
頭:攻撃UP(頭攻撃でキャンセル)
翼:防御UP(翼攻撃でキャンセル)
尻尾:回復(尻尾攻撃でキャンセル)
全旋律:上記全部(頭攻撃でキャンセル)

上記効果はハンターにも作用する。
攻撃力UPは約1.2~1.3倍、防御力UPは防御大幅UP、回復は赤ゲージ回復+体力一定量回復+有効時間中は体力自動回復と非常に強力。
しかしながらポボル自身もこれで超強化されるため、攻撃以外は積極的に阻止するべき。
なお離れすぎていると恩恵が得られないので一方的に不利になってしまう。

剛種はクエスト開始時に飛沫発生(頭か腕のどちらか。尻尾は開幕使わない?)→攻撃行動1回→立ち咆哮→演奏準備 となる。
立ち咆哮に入るまでの間に部位破壊を成立させることが可能で、上手くいけばそのまま妨害もできる。
演奏完了or妨害後は尻尾も含むいずれかの部位から飛沫が上がる状態になり、以後しばらくの間は部位破壊が不可能となる(上述)。

G級では開幕咆哮後確定で全旋律を狙って来る。
一応咆哮するまでの間に頭を集中攻撃することで部位破壊可能であり、破壊できれば妨害もできるが、
現状ではどちらにしても即座にかけなおされて回復旋律で与えたダメージを無意味にしてしまう。
妨害するのであれば全員足並みを揃えてから突撃するか、比較的すぐにエリア4に移動してくるのでそれを待つのも手。
突撃した場合は速攻で咆哮→演奏準備に入ることが多いが、4待ちだと出てくる→発覚→咆哮となるので少し猶予がある。

なお演奏準備時間は通常は非常に短い(2秒程度)が、破壊された部位が演奏に使われる場合、
破壊した部位を修復してから演奏を開始する(部位破壊報酬は消滅しない)ため、準備時間が延びる。
よっぽどの超火力がない場合、部位破壊なしでの演奏妨害は非常に厳しい。

次演奏に使われる部位は演奏の成否に問わずモーション終了後に水飛沫とエフェクトが発生するため、
観察すれば次の演奏に使われる部位の特定は簡単。
なおG級の全効果演奏は開幕以外は使わない模様。

  • 咆哮
アカム骨格従来タイプの立ち上がるタイプと、
P3以降追加された(MHFではオディバトラスが怒り移行時に行う)、両腕で少し立ち上がって咆える新タイプの2種類あり、
後者は開幕時と、攻撃手段としての絡め手として、前者は演奏開始直前の安全確保に使用する。
どちらも、オディバ同様判定が一瞬となっている。
喰らうと上述の混乱状態になり足止めをされてしまう。
ちなみに片手剣のガードでも余裕で防げるのでガード可能武器はガードするのもあり。
立ち咆哮後は確定で旋律に移行するため、この行動は必ず回避orガードしたい。

  • 叩きつけ
地面を軽く掻いた後に片方の前脚を叩きつけて衝撃波を発生させる。
衝撃波は前脚の外側へ向かって扇状に飛んでいくため内側にいれば当たらない。
またこの攻撃は軸あわせの際にターゲットへ側面を向ける。その為、側面にいるハンターを狙っての場合は
軸あわせなしで使ってくることがある。前脚狙いで側面にいる場合は注意。

  • 吸引→ブレスor顎叩きつけ
大口を開けて吸い寄せた後ブレスか顎でスタンプを行う。

ブレス
横一列に4発のブレスを並べて撃つ。
GHCではブレスが1発になるが着弾時にドーム状の爆風が発生するタイプへと変化する。

顎叩きつけ
上体を起こした後、顎でスタンプをする。
立ち上がる動作は遅いため回避は容易。

  • 叩きつけ→衝撃波orボディプレス
前脚を叩きつける。その後周囲攻撃かボディプレスのどちらかに派生してくる。
↑の叩きつけとは軸あわせ、地面を掻く動作で判別可能。

・周囲攻撃
前脚を前方に叩きつけ大きな地割れを発生させる。
GHCでは咆哮と共に叩きつけて広範囲に衝撃波を無数、2回に分けて発生させる。

・ボディプレス
立ち上がりボディプレスをし、地割れを起こす。
地割れのダメージは高く適正防御であっても即死しかねないので注意。

  • 3連尻尾叩きつけ
尻尾で叩きつけ→少し溜めての尻尾叩きつけ。3段目は以下のどちらかに派生する。
↓の後退突進との違いは初段の尻尾叩きつけの溜めの有無で判別可能。

・尻尾叩きつけ→ボディプレス
長い溜めの後に尻尾を叩きつける。その後立ち上がりボディプレスをし、地割れを起こす。
地割れのダメージは高く適正防御であっても即死しかねないので注意。

・尻尾叩きつけ→潜り→出現
長い溜めの後に尻尾を叩きつける。その後後ろ足から沈んでいき、ハンターの足元に移動、向かって左に向けて突き上げるように豪快に飛び出してくる。
誰を狙っているかは砂煙で即座に判別可能、回避も左に向かって突き上げるのを利用すれば武器出し状態でも難しくない。
如何せんでかいので巻き込まれやすく、更に着地まで判定が持続するため他人狙いの巻き添えを受けやすいのが難点か。

  • 尻尾叩きつけ→後退突進→バックジャンプ
少し溜めて尻尾を叩きつけた後に後方のハンターに狙いを付け、ゆっくりと突進し最後にバックジャンプする。
後退突進はただ後ろに下がるのではなく誘導してくる。
またこの後退突進を壁際で被弾すると起き上がりにバックジャンプが重なりやすいので尻尾狙いで後ろに立っている場合は要注意。
↑の3連続尻尾叩きつけとは溜めの有無で判別可能

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最終更新:2018年09月30日 13:35