辿異種アノルパティス

アノルパティスの中で、大きな特徴であり別名の由来にもなっている鋸状の角が錨のように大きく発達した個体。
2018年7月4日の中間アプデにて解禁。

破壊可能部位は翼・背中・尻尾(切断)に加えて、発達部位の鋸角
辿異化に伴い新たに背中が破壊可能になった。
胴体怯みで破壊できるため打点の低い武器でも後ろから腹を狙っていけばOK。
翼は辿異種フルフルと同様に片方破壊すれば両方壊れるようになっている。怯み値も左右で別々なのも同じ。
どの部位も耐久値は低い模様。

弱点は全身で火>=雷というふうに通るので光属性も有効。
物理では斬が尾先>首、尻尾、打が頭>尾先>胴、尻尾、弾が頭、尾先>脚。
怒り時は物理属性ともに全体的に軟化し特に斬は頭と脚以外は30以上通るようになる。

武器は双剣、太刀、狩猟笛、ランス、ガンランス、穿龍棍。
原種武器は水属性だったが、辿異アノル武器は氷属性となっている。
双剣、太刀はリーチ長、ランスは原種武器でもお馴染みの極長。
辿異スキルはガードを使う太刀、ランス、ガンスに雌伏強化、それ以外にはスキル枠+1となっている。

防具はアノルZシリーズ。
トルペドGに近いデザインながら、全体的に軽装になっている。
スキルは剛撃を中心に部位ごと様々なSPを持ち、最新の空隙や喝強化を持つ部位もある。

コモン素材は凶鱗、凶殻、凶牙、凶血で準レア素材は白銀玉、レア素材が禍髄。
翼… 蒼翼/極蒼翼  背中…大背ビレ/極背ビレ   尻尾… 惨尾/凄惨尾

クエスト

受注GR クエスト名 フィールド 発達部位素材
200 極鋸角を備えし暴鋸竜 極海 暴鋸竜の極鋸角
400 氷を砕くは極鋸の角 暴鋸竜の極上鋸角
600 白銀の覇者 暴鋸竜の極剛鋸角
800 暴威の鋸角 暴鋸竜の極絶鋸角

属性やられ

ブレスや噴水などの氷属性攻撃に氷属性やられ【特大】が付与されている。
また、覚醒前から龍属性のブレスを使うようになっているが被弾すると【特大】ではない普通の龍属性やられになる。

有効なスキル、アイテム

  • 耐震強化…地面に潜ったり地中から飛び出したりする際に超震動が発生する模様。頻度は高め。
  • 耳栓強化…単発、怒り時移行時、覚醒時に使用。頻度は低め。
  • 氷耐性55以上…氷属性やられ【特大】対策。
  • 龍耐性20以上…龍属性を伴う攻撃が一部ある。
    特大やられではないので55まで上げる必要はないが、龍属性攻撃の威力をかなり減らせるため可能なら両方55以上にしてしまうとよい。
  • 気絶無効…頻度自体はかなり少ないがサマソや滑空に付随する氷柱にあたると確定で気絶する。
    (ラスタなどの)激励2で発動させるのが一番手っ取り早い。


攻略

通常個体はMHF-G2当時から不評が多く、後に公式が糞モンスと認めてしまうほどであった。
運営サイドも大分前からこの評を覆したいというような発言をしており、
そこから時を経て辿異種化という形で実現した。

元の不評点の一番であった攻撃しつつハンターから距離を取って戻ってこない、
というタイプのモーション(八の字旋回→ブレス、噴水→ドリル突進、連続潜航など)は無くなっている。
柔らかめの肉質のほうはそのままのようだ。

時間稼ぎにならない範囲の飛ぶ技も潜る技もあり縦横無尽といった印象の運動能力を見せるのは変わらないが、
基本は地上主体の肉弾戦になっておりハンターの立ち位置に応じてモーションを的確に叩きこんでくる。
見てから回避不能でした系はあまりないが、モーションに付随する尻尾、噴水、氷柱で追撃されたり、モーション自体の当たり判定が全体的に強めなので、一撃離脱で挑むと慣れやすいだろう。
正面方向に立つハンターに対して高性能なブレス、ビーム、および強制即死の打ち上げを積極的にぶっぱなしてくるため軸をずらしながら離脱することを心がけると○。
また、全ての技がガード可能なので慣れない内はガード可能武器で行くのもよい。

また、辿異種にしては割と珍しく尻尾回転やデンプシーなどのお馴染みモーションを多用する傾向にある。
辿異部位の角を破壊しても超振動がなくなるだけ(使用不可になるモーションはない)だが、尻尾を切断するとストレスフリーになるため早めに切断するといいかも。肉質は柔らかく部位耐久も低いためサクっと切れる。

状態異常については麻痺・毒・睡眠・スタンどれも効く。
スタンについては初期値、上昇値が共に低いのか穿龍棍でも2,3回はスタンが狙える。
ただし前述したように正面に立っていると軸合わせなしで攻撃を出してくるため頭への攻撃は慎重に。
麻痺も拘束手段として利用できるものの麻痺時間は短いほう。

攻撃倍率自体は★1から高めに設定されておりその後もランクにあわせて上昇するため、
★4では19.50と凄まじいことになっている。怒り時倍率はそこまでもないが、覚醒後は常時怒り状態になる。
ただし大技の大半が氷、龍属性攻撃のため耐性によるダメージ軽減が通用するので、
耐性もちゃんと上げていれば防御力による軽減が十分機能する。
また、★4までコンボ・強制即死技を一切備えていないため、真根性があればまず即死はしない。
逆に言うと真根性が発動できない、耐性も低い場合は一撃死が起こりやすくなり、
プレイヤーの装備環境で難易度に関する印象が大きく変わる辿異種だと言えなくもない。

耐久のほうも肉質が柔らかめで怒り時に肉質のみならず防御率的にも軟化するので高くはなく、
ランク毎で見ても★3までは柔らかめ、★3→4での上昇幅が大きいがそれでも普通程度。
逆にいうと全破壊前に討伐してしまいやすい。特に頭の斬肉質が硬いので斬武器は注意。
また、毒によって与えられるダメージが原種の6倍になっているので毒怪奇も有効だが上記の点に注意する必要はある。

モーション

地面に突き刺して氷を砕いたり氷中に潜って飛び出したりと、
発達した角を使った攻撃を多く持つ。
ほとんどが地上での攻撃であり飛んだり潜ったりもしないわけではないが、
そういった攻撃でもハンターを狙って戻ってくるため追いかけっこにはなりにくい。

軸合わせはストレートにするケースとしないケースがあるが、
軸合わせ後の攻撃派生速度が非常に早く、ハンマーなどで頭を狙う場合は軸合わせにきっちり合わせようとすると引っ掛かる。
どちらかといえば、攻撃後の隙に一撃浴びせて離脱するか、軸合わせ中のアノルに当てるようにしたほうが狙いやすい。

一定体力以下で覚醒するのは相変わらずだが、覚醒前から龍属性の攻撃を使うようになっている。
また、角を破壊すると角を叩きつける際の超震動が無くなる。

  • 突進
辿異種にしてはめずらしく何の変哲もない突進。一応、途中で止まるパターンと出し切るパターンがある。
軸合わせ後高確率でこれに派生するのが武器種によっては厄介。

  • 咆哮
モーションとしてはディア系のもの。
超咆哮になっているほか、本体付近では音圧もある。
頭の側に範囲が広く音圧は範囲内に同時に発生するが、
超咆哮は辿異トリドのチャージ完了時の電撃のように放射状に判定が広がっていくようで、
位置によっては音圧のタイミングで回避を出すと超咆哮に引っかかる。
主にアノルから逃げるように回避するとそうなるので頭の方向に転がろう。

  • 尻尾回転
何の変哲もない尻尾回転。元からそうだがMH3系モーションなのでよくしなる。
先述の通り多くの辿異種でオミットされている基本技だがアノルは結構な頻度で放ってくる。
このため斬は早く尻尾を切断したほうがいい。
元のアノルと変わってピッタリ180度ずつ回転する。といっても尻尾のしなりが+30度程度カバーしてくるため油断禁物。
回転速度は遅めなので冷静に回避しよう。
判定についてもMH3準拠なので根本付近だと被弾しなかったりすることも。

  • 尻尾振り
ディアブロスなどが使う後方に2回降る尻尾攻撃。
発生が早いので後ろから攻めるときは注意。例によって尻尾を切ると楽。

  • サマーソルト(★1、2)
従来と同様で覚醒後は2回になる。
動きが遅く、モーションそのものも全く変わらないチャンス行動。
★3と★4では使用してこない。

  • 氷柱
サマーソルトなどで降ってくる。
もちろん氷属性やられ【特大】がついており、気絶効果も健在。
雪だるまにはならない。

  • 噴水
いくつかの攻撃のついでに発生し当たると打ち上げられる。
どう見ても水だが極海の水温の関係か氷属性やられ【特大】がついてくる。

  • 氷ブレス
前方に放射状3Wayに飛ぶブレス。
着弾すると爆発し、さらに数秒後に付近から噴水がいくつか発生。
覚醒後は龍属性が付与され、威力増加と着弾時の爆発範囲が広がる。
ブレス自体を見るより着弾のタイミングで回避すると躱しやすい。

  • 角叩きつけ→氷塊飛ばし
角を地面に刺し、そのまま頭を振って氷を削り取り飛ばす。
地面に刺す際に超震動、削った地面からは噴水が発生する。
角叩きつけの発生が非常に早い上かなりの威力のため、常にこのモーションを意識し早め早めの離脱を心がけよう。

  • 振り向き角叩きつけ
後ろをチラ見したあと反転しつつ角を突き刺す。
反転中の尻尾にも攻撃判定があり、突き刺しで超震動が発生。
アノルの後ろで立ち回っていると↑の尻尾振りと合わせて高確率で使用してくる。
突き刺しは見た目通りの判定になっており超振動を除くと少し離れるだけで当たらない。
多少距離を開けておけば、抜刀ダッシュで接近して突き刺し直後に頭を狙うことができる(超振動を無効化しないといけないが)。

  • 潜行→飛び出し
ターゲットしたハンターの方を向いた後一旦飛び上がってからドリル潜航し、
そのハンターの足元から飛び出して角を地面に叩きつける。
飛び出してくる直前に氷が3回巻き上がるのでそれでタイミングを計ろう。
叩きつけの際には超震動が発生し、叩きつけた後は角が地面に刺さってチャンスとなる。
この技にも氷属性やられ【特大】が付いているが、
飛び出しに被弾しても当たり判定が消えるタイプの打ち上げになるのでコンボにはならない。

  • 角叩きつけ→大爆発(怒り移行)
角を思い切り叩きつけて超震動を発生させつつ周囲の地面にひびを入れ、
更に大爆発を起こし最後に超咆哮する。
叩きつけに氷属性やられ【特大】、爆発に龍属性やられ【大】ついている。
爆発の当たり判定はやや早めに発生する。
怒り移行モーションなので覚醒後は使わなくなる。技の規模はともかく使用中の隙がかなり大きいので、
できれば、頭と尾が低位置で動かなくなるこのモーションを使ってくる間に両部位破壊しておきたい。

  • 往復龍ブレス(★2~)
右→左、左→右と龍属性ブレスを薙ぎ払う。アノルから距離をとった正面にたっていると高確率で使用する。
龍耐性がないと★2でも大ダメージを受ける。
最後の方まで判定が残っているほか、1回目に当たって受け身を取ると2回目も当たることになる。
受け身を取らなければ当たらないので、これで根性が発動していたら受け身しないのが吉。
ガードすると簡単に防げるが、2回目の判定は別物なので2回ガードしないといけない。
ちなみに上下判定はほぼ見た目通りなのでハンターかアノルのどちらかが極海の傾斜(水辺付近)に居ると、
ビームが頭上もしくは足下を通過し、当たらないことも。

  • 打ち上げ串刺し(★4~)
★4で解禁される、アノル唯一のコンボ技にして救助不可能の強制即死攻撃。
まず前方にまっすぐ角を突き刺してから少しの間を置いて打ち上げをする。この角を突き刺す際に超振動は発生しない。
打ち上げを食らったハンターがいた場合、
飛び上がってハンターを角で串刺しにしそのまま氷の中に叩きこんで強制即死させる。
打ち上げられた人は基本的に即死のためこれ一発で3乙なんてことも…。

突き刺しを見てから回避する猶予はある程度あるものの、打ち上げの範囲は広めなのでうまく回避しよう。
角を突き刺すモーションにも当たり判定がある。あたると結構痛い上、怯みなしのため、知らぬ間にガッツリ削られて打ち上げ部分のダメージで死ぬこともある。
また、即死追撃でアノルが地面に接触する瞬間に範囲広めの当たり判定があるため、巻き込まれないよう注意。
この手の技のお約束?として、誰も打ち上げに被弾しなかった場合は串刺しが成立せず隙ができる。
NPC(ラスタ、パートナー)は喰らうと落とし穴状態になる。

なお突き刺しも打ち上げもダイブによる着弾も通常ガードで防ぐことができるが、密着している場合はめくりに注意。

ちなみにこれを喰らって打ち上げられている最中に氷漬けになると即死判定の押し付けだけは回避される。
といっても空中でタイミングよく凍っていないとダメなので、狙ってできるものではない。
むしろ打ち上げを回避する際に凍ってしまう方がよっぽど危ないので、これを理由に耐性を下げるのは推奨できない。

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最終更新:2018年09月27日 13:06