辿異種バルラガル

より吸血を効率的に行うために舌及び頭部を発達させたバルラガル
舌の先端は突起重なりあう形状となっており、それを操るために顎を中心に頭部全体が発達しており、
原種に輪をかけて悍ましい異形の姿となっている。
その代わり麻痺毒を扱う能力は無くなってしまったらしい。

破壊可能部位は前足(左右別で報酬あり)・背中・尻尾(切断ではない)に加えて、発達部位の頭
特徴である舌を発達部位にしたいがそれでは攻撃しにくいということで頭全体が発達部位になっている。
この事から、通常個体と違い舌と頭が1つの破壊可能部位として設定されている。
背中は原種だとかなり壊しにくかったが辿異種では胴体全体が背中破壊の判定になっている模様。

物理弱点は従来通り共通して舌、
それ以外では斬が尻尾≧頭≧首、前脚、打が頭≧胴、前脚、弾が頭>前脚、尻尾。
水や血を体に蓄えている状態では少し硬化する模様。
属性は通常状態では備えイベントで示されていた通り火が最も通るが体液蓄積時は雷のほうが有効のようで、
部位的には舌>頭、尻尾>他といった具合。

武器は大剣、ハンマー、穿龍棍、スラッシュアックスF、ライトボウガン、ヘビィボウガン。
近接は全て水属性で状態異常はなし、大剣とハンマーはリーチ極長となっており、
近接武器の斬れ味も共通で匠込みで空60、紫100、残り全て赤。
辿異スキルは大剣ハンマーが猛進強化、棍が吸血強化、スラアクFがスキル枠、ボウガンが節約術強化。

防具はバルラZシリーズ。デザインは「ストロマ」を発展させたものと言及されており、特撮ヒーローのようになっている。
剣士頭、ガンナー胴に猛進強化を備えており、剣士腕・脚、ガンナー頭・脚は獅子奮迅のSPも持っている。
また、非課金防具でありながら剣士胴に溜め威力+10、ガンナー頭に装着+10が付いている。

コモン素材は喰血竜の斑皮、深紫鱗、混血液、紅血腺で準レア素材は特濃血袋、レア素材が触華舌。
部位破壊素材は微触手、朱ヒレ、尖尾が下位、至微触手、深朱ヒレ、鋭尖尾が上位素材。

クエスト

受注GR クエスト名 フィールド 発達部位素材
200 極頭を備えし喰血竜 沼地 喰血竜の極頭
400 紅に染まる地 喰血竜の極上頭
600 血界 喰血竜の極剛頭
800 刺咬の頭 喰血竜の極絶頭

フィールドは今の所すべて沼地。初期エリアは洞窟ではなく屋外のエリア4なのでマラソン不要。
余談だが登場演出はこれがベースだったり。
原種は沼地の地面に潜ると毒を使っていたが辿異種は毒ではなく水属性を使うようになっている。
また、辿異種では珍しく瀕死になると逃走して洞窟に逃げようとする。

ちなみに★1と★3(どちらも通常クエ)が夜なので、毒沼対策もあるとよいかも。

属性やられ

水属性やられ【特大】を使う。
体の管に血液が入ってない状態で地面に潜ると水属性攻撃を使う。
血液を使った攻撃を受けても水属性やられになる。

有効なスキル、アイテム

  • 耳栓強化…超咆哮の使用頻度がかなり高く、なければ苦戦を強いられるためほぼ必須。発達部位破壊で通常の咆哮になるが、耐久値がかなり高い。
  • 水耐性55以上…水属性やられ【特大】対策。頻度・危険度は低いのでウチケシの実でもおk
  • 硬化の丸薬、忍耐の種…腐食やられ対策。
  • 各種砥石…血液攻撃を受けると切れ味が落ちるので忘れないように
  • リベンジ!(狩人珠スキル)…吹っ飛び時に一定確率で忍耐の丸薬効果=腐食やられ強制解除が得られる。


攻略

ドス鳥竜を吸血して状態異常を扱う性質は無くなっており、
体の側面にある管が閉じている状態(閉口)、水が入っている状態(開口(水))、血が入っている状態(開口(血))の三段階になった。
やはり舌を使った攻撃、そこからの吸血、そして吸った血を利用した攻撃を行うようだ。
吸血に関しては派生する攻撃こそ増えているが、吸血行為自体は強化されておらず火事場でもなければレバガチャで楽に脱出できる。
原種同様に血を浴びると斬れ味や弾・ビンが減るようだが、減少量は原種より少ないとのこと(斬れ味減少は1/4以下)。
というより元々(低頻度故に)多すぎたぐらいなので頻度が上がれば脅威となるだろう。

原種であまり脅威でなかった腐食やられについては、持続時間が10秒ほど長くなっているとのこと。
ただし腐食やられ自体、元々持続時間が非常に長いものである
(原種はやたら短いがこれは不具合だったとのことで、実装から5年経ったMHF-ZZでようやく修正)ので、
10秒長くなっても大勢に影響はなく、この調整は別の影響を意味しているのかもしれない。

(発達部位以外の)部位破壊耐久値が調整されているらしく、
2018年以後の辿異種でよく見られた、★1では全破壊する前に討伐してしまうという事案が起こりにくくなっている。
これは背ビレ判定の見直しなども一因とは思われるが。
また、頭が巨大化したことなどから頭も殴りやすくはなっている。

ベースはG級特異個体であり、そこに複数の新技が備わると言った具合。
例によって吸血中は隙だらけであり、攻撃をラスタやパートナーが受けると大チャンスになるのは相変わらずなので活用すべし。
また、吸血中にひるませても強制疲労状態(のようなもの)にはならなくなっているが、
一部の動作(管が閉じた時、及び大ダウン時?)の後、頭を下げて舌を出し疲れたようなモーションを繰り出す。
このように割と明瞭な隙があるが、逆に攻撃中にはこれといった隙が無い場合が多い。

モーションの性質としてはハンター全員を狙った範囲攻撃は少なく(ないわけではない)、ターゲットにした一ハンターに狙いを定めた舌攻撃と出の早い攻撃で仕留めてくるといった趣が強くなっている。

原種と同様で毒、麻痺は無効。磁縛は無論効く。

攻撃力については昨今の辿異種同様、低難度ではそうでもないが★3以後の高難度で激烈に上昇する。
バルラガルに関して言えば更に管の状態と技毎で威力が細かく調整されており、
吸血時の舌を使った技が特に高威力で、★4では実質即死技と化している。
管が閉じている状態や、単純な肉弾戦はそこまで威力は高くないが出が早かったり判定が長かったりするものが多め。
また、★3以後は腐食やられを受けると大半の技が致命傷になるのでその点も注意。
強制即死技はないが、コンボ技はいくつか存在する。
いずれも、地面に叩きつけるような形でフィニッシュになるため生命の粉塵による救助が機能し辛い。

耐久力は昨今の辿異種と同程度と見られる。
隙だらけの行動がいくつかあるため、そこに攻撃を集中させれば早く討伐できるだろう。

モーション

基本的な動きはバルラガルを参照。
原種に比べるとブレス等の水(血)を飛ばすタイプの攻撃はかなり減っていて、舌や体を使った物理攻撃がメイン。
特定の攻撃は当たると水属性やられ【特大】+腐食やられになり、
吸血状態だとさらに斬れ味が落ちる効果がプラスされる(ガンナーは弾が減る)。
上記の通り、★3以後は腐食やられが致命的になるので注意。
強制即死はないのでみなもとは有効。ただし例によって吸血のスリップダメージは軽減できないので火事場する場合は注意。

  • 吸血
管が閉じているか水が入っている状態で特定の攻撃からつなげるように派生する。
バルラガルの代名詞的技だが、特に強化はされてないので被弾しても落ち着いてレバガチャで脱出しよう。
吸血に成功すると2連続超咆哮を行う。
どうやら吸血した後は必ず行うようで、怯みやスタンを挟んでもリカバリ後に超咆哮をする。
発達部位の破壊後は吸血そのものが封じられ、管の状態に関わらず二度と吸血に移行できなくなる。

  • 全方位舌振り回し(★1・★2)
原種でお馴染みの技だが、辿異種は管に血や水が溜まっていても使ってくる。
ただし吸血に移行するのは管が閉じている時か、水が溜まっている時のみ。
回避タイミングは大きくは変わっていない。
★3ではオミットされ、後述の技に変化する。

  • 飛びかかり
単純な攻撃だが恐ろしく出が早い上に距離が開いていても正確に飛びこんでくる。
代わりといって威力は低め・・・なのだが結構な頻度で使用してくるため、
他モーションに被弾し致命傷⇒回復しようとして納刀⇒このモーションで狩られる。という状況がよく起きる。
正面に居なければ対処は簡単だが、★2以降は正面に居た方が対処しやすい技が出てくるのが悩みどころ。

  • 後方尻尾突き刺し
原種は管に液体が通っていると尻尾から水弾を出してきたが、
辿異種では液体の有無にかかわらず何も飛ばさず直接尻尾で突き刺すようになっている。

  • 舌突き刺し(単発・三連)
目の前に舌を突き刺してくる。3連は従来のモーションだが、エフェクトが追加されている。
単発は3連突きの初撃のみといった具合。オオナズチのそれとモーションは似ている。
ものすごい遠くまで舌が伸びてくるのか縦方向は結構離れてても当たる。
横方向の当たり判定は衝撃波っぽいエフェクト含めて結構広い。
突き刺してくるときは顔を思いっきり前に突き出してくるが顔自体には当たり判定がない。
閉口時と開口(水)時は単発と三連、開口(血)時は三連固定。
当たっても吸血には派生せず、ただ単に吹っ飛ぶだけだが、結構痛い。

  • 舌突き刺し(強単発)
ゆっくり後ずさって狙いを定めて舌を突き出す。
これも上記と同じく当たっても吸血はせず、舌をゆっくり戻すため長めの隙ができる。

  • 超咆哮→吸血突進
超咆哮した後舌を振り回しながら突進し当たったハンターを吸血する。
原種ではバックジャンプ始動で行ってきた技を超咆哮から行う。

  • 2連水(血)弾飛ばし
丸まるような動作から全方位に水もしくは血液の弾を2回発射して超咆哮する。
海竜種モーションの側方噛みつき⇒尻尾振り回しのモーションと動きが似ているため、回避・ガードのタイミングを間違えて当モーションの餌食にならないようにしたい。

  • 血界
超咆哮をしながら周囲に血溜まりを作り、舌を突き刺すと同時に爆発を起こす。
威力は高いがバルラガルの体に密着していればやり過ごせ、フレーム回避も容易。
使用後は隙ができ、管が閉じるため舌を垂らして疲れるため反撃時間が非常に長くとれる。
この関係上連続して使うことはなく、吸血後一定時間経ってから使う傾向があるようだ。
発達部位の破壊後は爆発させようとして強制怯みを引き起こし、以降は吸血自体の封印に伴い二度と使わなくなる。

  • 水弾飛ばしボディプレス
管に水が入った状態で一定時間経つと使用する。
GHCバルラガルと同じ技であり、勢いよく飛び出してボディプレスと同時に全方位水弾を発射する。
発達部位の破壊後は管を満たせるのが水のみになるため、必然的にこれを見かける機会が増える。

  • 振り向き舌攻撃(★2~)
顔だけ振り向きつつ体の側面あたりに舌を計3回振り回す。
当たり判定は1振り毎に発生し、エフェクトが見えている間は当たり判定が持続しているためフレーム回避は不可能だが、
ガードの場合、1振りガードすれば以降の当たり判定は消える。
単発でこのモーションを使ってくることはなく、他のモーション終了時、タゲったハンターがバルラの側面に存在するときのみこのモーションに派生する実質フィニッシュ技となっている。
そのため、脚(触手)を破壊したい場合や、前述の飛び掛かりを位置取りで避けるよう動く場合は、
常にこのモーションを意識に入れておく必要がある。
逆にガードできる武器を担いでいる場合、直前のタゲが誰に向いていたか把握しておけば光剣ゲージ回収やガードカウンターなどこのモーションの性質をフル活用した立ち回りができる。
前述のように周囲を一気に巻き込む立ち回りを積極的にしてくるモンスターではないため、ガードをチャンスとする武器種はこのモーションで回収を狙っていきたい。
なお、閉口、開口時のどちらでもこのモーションを使用してくるが、閉口と開口(水)の場合は吸血に派生する。
開口(血)の場合は吹っ飛ぶ。

  • 2連続舌振り回し(★3~)
★3からは既存の全方位舌振り回しがこれに強化される。
頭を大きく上げて振り向いた直後、舌を2度振り回す。
これだと単に攻撃前の隙がオミットされただけに思えるかもしれないが、威力が超強化されており、
拘束+大ダメージ→吹っ飛ばしで真根性貫通という根性殺しコンボと化している。
従来のものと違い二発目が打ち上げではなく吹っ飛びになっているため生命の粉塵が機能し辛い(要するに1発目の被弾→2発目までに根性発動ラインまで回復していないと死ぬ)。
また吸血時には更に威力が上がる。腐食やられまで受けていたらみなもとがないと助からないだろう。
吸血時以外では吸血行動に移行する点は一緒。その場合に限り、打ち上げになり任意受け身が使えない。
威力はかなり下がるものの直後の吸血でやられる危険はより高まる。

厄介なのは予備動作が「頭を大きく上げて振り向く」だけである事。故に★3以降死亡原因の大半を占める技と思われる。
軸合わせをせず、突進から直接派生する事もあるので、おもむろに突っ込んできたら気をつけたい。
軸合わせをしない、予備動作が非常に短い、という点は辿異ギアオルグの2連回転と酷似している。
幸いフレーム回避もガードも問題なくできる他、辿異バルラ自体、頭を大きく上げる行動は限られているため判別は困難ではない。
軸合わせにしっかりと注意を払い対処しよう。
元の技の時点でそうだが、ある程度距離を離すことでも対処できる。ガンナーは技の範囲外にいることを心がけるといいだろう。

  • 2連なぎ払い→水叩きつけ(★4~)
舌で前方を2回なぎ払い、最後に舌を叩き付けると同時に水または血溜まりを爆破させる3連コンボ。
この特性上管に液体が溜まっている時にしか使わない模様。
薙ぎ払いは初撃が打ち上げ→次撃で地面に飛ばされ叩き付けでフィニッシュ、となるため、
地面に飛ばされた時点では任意受け身が使えない。
初撃を避けて2発目を喰らった場合はまだ生命の粉塵が使える可能性があるが、
初撃を喰らってしまうと2発目の時点で地面に打ち据えられるため、この時点で根性発動ラインまで回復していないと3発目からの粉塵によるリカバリーは機能しない。
威力的には最後の一撃に集中しているため、2発回避しても最後の一撃で死ぬ可能性はある。

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最終更新:2019年04月10日 15:53