月華繚乱ROMANCE

制作:オトメイト
公式サイト


製品概要

タイトル 月華繚乱ROMANCE
ジャンル 禁断恋愛ADV
対応機種 PSP
定価 通常版:5,800円(税込6,090円)、限定版:7,800円(税込8,190円)
発売日 2011年9月15日

選評

選評1

話の始まりからクソです。
転校先で荷物を受け取る際に時間がなく受け取れず、主人公は先生に相談に行きます。
しかし先生は居ません。攻略キャラである鹿野葵に荷物を預かってるから付いて来いと言われます。
そのあとの選択肢がどうみても怪しい、横暴なものです。

危険回避をしようと選択肢にでてきた「逃げる」との選択肢を選ぶと主人公の下着を荷物から取り出して
それを見せて笑いながら「他のもまだ中にあるぜぇー?」と言ってきます。ドン引きです。
そしてバラ園のようなところに連れてこられ、八重原ダリアにキスされそうになったり、
西園寺芹に心か身体を要求されたり、鹿野敦盛に抱き締められたり、
鹿野葵に「おせえー!」と捕まりキスを強要されたりします。(もちろん初対面です)キチガイです。
そのあとデート倶楽部だからと言って高校生にお金を請求されます。
一人30万円で合計120万円。素晴らしい斬新なクソ設定に泣きました。
彼らの親は世界有数の資産家でこの学園に多額の寄付をしているらしいので、
こんな詐欺を学校内で働いても教師は黙認のようです。
主人公はそんな大金なんて払えるはずがなく、「わ、私をあげる」といいます。
これまた素晴らしい馬鹿主人公です。
警察や親に頼るなど色々方法もあるというのに本当に頭が良い設定なのでしょうか。
攻略キャラ達に見下されたり爆笑されたりキチガイの度が凄すぎて気持ち悪いです。
素晴らしいキチガイDQNぞろいです。

システム面については比較的快適プレイですが、選択肢までスキップはないです。
周回プレイは辛いでしょう。
ステータス画面を見るのにいちいちロードしてるのがだるいです。もっさりです。
文字小さいです。書体が潰れています。「じゃあ」が「にゃあ」に見えるレベルです。
問題の3Pは下着姿の鹿野敦、葵、主人公がベットスチルであります。事後ですね。
全体的にほのかに香るBLっぽいテイストが気持ち悪いです。
攻略キャラ同士がキスをする(事故)、スティックをグルグル回す「ブラックアウトシステム」では
攻略対象でBLの>受けを連想させる。>吐きそうになるほど気持ち悪いです。
ちなみに音声は飛ばせません。スチルつきです。
「っあぁ、クッ…や、やめろ…はぁはぁ」とか勘弁してください。

攻略キャラが自殺したり主人公殺されたり主人公監禁されて薬漬けにされたり
攻略キャラが人を殺したり色々あります。
シナリオも厨二で気持ち悪いエロがあります。
公式サイトは見ていましたがここまで気持ち悪いとは思いませんでした。BLや3P要素なんて特に地雷です。

1~3章が共通ルート、4~6章が個別ルート。
最後に長めのエピローグがあり、更にその先で、禁断HARD、禁断NORMAL、純愛HARD、純愛NORMAL
と4つのエンディングに分かれます。
BADが多いのにEDリストが個々のノーマルとハード4つだけです。
あとこれは前でも書きましたが、とにかく文字が小さくて潰れていて読みにくいので
目が疲れてイライラします。
シナリオについては話がかなり重いです。気持ち悪い。汚エロが散りばめられています。
CERO Cでいいのかと思いました。
乙女ゲームだと思えません。萌える要素が一切ありませんでした。台詞にも全然萌えません。

ある一人のルートの説明をすると、攻略キャラが病弱な兄のためのスペアとして生まれ、
生きる事とはなんだというテーマの話です。
手首切ったり、自分を殺してくれと言ってきたり、二人で逃避行などがあります。
後半にいくにつれてシナリオが荒くなっていってうざくなりました。放り投げたくなりました。
頭のおかしい選択肢を選んでいくと禁断度が上がるようですが、狂人度が禁断度ということらしいです。
絵については色彩のほうはいいと思いますが、バランスが酷いです。
骨折した首や胴の長さ、ベルトの位置などに驚愕します。
スチルのほうも時々本気で気持ち悪いと思うものがあります。
最終更新:2011年12月09日 20:26