辿異種ルコディオラ

磁力を纏った翼は形を変え、青く変色し、自在に周囲を操作する。
異を辿りし翼を持つ極龍ルコディオラ。黒き粒子が狩人たちに迫る。『極翼の極龍』2017/8/31より解禁。

発達部位の「翼」が特徴のモンスターで、
翼の骨がいくつか退化した代わりに、残った骨が異常に太く頑強なものになっている。

破壊可能部位は角・翼・尻尾
発達部位の翼は左右の区別なく一部位であり破壊段階はオミットされている。
部位破壊は各部位をしっかり狙いさえすれば難しくはない。

弱点は通常(磁力纏い)として龍>水>氷(氷>水)。
物理は斬が翼>尻尾>頭(同)、打が頭>翼(頭>尻尾>腹)、弾が頭(尻尾>腹>頭)。

上述の通りルコディオラの特徴でもある磁力纏いは健在。
加えて龍属性やられ特大を受けると回復アイテム使用で逆にダメージを受けるようになってしまう。
また、攻撃力が高く即死級の技も多数使用する。
そして後述の点から、「発達部位の破壊」が攻略面の最重要要素となる実質初の辿異種モンスターでもある。

なおルコディオラと言えば「岩が本体」だが……
辿異種となったルコディオラは、浮遊する岩は駆使せず、
磁力攻撃のほとんどは、岩ではなく地中に含まれる砂鉄を媒介したものとなっています。
その攻撃もまた独特な雰囲気が感じられるものになっていますので、ぜひ一度挑戦ください。
(第480回運営開発レポートより)
この通りに辿異種は「常時浮遊するいつもの岩」は使わないが、「岩を使わない」わけではない。

武器は双剣、笛、スラアクF、棍、ヘビィ、弓がある。
原種同様龍属性と麻痺属性を持ち辿異スキルは耳栓強化+1、いずれもルコの強さに見合った性能の高さを誇る。
防具はルコZシリーズで耐性は火と雷が+、-は龍水氷の順で弱い。
スキル面では剣士頭に巧流強化が付いているほか、贅撃や闘覇といった特化型のスキルのSPを持つ。
MHF-ZZでマグネットスパイクも追加。現状唯一の麻痺属性を持つ辿異武器マグスパでもある。

クエスト

以下のクエストで登場する。

受注GR クエスト名 フィールド 発達部位素材
200 極翼を備えし極龍 砂漠(昼) 極龍の極翼
400 操磁操雷の双極 迎撃拠点 極龍の極上翼
600 磁界を統べし極翼 迎撃拠点 極龍の極剛翼
800 磁極の翼 砂漠(夜) 極龍の極絶翼

ちなみに砂漠フィールドでは従来と違いエリア1に居り一切エリア移動しない。

龍属性やられ【特大】

原種からそうであったように辿異種ルコディオラの攻撃は殆ど龍属性攻撃である。
なんでもない突進や不意のタックルも龍属性。
そして龍属性攻撃に被弾すると龍属性やられ【特大】を発症する。
この状態になると
  • 体力ゲージの残り体力緑部分が灰色になり、赤ゲージ含め回復しなくなる
  • 回復アイテム使用で逆にダメージを受けることになる
というデバフを受ける。龍耐性55以上で無効化可能。

火・雷属性やられとは違い即座に死に至るものではないが、やはり体力に関わる時点で危険。
頻繁に繰り出す砂鉄や龍属性ビームにも付随するためいちいちウチケシを飲んでいては間に合わない。
粉塵があれば救出できる大技も食らった瞬間死亡確定になる為無効化を推奨。
また吸血スキルもほぼ無効化されるため、併用する場合は必ず龍耐性を55以上まで上げること。

攻略


基本的な動きはこれまでのルコディオラとあまり変わらないが、
  • 砂鉄地雷の設置
  • 浮遊する本体岩が無い
  • 翼を破壊するまで常に怒り状態が維持され、行動速度も強化される
など、やりやすくなった要素とやりにくくなった要素が混在している。
大雑把な印象としては戦いやすくはなったが、辿異種の常として一撃もらって即死が見える技を多数搭載。
根性貫通も当たり前なので、頼りっきりにはできない。
ただしさすがに★4とかになると攻撃力そのものが高く、起き攻めの突進や打ち上げ空中コンボで根性が機能する場面もある。

砂鉄地雷は地雷と呼んではいるがハンターが踏むと発動するようなものではなく、特定のモーションでルコを中心とした定位置かハンターを狙って設置すると一定時間後に砂鉄が突き上がる。ようは原種ルコがバックジャンプ共に盛り上げる地面に近く、吸引の磁力効果があるため磁力やられが発症しているハンターは砂鉄地雷に吸引され攻撃範囲に入ってしまう。
また後述するが辿異種ルコディオラは三種の超妨害要素を全て駆使するため、それらで足止めを食らっている場合怯みアクションのまま確定で砂鉄地雷に当たることになり(砂鉄地雷に限った話ではないが)非常に厄介。
慣れない内は火力を捨ててでもスキルを耐性、防御面に割くと戦闘はスムーズになるだろう。
狩衛戦の戦歌の賞が来ている時は歌スキルで磁力耐性を入れるのも有り。
特に近接は磁力と超三種を無効にするといくつかの新技を纏雷巧撃稼ぐなり殴るなりし放題のほぼボーナスタイム化できる。

また、砂鉄地雷は当たり判定が地雷の中心部真下から生えてくる関係か、地雷の中心部でガードする場合、どの方向を向いてもガードできる模様。
(当たり前だが地雷の中心部以外でガードする場合、地雷の中心方向に向かってガードしないと捲られる。)
大剣やスラッシュアックスFなどで挑む場合覚えておくとガードの機会が増えてハッピーになれるかもしれない。

部位破壊はしやすいほうで、部位耐久値の割には体力が高いため全破壊も難しくない。
発達部位の翼は判定が改善されて本体付近を殴っても翼になることに加えて、
よく下げるため割と適当に殴っても翼に当たる。
角は翼同様に二段階判定が無くなり一度のみになったが、尻尾切断は一定体力以下である必要がある。

麻痺るとその場でもがきながらぐるぐる動き回るのはこれまでと一緒。
とはいえ麻痺武器が1人程度では(腕前にもよるが)全部位破壊した後で1度麻痺るか否かぐらいなので、
部位破壊が終わった後に畳み掛けるつもりで持っていくならあり。もちろん麻痺が有効と言われるとNO。
特に辿異種はあまり移動しない為、武器種によっては攻撃モーションで足を止めてくれた方がマシまである。

翼を破壊すると怒り状態が強制解除されて攻撃力・行動速度が激減し、一部の凶悪な技も使用不能となる。
先述の通り、ここまで明確に弱体化する辿異種はルコディオラが初(正確には直前のミドガロンも、かなり弱体化するが)。
翼破壊を行うと大ダウンする点もあわせ、最優先で翼を狙うようにしたい。
なお破壊可能部位以外の肉質は非常に硬いようで、部位破壊無視は却って時間がかかる。

600になった途端、異常に固くなったと感じる人も多いと思われるが、それもそのはず600の時点で全体防御率は0.1、800になると0.08となり、そこから発達部位を破壊するまでの常時怒り時の補正で全体防御率が0.7倍され、実質的な全体防御率は600が0.07、800は驚異の0.056(極み吠えるジンオウガの実質的な全体防御率0.055とほぼ同じ)となる。
もちろんこれは辿異種でもトップの耐久で、この怒り補正と肉質やモーションの面も含めてやはり翼の破壊が最重要と言える。
なお毒がよく通るため毒変撃(怪奇)+氷界創生戦法の場合はそれをある程度無視できるが代わりに部位破壊の難易度は上がる。
下記の通り対策が必要な要素も多いためその分火力を落とすことになり高い耐久と相まってクエスト時間が伸びやすく、なおかつ高レベルではみなもとがあっても回避しなければ即死する攻撃を回数制限なく行ってくるため、古龍の特別性を意識しているのか純粋な狩猟難易度自体もトップクラスとなっている。

2019年1月のアプデで★1と★2の防御力が低下し、これによって翼破壊がかなりやりやすくなっている。
また、★1では各種即死技の使用頻度が大幅に減少している模様。
この関係上★1についてはかなり戦いやすくなったと言えるか。

有効なスキル、アイテム

  • 龍耐性対策…耐性値55以上で龍属性やられ特大を無効化可能。
    PTの場合、粉塵で助けてもらえる攻撃が多いため、いざというとき助けてもらうために最優先で確保しておきたい。
  • 耳栓強化…使用タイミングは決まっているが、隙をオミットするように吼える。
  • 風圧強化…ルコディオラの場合超風圧で砂鉄地雷や岩に飛ばして大ダメージを負わせるように使うため、超風圧被弾=大ダメージという構図がほぼ避けられない。
    なおかつこれさえあれば大チャンスになる技があるので優先的に付けたい。
  • 耐震強化…頻度自体は低く(モーション説明で記述するが、超震動が付与されるモーションは一つのみ)、それが即乙に繋がることは少ない。ただし行動速度が速いので長時間の拘束は危険である。
  • 磁力耐性…大技対策に極めて有効。
    スキルカフや状態異常無効【多種】、期間限定だが歌スキルなどで付けられる。
    龍耐性の確保に難儀するため、シャガルGXで多種の発動を狙うのはできるだけ避けたほうがよい。
    パートニャーを連れていける場合、衛生の調べをつけるのもいいが確実性はない。
  • 巧撃、纏雷、巧流…磁力に抗うように回避するだけで(磁力耐性があっても)反応する。
  • ガード性能強化(ランス&ガンランス)…一部の大技を強ガードや範囲ガードで防げるようになる。

ぶっちゃけすべての対策スキルを備えるのは大変なので、
慣れてきたらプレイヤースキルにあわせ、弱点をカバーする形で対策スキルを搭載していったほうがよいだろう。
一応生存のための優先度としては龍耐性&磁力耐性>その他ではある。

モーション

とにかく似たような溜め方の攻撃が多く、慣れないうちは判別しづらい。
おまけにビームや設置型攻撃など飛び道具に広範囲攻撃が多彩で、中距離以遠の安全地帯はない。
逆を返すと飛びかかりや突進といった肉弾攻撃はあまり多用しない傾向にあるので、その場から動かないモーションが多い。
各種ステップからは新技はあまり使用しない為、ステップを見たら突進か飛び掛かりかビームと思った方がいい。

側面~後方はモーションを見てからでは回避が間に合わず食らうと致命的な攻撃は(既存の一部モーションを除き)殆ど無い。
そのため頭を攻撃する時以外は極力側面に回るようにしたい。
武器種によっては側面から頭を攻撃できるリーチ極長武器がなかなか役に立つ。

以下では新規モーションに加え、性質が変化した従来モーションも合わせて記載する。

  • 岩フィールド生成→追尾滞空→落下
開幕確定使用、その後も普通に使う派手な技。
まずルコディオラを囲むように広く岩を隆起させリング状のフィールドを生成、そして上空へ飛ぶ。
その後誰か一人を狙いゆっくりと追尾、その後まず岩フィールドを落とし、
本体が超風圧と共にプレス攻撃し一拍おいて超咆哮とともに岩フィールドを消滅させる。
プレスに当たるとダメージなのはもちろん超風圧を食らっても周囲の岩に激突して大ダメージを受けてしまう。
岩フィールドを落としてからプレスするまでのタイミングは不定なのでカメラを上に向けて目視で対応しよう。
なお普通に岩フィールドに触れてもダメージになるので注意。

ただ即死攻撃などではなくどちらかと言えば魅せ技。
超風圧もガード可能なのでとりあえず盾でも構えておこう。
カメラワークの都合で岩に視界が遮られるのも困りどころだが、
一番困るのは岩リング生成時と落下時の両方に高威力の判定があることで、PTメンバーの位置によっては起き攻めになる。
なお対処がめんどくさいと思ったら他PTメンバーに押し付けてフィールド外に逃走も可能。
余談だが、明確に「岩」を使うのはこの行動だけで使用後に岩を纏ったりもしない。
この攻撃に限らないが、追加技の大半は翼破壊後使用不能となる。

  • 電磁加速砂鉄砲
背中に急速に砂鉄を集め、1秒ほどのチャージで超高速の砂鉄の弾丸を発射する。
印象としては現実に存在する兵器のレールガンそのもの。
的となるハンターを正確に捉えるため、ルコの前方に吸引の磁場が発生する。
この磁場はルコの目の前だけでなく直線弾道上の一定間隔にて発生するので、離れているからと言って油断していると磁場に吸い込まれて撃ち抜かれる。
短い溜めからは想像もできないほどのとんでもない高威力(★4になると通常辿異ZX一式でも瀕死or即死)だが、
高速で発射するということもあり、攻撃判定は非常に短く回避は比較的簡単。
発射の目安としては、吸引磁場が収束していき無くなったとほぼ同時なので、足元の磁場を目安に回避すると良い。
また、当たり判定の幅も意外と狭くルコの頭の幅より少し広い程度の範囲なので、回避で磁力を振り切ってサイドに逃げるのも有り。磁力耐性があるなら適当に前転しても簡単に避けられる。
しかし、射程については砂漠のエリア1の端から端まで届かんばかりの超長射程かつ一瞬で着弾するため、油断は禁物。
これだけの破壊的威力を持つこの攻撃だが、実は普通にガードできる。
前方の中距離以遠にいる場合に行ってくることが多いので慣れていけばなんとなく使用タイミングがわかる。
本体の側面から後ろはなにもないので殴り放題。


  • 磁力吸引
剛種からおなじみのダイソン。
ただしG級個体仕様の中速度スリップダメージ根性貫通攻撃なので被弾すればまず助からない上にチャージ時間が短縮されており、素早く対応しないと間に合わない。
辿異種ルコディオラ戦における大きな脅威の一つ。
磁力耐性があるなら引き寄せが無効化されるため、素早く抜刀ダッシュで逃れるとよい。
問題は磁力耐性が無い場合で、一応フレーム回避はできなくはないのだが元個体がそうだったようにタイミングが恐ろしくシビアでG級個体同様ガードも出来ない。
更にG級個体と違って使用後の威嚇がカットされているため、その場で往なすメリットも薄い。
よって基本的には武器を仕舞ってダイブが良いが、チャージ時間が短いため武器種やスキルによっては間に合わず、備えていても少し無駄な行動を挟んだだけで死に繋がるので常に意識しておきたい攻撃。
磁力耐性を付けていても、空中静止してからダッシュしていたのでは間に合わないので早めの行動を。

上述の通り2019年1月のアプデ以降、★1では使用頻度が低下している。
アップデート情報によると★1ルコの技の使用頻度について調整されたとのことで、★1時点での即死技であるこれを指している可能性が高い。
ちなみにこの他にも、特異個体が使う打ち上げコンボ2種の使用頻度が抑えられている様子。

  • 滑空押しつぶし
原種でもお馴染みのモーション。
動きや反発、吸引の発生はほぼ同じだが、押しつぶしの際に広範囲に超振動が発生する。
離れていて押しつぶしが直撃しなくとも、超振動を食らってから各大技を食らっていては元も子もないのでタイミングを覚えてしっかりと避けたい。
なお翼破壊後も普通に使うが、超震動が無くなる。

  • 超咆哮→砂鉄地雷生成
磁力やられ粉塵を振りまきつつ低い声で唸った後、超咆哮でハンターを拘束し、砂鉄地雷で追撃する。
超咆哮と同時に斥力が発生しており、無理やり砂鉄地雷の生成圏内に押し出した後、砂鉄地雷で吸引してくる。
言い換えると、超咆哮に被弾してしまっても磁力耐性を積んでいれば砂鉄地雷の追撃にあたる確率はグンと減る。
超咆哮で拘束されているため後の攻撃の対処が難しいのは変わりないが。
なお、ルコの至近距離に砂鉄地雷が生成されるため、超咆哮を無効化なり対処なりしても、斥力と吸引に対してルコに密着するように回避行動をしないと砂鉄地雷に被弾してしまうので注意。

  • 片翼叩き付け+砂鉄地雷生成
前足を片方持ち上げて片翼を叩きつけ、同時に砂鉄地雷を叩きつけた側に広範囲+遠距離まで生成する。
左右どちらにも行う技で持ち上げている前足にも判定があるので、磁力耐性があるからと殴り掛かると返り討ちに遭う。
更に持ち上げていない後ろ足や尻尾にも判定があるようだ。
安全地帯は反対側側面、もしくはルコと砂鉄の間。
一番本体に近い砂鉄地雷は叩きつける翼を回避するタイミングで避けられる。

  • 吸引→(超風圧+砂鉄地雷生成)×2
尋常ではないほど強力な磁場でハンターを吸引し、引き寄せたハンターを二回超風圧で吹き飛ばし、
更に吹き飛んだハンターをばらまいた砂鉄地雷で追撃する。
砂鉄地雷は位置固定+中遠距離にいるハンターピンポイントで生成されるため、超風圧で吹き飛ばされたハンターはもちろん、中遠距離で立ち回ってるハンターも砂鉄地雷のターゲットになる。
風圧強化があれば殴り放題だが、磁力耐性なしで本体から距離を離しすぎると、発生する砂鉄地雷による吸引されてしまうので注意。
ただ殴り放題とはいえ頭が持ち上がっている上に羽ばたくので翼も攻撃しづらく、部位攻撃チャンスかどうかは微妙。
ちなみに全難易度を通じて頻繁に使ってくる。
風圧をガードで対処したりゲージを回収したりする場合最初の吸引で本体の真ん中まで引っ張られるためガード方向に気をつける必要がある。

  • 磁力ビーム
原種でも使ってきた往復しながら撃ってくる単発ヒット吹き飛ばし判定のもの。
★2以降は本攻撃を封印し、代わりに下記の攻撃を使用してくるようになる。

  • 極太磁力ビーム(★2~)
辿異種ルコディオラ最大の脅威。クエスト失敗要因その1。
★2で最大の脅威が解禁される、辿異種フルフルリスペクトか

ビームが単発ヒットから、怯みモーションを一切取らない超高速多段ヒットとなる。
体力MAXからでも直撃すれば即死という超威力により一瞬で体力を削られきる。
万が一カスって運良く生き残ったとしても甚大なダメージを受けていることがほとんど。
一応そこそこ鍛えた超越秘儀発動時ならば直撃でも耐えやすくなる。
またクエスト前防御2500程度あればみなもとで体力半分程度のダメージに抑えられる。
生存確率を上げるためにも、残り体力はできるだけ高く保っておきたい。
なお、流石に再燃や根性札Gを無力化するほどの鬼畜ではないが、防御力や当たり方によってはそれすらも危険。
後述する位置取りのほか往復ビームの折返し部分でもなければ回避で抜けることもできるので落ち着いて対処したい。

撃つモーションは3つあり、
通常の往復薙ぎ払い。(判定が広がっており、前足と頭の内側にいても被弾するので注意。)
一瞬だけ溜めて前→左側に極太ビームを薙ぎ払って単発で放つ。
一度単発ヒットの細いビーム(中威力)を往復するように撃った後、もう一度極太ビームを高速で左→右へ一薙ぎする。
(すべてルコから見ての方向)

この内一瞬だけの溜めから左側に放つモーションは側面叩きつけと似ており、
後ろ足に居れば当たらない。慣れない間は後ろ足に張り付くのもあり。

また、極太ビームは超長射程なので遠距離で撃たれた場合回避できなければ死亡確定。
ただもう一射する場合、咆哮は聞こえず「カラカラカラ…」と歯車の回るようなビーム音が聞こえるので判別自体は容易。

この極太ビームも元のビーム同様一応ガードは可能。
通常タイプのガードは一瞬でスタミナを削り取られて死ぬので強ガードなどを使うかガードストックの強走効果を発動しておくかする必要がある。
また、片側一瞬の薙ぎ払いであればブロッキング系の武器でもガード成功時の無敵時間でやり過ごすことが出来るが、左右薙ぎ払いを正面の中距離からガードしなければならなくなった場合は2回連続ガードしないと即死する。
ビーム折り返しの部分でガードしてしまった場合はお察し。

ここまで読んだ方なら大方予想はつくと思われるが、ルコの右側(向かって左側)で立ち回ると比較的安全に対処することができる。

往復ビーム派生 細いビームを見てから後ろ足に移動すれば極太ビームには当たらない。
極太ビーム発射時、反動で後ずさる(本体には判定なし)ので前足付近は危険。
細いビームに被弾して受け身を取ってしまうと極太ブレスの餌食になってしまうので注意。
単発極太ビーム 前方からルコ自身の左側に薙ぎ払うため、右側が安全地帯。
往復極太ビーム 側面が安全地帯のため、張り付いていると使用してこない。
ただしバックジャンプから派生する本攻撃には注意。

この極太ビームブレスへの対処のためだけにでも、こちらから見て左回りで行動すると生存確率を大きく上げることができるだろう。

ちなみにヒット時には怯みが発生しない(天廊の番人やG級祖龍と一緒)。
なのでビームから逃れるように回避行動を取れば、運がよければ直撃しても助かることがある。
最後まで諦めないのが肝心。

なお、余談、かつ本攻撃と直接関係ないが、尻尾付近で立ち回ってくると既存モーションである「前方引掻き→反転引掻き」を繰り出してくる。
ほぼノーモーションで引掻き回してくる上、威力がなかなか高い攻撃である(龍属性やられ【特大】も付いている)ため注意が必要である。
このことから、辿異種ルコディオラは位置取りを工夫することで安全にたちまわることができるという、ある意味モンハンの原点に振り返ったモンスターとも言える。

  • 砂鉄突き上げ拘束攻撃(★4~)
強烈な初見殺しの確殺攻撃。クエスト失敗要因その2。
まずその場で長く溜め、それと同時に各ハンターの足元に黒い砂鉄が渦巻く。
そしてルコが前足を踏みしめると同時にハンターを中空に串刺しにするよう砂鉄で突き上げ拘束、スリップダメージで規定体力まで削った後、トドメに砂鉄を爆破し、ハンターの体力を確実にゼロにしてくる。
爆破後は空中吹っ飛びモーションになり、もちろん着地したら死亡する。

かなり変わった攻撃だが、よく考えてみればなんてことはない打ち上げ型の典型的な空中確殺攻撃である。
打ち上げタイミングは上記の通りで、砂鉄のロックオンは攻撃判定発生までしつこく続くが判定発生時の直前に終わる。
また判定自体は一瞬である。足元のエフェクトや音では発生がわからないが、ルコの動きを見ていれば発生タイミングの把握は容易。
従って対処方法としてはこれも、
タイミングを見計らってフレーム回避
武器を仕舞ってダイブ
などでよい。
ただしダイソン同様武器種やスキルにもよるが納刀するにはやや時間が短いかもしれない。
どちらにせよルコの動きをよく見ていれば回避自体は簡単なので、慣れれば怖くなくなる。
とは言っても超妨害行動、磁力耐性、みなもとといった対策が意味をなさない即死技という意味ではやはり★4解禁にふさわしい脅威。

ちなみにガードは一切不可能……ではない。
辿異スキル「ガード性能強化」でガード性能+2を超えた段階にしたランスとガンランスの、
強ガード(及びランスの範囲ガード)限定で問題なくガードできるようになっている。
両武器種は対処が凄まじく楽になるので、発動させておきたい。
ガードできるのはこのパターンのみなので、他の武器種ではどうあってもガードできない。

抜刀ダッシュはおろか移動速度+2発動時納刀ダッシュでも振り切れないが、一応ダッシュし続ける事で判定発生時に位置がずれる為多少タイミングを外しても避けやすくなる。
自信がないor安牌を取りたいなら素直にダイブしてもよいだろう。
一応射程距離があるようで、超風圧で吹っ飛ばされたくらいの距離以上は捕捉できない。場合によっては走って逃げてもいいかもしれない。

例によって粉塵による救出は有効だが、飲むなら体力がゼロになった「後」。
規定体力になるまでスリップダメージが続く関係上、砂鉄が爆発する前に粉塵を飲んでもスリップダメージは止まらず結局死んでしまうので無意味に粉塵を消費するだけになってしまう。

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最終更新:2019年02月04日 16:40