ディオレックス

MHF-GGにて実装。別名は雷轟竜。
ティガレックスが謎の発電板を取り込んだ結果雷属性を操ることが出来るようになったらしい。
さながらメガ○ンカしたティガレックスと言ったところか
電磁力を使って加速推進したり、電磁誘導で岩を高速化して飛ばすこともできる。モノホンのレールガン使いである。
3体目の烈種に対応したモンスター。
剛種は2014年の5月14日から、烈種は翌週5月21日からの登場となった。

濃い青色に染まっていてキリン武器(ショウコとか雷神剣の刃の部分)にも見える体の質感は、
鉱石を「アーマー」としてくっつけている為らしい。
雷属性で電磁力を発生させてくっつけており、アーマーを剥がすと灰色のティガレックスが表れる。
また、運営曰く「(GG当時の実装コンセプトにおける)穿龍棍と相性が良いモンスター」である。
「フォロクルルがどの武器種でもやりやすい相手なので、せっかくだからディオレックスは穿龍棍と~」という感じになったようだ。

このアーマーは無属性&複属性キラーといえるもので、硬化ミラ並みの硬さを持つ上に火・雷・水属性マイナスが発生する。
片手剣以外は紫ゲージでも弾かれてしまうが、攻撃時に発光する部位に関しては普通に攻撃が通る。

ディオレックスの素材を用いた烈種武器には「逆鱗」が付き、始種段階ではG8までに対応した武器は「ブチギレ」となる。
固有希少スキルは「絶対防御体勢」。
一度攻撃を無効化し、次に無効化できるようになるまでダメージが増えるというユニークなスキルだったが、
その強力さから大流行、かつての秘伝スキルと同様MHFに大きな影響を及ぼした。
MHF-Zで仕様変更され、完全に防御スキルとなるが、
こちらのペナルティも「大咆哮時アーマーを纏い直すまで強力な攻撃ができない」で一応繋がりはできるが。

武器は全種類用意されておらず、4番目の烈種であるガルバダオラの武器と合わせてちょうど全武器種を網羅する形となる。
いずれも雷属性を帯び、高い攻撃力と紫ゲージ(片手剣のみ剛種時点では白ゲ)を有しており、剛種段階で既に実用に足るスペックである。
単属性の雷属性武器で天嵐以降に派生するものが少ないためそういう意味でも貴重。

G10にて剛種が☆5のギルド指定クエストに抜擢。他の面子(バル、ガスラ、トリド、トア。いずれも防具が非G級において優秀という共通点を持つ)に比べて抜きん出て難易度が高かった。
現在は緩和されているがアーマーの硬さは健在のため、属性や斬れ味を考えないごり押しが通用しないことを教えてくれる先生的立場になるか。

剛種

かつては剛種でも最強クラスの実力を持っていた。
アーマーの硬さだけでなく、攻撃力も非常に高かったためである。
G9.1にて弱体化はしたがそれでも剛種の中では抜きんでていたため、2017年2月のアップデートで更に弱体化した(これはHR5のギルド指定クエ組全般に言えるが)という歴史を持つ。

HR5の時点ではアーマーをごり押しできるほどの装備環境は簡単には作れないため、
頑張って作るか、もしくは上述した「攻撃時に発光する部位」をしっかり狙う立ち回りが重要となる。
1個でもアーマーを剥がしてしまえば、その部位を集中攻撃することで討伐がグッと近づくだろう。

アーマーをごり押しするなら空色ゲージの出る天嵐武器&天嵐防具か、弾かれ無効を付けた龍属性武器で挑むことになるだろう。
ただその場合でも、「発光部位」は意識して狙うようにするとよい。

剛種の時点ではそこまで部位破壊が(素材的にも条件的にも)厄介ではないので、龍・毒の双属性が効果的。
毒はアーマー破壊には寄与しないが、1毒で体力の20%を削り落とせる。
また、アーマー破壊までは拡散弾やガンスの砲撃も効果的。無論味方をふっ飛ばさないように。
ただし、火属性マイナスなので排熱噴射や天ノ型ガンランス、徹甲榴弾はダメージを大きく軽減されてしまう。

装備は優秀だが、「絶対防御態勢」の位置づけが大きく変わった現在では他を突き放すほどかと言われるとそうでもない。
他の指定クエスト組の装備も概ね優秀なので、好みで。

烈種


ゼルレウスやメラギナスと違い、元から手加減無しであるためか烈種でも劇的な特性変化はない。
ただしアーマーの纏いなおし頻度が上がっており、当然それに伴う超威力咆哮も多用してくる。
ダイナミックに動き回ることで攻撃範囲を広めている上に攻撃力自体はゼルやメラギより高いため、
アーマーを素早く剥がし、部位破壊を決めていかないとジリ貧になる。
また、G級ゆえに怯み耐性が増加していくため弱点露出後も怯みっぱなしとまではいかない。

一方、アーマーを剥がせば豆腐になる点は健在であり、
ある程度の火力があれば一気にごり押しすることも可能。
部位破壊を重視したい場合は、麻痺やスタンなどを極力抑えないといけない(後述)。

ちなみに烈種武器は多くの武器を始種武器に強化できるのだが、
防具はオディバGFシリーズ以外は始種強化に対応していない。

攻略

基本的な事項は剛種も烈種も同じで、アーマー(剛種では肉質10~15)をどうにかしないとまともにダメージを与えることさえできない。
剣士の場合片手剣以外は空ゲがないと殆どの部位で弾かれてしまうため、ごり押しで破壊する場合は何らかの弾かれ無効要素は必須。

攻撃面では、咆哮系を除く多くの行動がティガレックスに似て非なる動きをするため、ティガの沿線上と思って挑むと痛い目にあう。
基本的に全てのモーションで「溜め」があるため、
その「溜め」の後に何をしてくるのか見極めると格段に楽に立ち回れるようになる。
また、この「溜め」でも各部位が発光するため、そこを突いてアーマー(部位)破壊をすることで、怯ませて行動を止めることもできる。
ちなみに発光した部位に攻撃すると赤くなり、発光部位全て赤くすることで部位破壊に関係なく強制的に怯ませる事が可能。

なお一番柔らかい状態は発光部位(アーマー剥がし、部位破壊後でも発光する)。
剥がした部位を集中狙いするだけでなく、目的の部位が発光したら攻撃できる時は畳み掛けに行くのも○。
勿論、部位破壊後でも赤変色による中断は可能。

弱点属性は龍、氷。氷はアーマーを剥がした後にプラスで通るようになる。
アーマーを剥がす前は相対的に属性の通りがよいので、弾かれ対策をした上で龍属性武器を用いるのも有効。
アーマーは火、水、雷属性を遮断する役割を持っているため、これら3属性は不適。
複属性を用いる場合、龍・氷を内包する闇属性がベスト。
龍属性割合が非常に高い黒焔属性はまだしも、他の複属性は内包する属性同士でダメージを大きく相殺してしまう。

上記した「穿龍棍との相性の良いモンスター」というのは、研究が進んで重要視されてきた空中戦ではなく、
穿龍棍の武器特性(ジャンプ回避、リーチ変更による肉質変化)との相性の良さという意味である。
ただしこれについては、Z2.3(2018年4月アップデート)で穿龍棍の各リーチの性能が再定義されるため、
以後は突出して相性が良いという訳ではなくなる。

ちなみに小部屋の肉質を見る限り適応撃が反応しないように見えるが、実は反応して弾で尻尾切断が可能。
これは間違っているのではなく、
有志の検証によると「特殊な肉質配置になっている」ために小部屋の肉質と合わなくなっているのが原因とのこと。
実際問題、絶対にアーマーが剥がれない腹等の肉質は辻褄が合わない部分と言えよう。

アーマーギミックがあるためか部位破壊が少々特殊なものになっている。具体的には後述。

【アーマーと部位の破壊について】
アーマー破壊可能部位=部位破壊可能であり、部位破壊は頭、両腕、両脚、尻尾。
腕と足の報酬は左右別々に出る。レア素材があるのは腕で、脚には専用素材がない。

ディオレックスは該当部位の怯みモーションでのみアーマー、部位破壊が可能な仕様となっている。
つまり、麻痺、スタン中はアーマーも部位も破壊できない。これは尻尾切断も同様である。
アーマー剥離にせよ部位破壊にせよ、ダメージの蓄積はするため、
上記破壊不可能時間中に必要ダメージがたまっている場合は次に1ダメージを与えるだけで破壊が成立するが、
一度の怯みで破壊されるアーマー/部位は怯みが成立した部位の1つのみであるため、
ポボルバルムと違いあくまで該当部位の怯みでないと破壊・剥離が成立しない。

アーマーを剥がした後の肉質が非常に脆いため、部位破壊を積極的に狙っていかないと破壊前に討伐、という事態に陥りやすい。
特に烈種は怯み耐性の問題で破壊が難しいので、アーマーを剥したら即座にその部位を集中攻撃して破壊しないと、
アーマーを纏いなおされてホッハすることになる。
かと言って剥がした後、部位破壊達成後に麻痺、スタンで畳み掛けると思った以上にHPを削ってしまい、
あまり破壊できずに討伐してしまった、なんてこともザラ。
部位破壊重視で行くのであれば麻痺、スタンを禁止し、アーマーを剥がした部位を積極的に狙っていくと言った判断が重要である。

ちなみに前足怯みで大ダウンを起こさない。
後ろ足も部位破壊も可能なのだが、報酬に寄与しづらい、ダウンする(部位破壊不可状態になる)ので、
もし破壊するなら他の部位を破壊し終わってからにするとよいだろう。

【スキル・アイテム】
ティガと違い閃光玉は無効な様子。あと罠も効かない。
風圧は発生しないようなので基本的には不要と思われる。

  • 剣術・秘伝スキル…アーマーはとにかく弾かれるので何らかの対策が必要。
    上述した通りHRハンターは剣術+1だけでも発動させればかなり楽になる。
  • 回避性能…自らも大きく移動しながら(当然判定がある)攻撃してくることが多く、フレーム回避を余儀なくされる。
    大咆哮や3連咆哮も避けやすくなる。
  • 早食い、生命の粉塵…自分狙いでない攻撃に巻き込まれることで追い討ちされるリスクがある。
  • 雷耐性…被ダメージの軽減にはなる。ただしG級は耐性1/2なので「雷属性やられ特大」を防げるレベルでもない限りはあまり効果がない。

【モーション】
  • 大咆哮
開幕時確定で使用。体を動かしつつアーマーを纏い、3回動いた後に纏い終え、放電を伴う大咆哮を発する。
HRではかつては多くのハンターを葬る超威力であった。
流石に現在では並み程度ではあるが、それでも剛種では一番痛い一撃になっている。

判定は一瞬だが、咆哮後に起こる地割れのエフェクト発生時に判定が発生するため、咆哮と同時に回避すると確実に拾われてしまう。
回避の自信がなければ、さっさと遠くに離れてしまったほうが良い。
以後も、部位未破壊、かつアーマーが剥がれている部位にアーマーを纏い直す目的で使用する。

発光部位は部位破壊可能部位全箇所。PTメンバーで協力しないと妨害は難しいだろう。

烈種では怯みなどを除いて見ると、剛種より纏い直し目的での使用頻度が上がっている。
そのため、烈種のG級システムを活かしたコンセプトに反した低防御装備で攻撃を受けまくると、回復している所に再度纏いなおされ、
硬い肉質で相手する時間のほうが長い、なんてことになり消耗戦が避けられなくなる。

  • 回転攻撃
片腕、片脚に電気を纏い小ジャンプしつつかがみ込み、その後横方向に回転しながら突き進む。
回転移動する方向は体勢や発光部位で見極めることが可能。見極めづらくても、横方向は危険と思ったほうが対処しやすいか。
見た目に反して当たり判定は発光した部位のみで、張り付いていなければ前脚を警戒していくことになる。
5/4回転するので回転方向前方は2回来るため注意が必要。

  • 回り込み⇒噛み付き
頭部、尻尾を発光させつつ、尻尾をしならせながらかがみ込む体勢を作る。
その後ディオから見て左側から直進する形で高速で回り込み、放電を伴う噛み付き攻撃で正面にいるハンターに不意打ちを仕掛ける。
回り込むディオレックスにも判定があり、かつ回り込み終点で尻尾を振り回してくるため注意。
振り回す尻尾を回避すると位置の関係で噛み付きは当たらない。

  • 電磁岩飛ばし
片腕を発光させつつ軽い予備動作を行い、その後光った腕に対応した方向にサイドステップで回り込み3WAYの岩飛ばしを行う。
ティガの岩飛ばしを回り込みつつ行う、という感覚である。
ティガのと比べて岩の弾速は遅め、かつ中距離で爆ぜるようになっている。

  • 電磁突進
後ろ足を光らせ、長い予備動作の後前方に突っ込む。直進なので横に退避することで簡単によけられる上に後ろ足に張り付いていれば当たらない。
他の攻撃動作と比べ、予備動作時間が長いので発光部位に畳み掛けることが出来る数少ないチャンスか。

  • 三角飛び
後ろ足と尻尾を光らせ、その後尻尾で地面を抉り即席の壁を作った後、吠えつつ壁に張り付き、前方に飛びかかる。
動作がかなりわかりやすく、かつ長いので対処は容易だが壁に張り付く際の吠える動作に音圧判定がある。

  • 3連咆哮
軽く後脚で地面を引っ掻いた後、左⇒右の順に吠え、最後広範囲に判定が及ぶ咆哮を行う。
咆哮時に対応する後脚が発光する。最初の2咆哮は反対側の脚側まで届かず、
3回の咆哮共判定が一瞬なのでうまく回避し、攻撃チャンスを作っていきたい。

  • 咆哮
ティガと同じタイプの咆哮。こちらは単純に怒り移行時に行うのみとなっているが、バックジャンプはオミットされている。

  • 電磁レーザー(烈種)
岩飛ばしに似た予備動作を取り、回り込んだ後に回り込んだ方向の反対側180°程をレーザーでなぎ払う。
見た目に反して威力は低いが、発射、薙ぎ払いの速さが脅威となる。
岩飛ばしとは大雑把に見ても、頭が光る点でどちらが来るか見極めることが可能。
近距離では回り込みの本体判定も考慮すると270°近く攻撃範囲があり、広いので気をつけたい。

  • ジグザグ飛び(烈種)
バックジャンプした後電磁力を腕に纏い、
地面を叩いて前方左手前、右中距離の地面を浮遊させて手前の地面から飛び移って行き、
3回目で直進して地面に着地する。
予備動作がわかりやすいバックジャンプなので、回避は簡単。
ただし浮遊する地面に直撃すると打ち上げ→飛び移るディオに当たるor岩盤落下の追撃ダメージを受けてしまう。
攻撃力自体はそこまで高くないが、真根性で耐える戦法だと容易に貫通するので注意。

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最終更新:2018年04月06日 11:08