辿異種ハルドメルグ

流体金属を司る操核が頭部全体を覆うほどに発達したハルドメルグ
操核を保護する金属は兜のようになり翼の先が炎のような色に染まっていることで凶暴そうな印象が強くなっている。

発達部位は頭(操核)、翼、尻尾、前脚(片方破壊で報酬発生、両方破壊しても報酬は増えない)。
なお、尻尾の部位破壊について、原種は破壊であったが辿異化によって切断可能となっている。
頭と爪は常に攻撃可能で原種ではやや狙いづらかった尻尾も簡単に切れる。
翼は意識していないと残りがちだが翼の流体金属が剥がれる時は隙も大きいのでそのチャンスを狙って破壊したい。
頭は破壊すると大ダウンし以後俊敏性が低下し頭は常に操核露出状態となる。

物理弱点は斬が尻尾>>頭、打が頭>>腹、弾が頭≧尻尾≧前脚。
流体金属が剥げている時はほとんどの部位で30以上通り弱点は40~45と辿異種としてはかなり柔らかくなる。
弱点属性は龍≧火>>雷となっており、火と龍は全体的に満遍なく通る。
露出状態では雷も同程度通るようになるが元の肉質を考えると龍、火、炎、黒焔、紅魔が有効だろう。

武器は片手剣、双剣、大剣、狩猟笛、ランス、ガンランス、マグネットスパイク。
全て無属性で、片手、双剣、大剣、ランスはリーチ長となっており、
斬れ味も生産時点で匠込みで空100、紫50、残り全て白(全武器共通)とかなり優秀。
また、辿異スキルも幕無強化で統一されている。

防具はハルドZシリーズ。
両タイプとも頭脚に幕無強化を備えている。
スキルに関しては全部位とも剛撃を基本に人気のスキルのSPを持っており、溜め威力+10や連射+10を持つ部位もある。

コモン素材は司銀龍の白鎬隣、重鎬皮、細鎬骨、流紅血で準レア素材は紅髄、レア素材が大操核。
部位破壊素材は鋭鎬〇が下位、〇操核が上位素材。

クエスト

受注GR クエスト名 フィールド 発達部位素材
200 極頭を備えし司銀龍 迎撃拠点 司銀龍の極頭
400 輝く白銀、流れる刃 司銀龍の極上頭
600 流銀自在 迎撃拠点 司銀龍の極剛頭
800 緋銀の頭 司銀龍の極絶頭

状態異常

  • 膝崩れやられ…☆2以降に解禁される技で使用してくる。
    原種で脅威だった回転攻撃には付与されていない。

有効なスキル、アイテム

  • 耳栓強化…発覚時と怒り時、根性貫通の攻撃の始めに使用してくるため、強く推奨する。
  • 吸血、ダメージ回復速度(抜納術)…流体金属のスリップダメージを回復できる。

攻略

原種は高い知性でハンターの動きを学習しているため流体金属を操って模倣した技を使うという性質があったが、
操核の発達によって模倣の域を超えた高い次元で流体金属を操りその特性を活かした巧妙な攻撃を行ってくる。
元々非常に攻撃力の高いモンスターとして知られており、
同じく古龍種の辿異種であるルコディオライナガミがかなり強力なモンスターなので、
苛烈な攻撃を繰り出す手強いモンスターになっていることが予想されていた。

しかしながら、しっかり装備が整っていれば★1程度ならこれまでの辿異種モンスターと大して変わらない難易度、
というか★1でも一撃が重すぎるガスラや問答無用の即死ビームを放つトリドなどに比べるとかなり戦いやすい。
攻撃力についても★1・★2ではかなり抑えられており、原種よりダメージを受けにくいかもしれない。
★が上がって攻撃力が上昇すると手強さはあるものの、それでも何を喰らっても即死という程の火力はない。
脅威となる根性貫通技は★2にて2つ同時に解禁されるが、セットになっており一定体力毎にしか(最大4回)使わない。
★4でもう1つ解禁はされるが対処は難しくなく、迎撃拠点でもあの攻撃は使ってこないのでその点でも気楽。
むしろ迎撃拠点ということで(多分味方の)大砲がハンター周囲に飛んできて視界を妨害する事の方が厄介
そして目立った妨害要素が超咆哮しかなく、スキル面での対策がしやすくなっている。
一応怒り時には足元にスリップダメージ空間が発生するため火事場時などは注意。

またハルド自体がそうだが攻撃後の隙が大きく、辿異種では更にそれが強まっている。
操核露出についても原種以上に「狙える」タイミングが増えており、
これを意識して攻撃していけばルコやイナガミほどのタフネスは実感しないだろう。
一応破壊可能部位以外は金属を纏っているとルコの非破壊部位並みに硬いので、闇雲に殴るのはお勧めしない。

原種と同様に流体金属を使う技を出すと一時的に特定部分の操核が露出し肉質が軟化する。
操核露出中に閃光を当てることで、金属纏いを妨害することができるのも変わっていない。
討伐支援クエストには、支給品として閃光玉が用意されているので活用しよう。
また、発達部位である頭は攻撃では操核が露出せず、破壊すると頭のみ常に操核露出状態になる。

対処面では基本通り予備動作をしっかり把握することが鍵になるので、
数を重ねていくことで被弾も減っていくだろう。
攻撃面では操核露出時の肉質がかなり柔らかいようなので、
積極的に攻撃をしかけたり麻痺スタン磁縛閃光といった拘束で露出状態を延長したりすると大きなダメージを与えることが出来る。

頭を破壊すると大ダウンするが、この際全部位の操核が露出する(それ以降は頭以外は金属を纏いなおす)。
G級古龍としてはかなり長い時間ダウンするので一気に畳みかけたい。
破壊後は一部の技が弱体化し、ハルドの動作が遅くなり回避などのタイミングが変わるので注意。


モーション

原種のモーションも多数使用するが、
単発ブレス、金属球は全く別のモーションに変化しており、それ以外にも新モーションもあるのでそれらを見分けて対処することが求められる。

  • 一回転攻撃
原種と全く同じ技だが、多段ヒット→単発ヒット、膝崩れやられオミット、威力大幅低下と弱体化している。
だからなのか高難度ではあまり使ってこないが、背後や側面にて密着していると使いやすい傾向にあるため、
予備動作を覚えて対処できるようにするのが良い。

  • 液状雨
原種と同じモーション、安置はハルドの腹の下なのは変わらないが予備動作が超咆哮となっている。
3発目の金属が着弾したタイミングからワンテンポ遅れて、ハンター狙いの金属が降ってくるので超咆哮対策は必須。
その代り、空中からの使用はオミットされて地上のみとなり、金属の密度が減っているためハンター狙いの金属さえ意識すれば位置避けは機能しやすくなっている。
無論ガードも普通にできるが、前述の通りワンテンポ遅れて1発降ってくるので注意。

  • 滑空→2連銀刃飛ばし
溜めから狙ったハンターに向かって滑空、そのまま滞空して2連続で流体金属の刃を飛ばす。
狙ったハンターだけでなくハルド周囲の地面にも5発程度の刃を飛ばすため攻撃範囲は広い。
使用後は着地し、翼の流体金属が剥がれ大きめの隙ができる。
ハンターとの距離がある場合に使うことが多く、故に開幕の使用頻度が高い模様。

  • 流体金属槍
前方に向かって多数の流体金属の槍を作り出す。
ハルドが頭を右に引くのが予備動作。
判定の発生は早くはないが、なんとこの攻撃動作中に怯ませても金属槍の攻撃は残るので要注意。
正面、つまり頭を狙う時に多用する傾向があるためまずはこれを見切れるようにしたい。

  • 停滞ブーメラン
従来の本体の周りを回るブーメランとは別の攻撃。
溜めたあとにブーメランを正面遠距離に射出。
遠くでグルグル回った後、数秒間停滞しハルドの元へ帰ってきたときに爆発が起こる。
停滞したらそろそろ戻ってくる合図なので、目を離さないようにしよう。
ブーメランを飛ばす際にも判定があり、ダメージもかなり大きめ。
だがこのブーメランを射出している間は頭以外の全操核が露出するチャンスとなっている。
途中で怯ませたり麻痺・スタン・磁縛を決めるとその時点でブーメランが消滅し爆発もしない。
バックジャンプした場合は確定行動のようだ。


  • ステップ金属ブレス
ステップで側面に回り込んでから流体金属の塊を1発or3発ブレスする。威力も高く、特に要注意の技。
イメージで言えばUNKNOWNのステップ→3連ブレスのそれに似てる。
自分から見て左方向にステップした場合は1発、右方向にステップした場合は3発のブレスとなる。
ブレス本体、炸裂のどちらもガードは可能だが、それぞれ別判定なのでブレス本体をガードした場合、炸裂部分も続けてガードが必要。
ブレス自体の性質は原種のものと同じく、爆発して周囲にスリップダメージの流体金属を広げる。
特に3発ブレスした場合、流体金属が重なっている個所はスリップダメージもその分増しているため、回避の仕方や方向を誤ったり、低体力時に受け身をうかつに取ると餌食になる。
ちなみに従来の後退→単発ブレスは使わない。

  • 連続流体金属弾射出→流体金属球(★2~)
★2より解禁される技で、一定体力時に使用(合計4回)する。
2つの技がセットになっており、連続流体金属弾射出後に必ず流体金属球を使うという特徴がある。
が、行動の合間にSAはなく、連続流体金属弾を使い終わった後に尻尾を切ったり麻痺させることが可能。
しかしながら、復帰後で流体金属球に繋げてくるのでコンボは止められない模様。
凶悪モーションを2連で使用してくる反面、頭以外の操核3箇所が一気に露出するタイミングが戦闘中に最低4回保障されているということであるため、麻痺磁縛スタンで拘束中に確実にダメージを伸ばせるモーションともいえる。丁寧な回避を心がけたい。

[連続流体金属弾]
ルコの打ち上げコンボのように、回転しつつ飛翔するのが予備動作。
まず初撃として、気絶&膝崩れやられつきの金属弾をターゲットしたハンターに飛ばしてくる。
少しの間を空けて引き続き大量の金属弾を射出し、マシンガンのようにハンターに当ててくる。
★2でも全弾直撃すれば命の補償はなく、★4だと残体力次第では根性札G込みでも削り切られてしまう危険がある。

初撃の金属弾の精度と速度が極めて高く、抜刀ダッシュでも振り切れないが、続く大量の金属弾は抜刀ダッシュで躱せることが可能なので、初撃をフレーム回避orガード→抜刀ダッシュの対処が最も有効。
初撃部分は金属がこすれるような「シャキン」という音が鳴った瞬間にころりんすると避けることが可能。
その後の大量の金属弾は前述の通り、抜刀ダッシュで(大剣並みのダッシュ速度でも)振り切れる。
案外スタミナ消費が少ないため、ランスやガンランスは強走なしの通常ガードで対処でき、獅子奮迅以外のガードをトリガーとするスキルが一気に蓄積するのでチャンス(無論スタミナが少ない時はその限りではない。猛進強化があるとよい)。
ジャスト系ガードでも一応対処はできるがヒット数が多いため、できれば初撃だけガードして後は抜刀ダッシュなどで逃げ切った方が楽。
使用すると全身の流体金属が剥げて大きな隙ができるが、必ず流体金属球に派生する。

ちなみに頭を破壊すると初撃が無くなってメインの金属弾も弾数が減り、脅威ではなくなる。

[流体金属球]
原種の拠点破壊技(通称ガオン)のようにその場で大きな流体金属球となって上空に飛び上がり、
狙ったハンターに落下攻撃を仕掛ける。
要するに原種の金属球から転がりをなくし、ジャンププレスだけになったと考えればよいのだが、
飛びあがりに被弾すると空中で流体金属にキャッチされさらに追撃が入ってしまう。
落下は影が現れるため分かりやすいが発生が早め。影が見えてすぐに回避行動を取ろう。
何気に喰らったハンターに纏わりついた流体金属に触れてもダメージを受ける。
また、金属を纏い、飛び上がるまでは結構な時間がかかるので攻撃チャンスでもある。
画面が揺れ始めるとそろそろなので、その辺りで離脱しよう。
落下攻撃はガード不能(ガ性強化+強ガードでのみガード可能)なので注意。
こちらは頭を破壊しても特に弱体化はしない。

  • 地中潜行→急襲(★4~)
咆哮を行ったあと少し浮遊し、地面に張った流体金属を伝って地中に潜行する。
その後狙ったハンターの足元より打ち上げコンボの奇襲をかける。
喰らうと空中でキャッチされ、数秒後に追撃を受けてしまう。
狙ったハンターの足元には、流体金属の波紋が出るため分かりやすくなっている。
見てくれは辿異ヴァシムの地中急襲とよく似ている。
地面より飛び出る際、画面が震動&流体金属の波紋が一際大きくなるのが合図。
ただし意外と判定が遅めなので、波紋が大きくなってすぐに回避すると失敗してしまう。
一拍置いて回避するように注意しよう。
また地中に潜る際にも判定があり、ダメージも大きいので要注意。
ちなみに打ち上げられると比較的長い時間空中に留まるため、粉塵による救出は割と楽だったりする。

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最終更新:2020年10月09日 14:14