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#contents
*総評案1 大賞:天下一★戦国LOVERS DS
>「PCが壊れる!」「動作しない商品を売りつけられたままで対応なし!」
>2007年の『クローバーの国のアリス』2008年の『クリムゾン・エンパイア』・・・
>乙女のクソゲー界では、QuinRoseがその圧倒的な常識を超えたクソゲーによって女王と崇め恐れられていた。
>2009年はそんな女王QuinRoseが送り出した『ジョーカーの国のアリス』と、
>もう一つのクソゲーの雄、花梨エンターテイメントの『断罪のマリア』が死闘を演じた末にどちらも大賞を
>譲らないという結末となった。
>
>そんな混乱の末に訪れた2010年…乙女のクソゲー界は新たな次元へと進化を果たし、いまだ誰も体験した
>事のないクソゲーが次々と生み出される修羅と化した!!
>
>まず最初に常軌を逸脱したクソゲーは4月に訪れた。
>その名も『ラブルートゼロ Kisskiss☆ラビリンス』 !
>『無料』のケータイコミックをPS2に移植した作品だが、グラフィック、シナリオ、システム、全てに
>おいて超低クオリティと評価された。
>無料だった名残は7140円の商品にいかんなく継承されており、ゲームの中心となる探索パートでは、10箇所
>から好きな所を選んで探索するのだが、MAPにヒントも表示もなく何が起きるかはランダム。
>見つけたアイテムでイベントを起こすゲームにも関わらず、この仕様のため攻略対象にいつのまにか惚れて
>いるというプレイヤー無視の恋愛が展開されます。
>戦闘要素があるゲームにして、なんと敵は一種類しかいないのも閉口もの。その上敵の攻撃が殆ど当たらず、
>自キャラの攻撃は序盤でもフル装備ならばカンスト(999)するため、一撃で倒せるという具合です。
>必殺技は、ゲージが溜まらないので普通に遊んでいても使えない。わざわざ防御を繰り返してゲージを溜めて
>使った必殺技も演出が貧相で泣けてきます。
>シナリオも酷い・つまらないを超えたレベルで、攻略キャラである「西岡 輝政」なる人物が、増殖する敵
>(ゼロという黒蛇)を、どうやって作ったのか分からない薬によってあっさり駆逐。
>異世界(ラビリンス)からの脱出も、彼がどう計算したのか分からない数式によってあっさり脱出するという、
>その場の思いつきのようなオチのつけ方には両手をあげて万歳するしかありません。
>ラブルートのとんでもない糞っぷりは乙女ゲー界の枠に留まらず、本家「クソゲーオブザイヤー」で高い評価を
>うけ、最後まで大賞を競うこととなりました。
>
>しかし、コンシューマレベルでは収まりきれない糞ゲーがある事を住人は知っていた。
>8月、携帯電話から送り込まれた刺客。その名は『大和彼氏』!
>このクソゲーはとにかく値段に見合わない内容、その料金設定に驚かされます。
>全キャラ(10人)クリアするために最低登録料で済まそうとすると、お金がかからないぶん、一度に話しを
>読むことができなくなります。
>(具体的には、3ヶ月×10=30ヶ月の時間を要します)
>この、最もお金がかからない方法でゲームを進めたとしても、945円×10=9450円が必要となるという…書いて
>いて嫌になるビックリ価格。
>このゲームを1ヵ月以内で全キャラクリアするには数万円が必要となるわけです。ゲームソフトどころか
>ハードも買えちゃいますね。
>もちろんゲームの途中でやめる事は可能ですが、どこから退会したらいいのか探しにくい上、「このまま
>退会したらプレー記録もリセットですよ」と警告が表示されます。
>しかしまあ、全キャラクリアに最低1万円ちかい金額が必要というのは、ただただ世の中には酷い商売が
>あるものだ…と、ため息をつくしかありません。
>これで話しや絵が褒められたものであれば良いのですが、
>絵はたいして上手くないうえに、なんと余所の作品から要所要所を無断拝借して作られているという疑惑が
>あるのです。
>疑惑を取り上げるのもどうかと思いますが、検証を行っているサイトを見る限り、これは盗作でありクロと
>思えます。
>シナリオは「俺」と言ってた人が「僕」、「君」が「お前」とシーン毎に人格が変わったような台詞で集中
>できず、あげく、短いくせに、どうでも良いような展開で引き延ばされ料金が発生するという繰り返しで
>「あぁ…私のお金がどんどん無くなっていく!」恋愛よりもパチンコで大負けしたような貧相な気持ちで
>満たされていくことになります。
>「やらなきゃいいじゃん」そう思った人は正解です。やっても何ひとついい事がないと堂々と言えるクソゲーが
>『大和彼氏』なのです。
>
>そして、これでも終わらないクソゲーのが宴。
>秋に登場したのはDSソフト『天下一★戦国LOVERS DS』!
>このクソゲーがまず凄いのは、「全てが入っていない」という点。
>「続きが遊びたかったら携帯アプリでどうぞ!」という奇想天外な内容は、全てのプレイヤーを驚愕させる
>でしょう。
>携帯アプリからのコンシューマーへの移植作という点で、いろいろ嫌な予感がするのですが、その予感は
>見事に全て的中します。
>まず、セーブがキャラクターごとに一つしかないので、様々な分岐を試すにはすべて最初からやり直すしか
>ありません。
>乙女ゲーマーなら、これがどれだけ絶望的な仕様かわかるでしょうが、なんとこのクソゲーは章が終わる
>たびに何故かオートセーブしてしまうのです。
>おわかりですね?ひとつしかないセーブ、更にそれを勝手に上書き。
>もちろん章セレクトなどの機能はありません、オープニングへGOです!
>「あっ!間違った!」でオープニング、「あっ連打してたら…」でオープニング。
>普通に字が読める程度のスキップ(早送り)と相まってストレスが相当たまること間違いないでしょう。
>
>そして、シナリオも乙女ゲームとしてダメすぎます。言い忘れましたが、このクソゲーは戦国時代が舞台。
>各国の君主は攻略対象なのですが、なぜか君主は全て、部下を落としてから「乗り換えて」君主を落とす
>という展開なのです。
>客観的にみてもろビッチな、あまりというか、相当嫌な疑似体験です。
>そして、このような困難を乗り越えてたどり着く先が冒頭の「続きが遊びたかったら携帯アプリでどうぞ!」
>と、これはもう狙っても作れないクソっぷり。
>
>さて。
>こんな恐ろしい3作品が揃った2010年。大賞は「天下一★戦国LOVERS DS」が選ばれた。
>理由は、システムがクソすぎワロタ。主人公ビッチすぎワロタ。つづきがアプリ糞ワロタ。と、全ての
>住人に驚きとイヤ~な気持ちを与えてくれてありがとうございました。本当に!という気持ちをこめて!
>最後に恒例となりましたが、「天下一★戦国LOVERS DS」に向けてこの一言で締めたいと思います。
>まじwクソwすぎwワロタwww氏ね!
*総評案2 大賞:天下一★戦国LOVERS DS(総評案1の修正版)
>「PCが壊れる!」「動作しない商品を売りつけられたままで対応なし!」
>2007年の『クローバーの国のアリス』2008年の『クリムゾン・エンパイア』・・・
>乙女のクソゲー界では、QuinRoseが常識を超えたクソゲーによって女王と崇め恐れられていた。
>2009年はそんな女王が送り出した『ジョーカーの国のアリス』と、
>もう一つのクソゲーの雄、花梨エンターテイメントの『断罪のマリア』が
>死闘を演じた末にどちらも大賞を譲らないという結末となった。
>
>そんな混乱の末に訪れた2010年…
>乙女のクソゲー界は新たな次元へと進化し、
>いまだ誰も体験した事のないクソゲーが次々と生み出される修羅と化した!!
>
>まず最初の常軌を逸脱したゲームは4月に訪れた。
>その名も『ラブルートゼロ Kisskiss☆ラビリンス』
>無料のケータイコミックを原作としたPS2の作品だが、
>グラフィック、シナリオ、システム、全てにおいて超低クオリティ。
>無料だった名残は7140円の商品で遺憾なく発揮されていた。
>ゲームの中心となる探索パートでは、10箇所から好きな所を選んで探索するのだが、
>MAPにヒントも表示もなく何が起きるかはランダム。
>見つけたアイテムでランダムにイベントが起こるため、
>攻略対象にいつのまにか惚れているというプレイヤー無視の恋愛が展開される。
>おまけに戦闘要素があるゲームにして、なんと敵は一種類のみ。
>その上敵の攻撃が殆ど当たらず、
>自キャラの攻撃は序盤でもフル装備ならばカンストするため、
>あっという間に一撃で倒せるようになるという具合。
>必殺技はゲージが溜まらず、普通に遊んでいても使えない。
>わざわざゲージを溜めて使ったところで演出が貧相で泣けてくる。
>シナリオも酷い・つまらないを超えたレベルで、
>攻略キャラの1人が、増殖する敵(ゼロという黒蛇)を、
>どうやって作ったのか分からない薬によってあっさり駆逐。
>異世界(ラビリンス)からの脱出も、
>彼がどう計算したのか分からない数式によってあっさり脱出。
>その場の思いつきのようなオチのつけ方には両手をあげて万歳するしかない。
>ラブルートのとんでもない糞っぷりは乙女ゲー界の枠に留まらず、
>本家「クソゲーオブザイヤー」で高い評価をうけ、最後まで大賞を競うこととなった。
>
>しかし、コンシューマレベルでは収まりきらないクソゲーがある事を住人は知ることとなる。
>8月、携帯電話から送り込まれた刺客。その名は『大和彼氏』
>このゲームはとにかく強気な料金設定と値段に見合わない内容に驚かされる。
>全キャラ(10人)クリアを最低料金で済まそうとすると、
>945円×10=9450円が必要となるという…正にビックリ価格。
>1ヵ月以内で全キャラクリアするには数万円が必要となる。
>ゲームソフトどころかハードも買えちゃうね!
>これで話や絵が褒められたものであれば良いのだが、
>絵はトレース、パクリの疑惑つき。
>疑惑を取り上げるのもどうかと思うが、
>検証を行っているサイトを見ると限りなくクロに近いようだ。
>シナリオについては「俺」と言ってた人が「僕」、
>「君」が「お前」とシーン毎に人が変わったような台詞で集中できず、
>あげく、短いくせにどうでも良いような展開で引き延ばされ料金が発生するという繰り返しで
>「あぁ…私のお金がどんどん無くなっていく!」
>恋愛よりもパチンコで大負けしたような貧相な気持ちで満たされていくことに。
>「やらなきゃいいじゃん」そう思った人は正解。
>やっても何ひとついい事がないと堂々と言えるゲームが『大和彼氏』なのだ。
>
>そして、これでも終わらないクソゲーの宴。
>秋に登場したのはDSソフト『天下一★戦国LOVERS DS』
>このゲームがまず凄いのは、「全てが入っていない」という点。
>「続きが遊びたかったら携帯アプリでどうぞ!」
>という奇想天外な内容は、全てのプレイヤーを驚愕させた。
>携帯アプリからのコンシューマーへの移植作という点で
>いろいろ嫌な予感がしていたが、その予感は見事に的中。
>セーブがキャラクターごとに一つしかないため
>様々な分岐を試すにはすべて最初からやり直すしかない。
>そしてなんとこのゲームは章が終わるたびに何故かオートセーブ。
>乙女ゲーマーならこれがどれだけ絶望的な仕様かわかるだろう。
>ひとつしかないセーブ、更にそれを勝手に上書き。
>もちろん章セレクトなどの機能はなく、オープニングへGO!
>「あっ!間違った!」でオープニング、「あっ連打してたら…」でオープニング。
>普通に字が読める程度のスキップ(早送り)と相まってストレスが溜まること間違いなし。
>
>そして、シナリオも乙女ゲームとしてクソすぎた。
>このゲームは戦国時代が舞台。
>各国の君主が攻略対象なのだが、
>全て部下を落としてから「乗り換えて」君主を落とすという展開なのだ。
>客観的にみてあまりにもビッチな、相当嫌な疑似体験。
>そして、このような困難を乗り越えてたどり着く先が
>冒頭の「続きが遊びたかったら携帯アプリでどうぞ!」
>これはもう狙っても作れないクソっぷり。
>
>さて。
>こんな恐ろしい3作品が揃った2010年。
>大賞には「天下一★戦国LOVERS DS」が選ばれた。
>理由は、システムがクソすぎワロタ。主人公ビッチすぎワロタ。
>つづきがアプリ糞ワロタ。
>全ての住人に驚きとイヤ~な気持ちを与えてくれてありがとう。
>本当に!という気持ちをこめて
>最後に「天下一★戦国LOVERS DS」に向けてこの一言を贈りたい。
>まじwクソwすぎwワロタwww氏ね!
*総評案3 大賞:ラブルートゼロ Kisskiss☆ラビリンス
>去年は素でもバグでも無敗を誇る女帝QuinRoseが放つ『ジョーカーの国のアリス』
>と鬱グロで一世を風靡した『断罪のマリア』の一騎討ちで荒れに荒れた。
>突き抜けた糞同士の戦いは住人に満足を与えたが、不景気の影響で、
>今後ここまで冒険したタイトルが出るのか不安を抱かせる結果でもあった。
>しかし混沌は意外な場所から乙女ゲー界に這い寄り始めていたのである。
>
>大賞決定から間もない4月末、
>携帯の無料漫画をゲーム化という需要ゼロなゲームがPS2で発売された。
>『ラブルートゼロ Kisskiss☆ラビリンス』である。
>1年以上延期を続けて熟成された本作は、縦伸び塗り忘れの謝罪、
>旧仕様のままな説明書からも分かるように現場の混乱を体現した作品となっていた。
>
>このゲームは約30日(探索共通√で25日)の期間内に異世界で探索と恋愛を行うのだが、
>ゲームの大半を占める探索はなんと完全ランダムとなっている。イベントは
>拾ったアイテムに依存するため、ほとんど見られずに終了するのは序の口、初日に
>キスイベントアイテムや最強装備が手に入る惨事がゲーム内で繰り広げられる。
>1種類しかいない敵との戦闘は動作がおかしく、麻痺バグで嵌る出来、発想を逆転させ、
>一部キャラなら素手でダメージカンストする世紀末バランスでバグを修正する演出が心憎い。
>
>シナリオは素人小説のようで、見たことのあるものを適当に放り込んだ闇鍋状態、
>主人公の彼氏は年上と浮気中だったり、異世界について面倒な設定があったりするが、
>ややこしい問題は深く突っ込まずに進む。色々収拾がつかなくなってきた所で、
>一介の物理教師「西岡 輝政」が異世界の問題も帰る手段も説明のないまま全部解決、主人公なんていなかった。
>
>1年の間何をしていたのか、システム面でもレベルが高い。
>極遅スキップに加え、オートは格納式、呼び出すたびに操作不可ボイス再生でストレスは最高潮に。
>ゲームとして純粋に苦痛な点が評価され据置KOTYでも大賞を争う作品となった。
>
>最初から本気の一撃を叩き込まれ、ほとんどの駄ゲーが退場した8月、
>またしても携帯の世界から、現代のネトゲ課金を凌駕する
>超弩級課金ゲーム、『大和彼氏』が出現した。
>
>地方の特色を生かした、ご当地彼氏達との恋愛を楽しむ本作は
>そもそも全員寮暮らしで最初から盛大にズッコケている。
>当然キャラは特徴的、でもないようでちょろっと地方に触れる程度、
>俺→僕、君→お前とちょくちょく人格を変更する不安定さ。
>一応学校の最高権力者になるという目標はある、が割と簡単に流されてしまう。
>ボリュームも職人技の薄さを誇る大和彼氏だがその値段に驚かされる。
>
>こんな調子で進んでいく文章と大して良くない絵への対価は最低で約1万円、
>早く話を見たいのなら更なる課金で数万もの金が飛んでいくお財布ブレイカー。
>客から金を毟ることしか考えていないのか話はとにかく引き伸ばす、
>アプリのバグも放置してユーザビリティは忘却の彼方へ。
>下には下がいる、不快なサービスを受けてもこれを思い出せば怒りが収まるかもしれない。
>
>「さすがにもう来ないだろう」と緩みきった住人を叩き直すべく、
>最後に現れるのもまた携帯。10月には携帯アプリをDSに移植した
>『天下一★戦国LOVERS DS』がKOTYで戦場を再現する。
>
>内容は絶世の美女である主人公が、有名武将達を誘惑して
>国を潰した織田信長へ復讐するというもの。最近の歴史ブームに乗った凡ゲーかと思いきや、
>まさかのアプリそのまんま移植、携帯ゲーム機でアプリを完全再現する快挙を成し遂げた。
>セーブはキャラ毎と序章にたった1つ、失敗しても評価時に自動セーブでとどめを刺す念の入れよう、
>やり直しもシーン保存もできない乱世仕様は携帯の厳しさを教えてくれる。
>当然のごとくスキップは最低限なので2周目の苦痛は更に加速する。
>
>シナリオについても「武将が甘いこと言ってりゃ萌えるだろ?」と言わんばかり、
>恋愛の過程はすっとばして光の速さでベッドIN、君主の攻略に至っては
>配下の武将を振ってから攻略を開始するハードビッチな展開に。
>即物的な恋愛模様は携帯アプリに帰ってほしい出来となっている。
>
>各キャラの恋愛ENDは収録されているものの、本来の目的である
>織田信長への復讐も収録した完結編は2人だけ、携帯でも完結していない状態で移植して、
>続きは携帯で配信する新手の糞商法は多くの被害者を生み出した。
>
>あらゆる面で出来の悪い産廃3作品が揃った今年、
>大賞の座は『ラブルートゼロ Kisskiss☆ラビリンス』が勝ち取った。
>理由は様々な糞部分を網羅しつつ、他作品を圧倒する
>膨大な作業量を備えていたからである。
>今年は従来の糞ジャンルを大きく変える携帯アプリの年となった。
>共通して言えるのは「萌えればどうでもいい」
>釣れそうなものを入れて後は適当、売れればよしの粗悪品が量産された。
>ライト向けゲームが多く出され、賑わいを見せる携帯市場、
>その未来がこのような結果にならないことを祈るばかりである。
>最後に発売後自社ディンプルを業務終了に追い込んだ王者を称え総評の締めとしたい。
>「そのゲームは全てをゼロにする」
*総評案4 大賞:天下一★戦国LOVERS DS
>八百長疑惑?戦国さん。
>この板でも有名になった天下一戦国LOVERSのクソゲー要素を書いてみる。
>コンシュマ移植と聞いてwktkした携帯からの古参姫達の大半は奈落落としに遭う、シナリオは携帯アプリを
>そのまま移植。
>システムは未だかって見たことがない劣化仕様、選択肢の結果を見てやりなおそうとすれば最初からやり直すと
>言うある意味やりこみ要素満点のドM向け。
>しかし戦国さんのすごさはそれに留まらない、「続きは携帯で、最初から同じ話を課金してね」
>従者を踏み台にして君主を落とす、君主は最初から姫に落ちている上にヤることしか考えていない、彼らを攻略
>する必要はない、君主達は最初から姫に好意を持っている。
>乙ゲーの楽しみである恋愛過程などないまま夜伽(笑)
>選択肢三択が
>夜伽
>夜伽
>夜伽
>これは一択である、選びたくない気持ちになること請け合いである。
>しかしあばずれくそびっちの極みを疑似体験できるという、何もかもが乙ゲーと言う枠を越えている。
>「続きは携帯で課金してね」姫の戦いはこれからだ的なフラグを立てた戦国さんには乙女ゲームオブザイヤー受賞
>八百長疑惑があることを付け加えよう、すべてが斜め上である(性的な意味でも)
>
>大和彼氏
>ドワンゴ発なだけあって【声優の無駄遣い】タグがふさわしい、前スレ最後に明らかになった衝撃の事実それは
>「大和彼氏は着メロです」
>このゲームも課金力が凄まじい、乙ゲーの場合どれか一つが残念ならただのガッカリゲーどまりだが、大和彼氏の
>場合は声優以外の全てがガッカリクオリティという驚きのハイスペック。
>
>総監修がクラノアを二年引き延ばし伏線回収もできなかった加藤なんとかという時点で地雷臭がする作品、話は
>ラビリンスにいるゼロ(校舎向かいのモミノキの影が、ちょうど十字架にかかる時に告白すると、必ず上手く
>いくと言う願いの代償みたいな物)を倒すには誰かが犠牲にならないといけない。
>だがしかしここからは西岡先生の華麗なるターン、物理教師がどんな理論展開をしたのかゼロを倒す薬を開発し
>ラビリンスから脱出できると言う代物、スチル云々の前にこんなシナリオを通す会社や開発は誰か止めなかったのか。
>身内でうふふアハハと作られただろうにこれも無駄に声優が豪華、乙女ゲームに萌えやカタルシスを求めても無駄無駄
>無駄ァァ所詮虚構=ゼロ。
>乙ゲの定義を根本からひっくり返す作品、しかしラブルートは総監修の表記で地雷臭がしていた。
>クソゲではあるが突き抜けたクソゲではない。
>
>じゃあ三本の中でどれだよと言われれば迷わず戦国さんである、今流行の八百長疑惑の乙女ゲーオブザイヤー受賞。
>詐欺に近い誘導商法で策略謀略騙しあいの戦国乱世再現と、現実には絶対できないあばずれくそびっちが疑似体験
>できるクソゲーオブザイヤーは天下一戦国LOVERSにこそふさわしい一本と言えるだろう。
*総評案5 大賞:天下一★戦国LOVERS DS(総評案4の修正版)
>まずは携帯から送り込まれた八百長疑惑?戦国さん。
>この板でも有名になった天下一戦国LOVERSのクソゲー要素を書いてみる。
>コンシュマ移植と聞いてwktkした携帯からの古参姫達の大半は奈落落としに遭う、
>シナリオは携帯アプリをそのまま移植。
>システムは未だかって見たことがない劣化仕様、
>選択肢の結果を見てやりなおそうとすれば最初からやり直すと言うある意味やりこみ要素満点のドM向け。
>しかし戦国さんのすごさはそれに留まらない。
>
>「続きは携帯で、最初から同じ話を課金してね」
>
>従者を踏み台にして君主を落とす、
>君主は最初から姫に落ちている上にヤることしか考えていない、彼らを攻略する必要はない、
>君主達は最初から姫に好意を持っている。
>乙ゲーの楽しみである恋愛過程などないまま夜伽(笑)
>選択肢三択が
>夜伽
>夜伽
>夜伽
>これは一択である、選びたくない気持ちになること請け合いである。
>しかしあばずれくそびっちの極みを疑似体験できるという、何もかもが乙ゲーと言う枠を越えている。
>「続きは携帯で課金してね」姫の戦いはこれからだ的なフラグを立てた戦国さんには
>乙女ゲームオブザイヤー受賞八百長疑惑があることを付け加えよう。
>すべてが斜め上である(性的な意味でも)
>
>続いても携帯からの刺客、大和彼氏である。
>大和彼氏ドワンゴ発なだけあって【声優の無駄遣い】タグがふさわしい。
>さらに選考が進む中で明らかになった衝撃の事実、それは
>
>「大和彼氏は着メロです」
>
>このゲームも課金力が凄まじい。
>乙ゲーの場合どれか一つが残念ならただのガッカリゲー止まりだが、
>大和彼氏の場合は声優以外の全てがガッカリクオリティという驚きのハイスペックであった。
>
>ラストを飾るのはラブルートゼロ。
>総監修がクラノアを二年引き延ばし伏線回収もできなかった加藤なんとかという時点で地雷臭がする作品である。
>話はラビリンスにいるゼロを倒すには誰かが犠牲にならないといけないというものであった。
>(説明しよう!ゼロとは、願いの代償みたいな存在である!
> 校舎向かいのモミノキの影がちょうど十字架にかかる時に告白すると必ず上手くいくと言う伝承があるのだ!)
>だがしかしここからは西岡先生の華麗なるターン、
>物理教師がどんな理論展開をしたのか、ゼロを倒す薬を開発しラビリンスから脱出できるというチート展開である。
>スチル云々の前にこんなシナリオを通す会社や開発は誰か止めなかったのか。
>身内でうふふアハハと作られただろうにこれも無駄に声優が豪華。
>乙女ゲームに萌えやカタルシスを求めても無駄無駄無駄ァァ所詮虚構=ゼロ。
>乙ゲの定義を根本からひっくり返す作品、そもそもラブルートは総監修の表記の時点でで地雷臭がしていた。
>しかしこれもクソゲではあるが突き抜けたクソゲではない。
>
>じゃあ三本の中でどれだよと言われれば迷わず戦国さんである。
>今流行の八百長疑惑の乙女ゲーオブザイヤー受賞。
>詐欺に近い誘導商法で策略謀略騙し合いの戦国乱世再現。
>現実には絶対できないあばずれくそびっちも疑似体験できる。
>本年度のクソゲーオブザイヤーには天下一戦国LOVERSこそがふさわしい一本と言えるだろう。
*総評案6 大賞:天下一★戦国LOVERS DS
>青画面の恐怖――2007年大賞『クローバーの国のアリス 』
>謎の砂嵐――2008年大賞『クリムゾン・エンパイア』
>乙女ゲーム業界で女王の貫禄を見せるQuinRose。
>2009年もその力は衰える事を知らず、見事に『ジョーカーの国のアリス』が大賞に輝き、
>同時に花梨エンターテイメントの『断罪のマリア』も数々の激闘の末、大賞に輝いた。
>
>今年はどんなすごいものがやって来るのだろう。
>そんな淡い期待を抱いて臨んだ2010年。
>期待していた作品がクソではなかったなどの残念な出来事もあったが、4月28日、それは突如やって来た。
>
>『ラブルートゼロ Kisskiss☆ラビリンス』
>無料で観覧できるケータイコミックがPS2ゲームとして発売された。
>コミックが原作のゲームは数あれど、この作品は我々の予想をはるかに上回っていた。
>魅力のないキャラクター達。空気の主人公。
>デッサンは狂い、塗り忘れもある同人誌以下の低クオリティなグラフィック。
>どこかの中高生が書いた様なお粗末なシナリオ。
>ゲームの中心となる探索パートは10箇所から好きな所を選んで探索するのだが、マップにヒントも何もなく
>何が起きるかは完全ランダム。
>途中で見つけたアイテムでイベントを見ることができるが、こちらはアイテムによってイベントが決まって
>いる為、序盤でいきなりキスシーンを見ることができるなどプレイヤー無視の恋愛が展開される。
>途中、「ゼロ」と呼ばれる敵と戦うことになるのだが、1種類しか存在せずしかも1体ずつしか現れない。
>ラスボスも存在するが、少し豪華になった程度で特に変わりはない。
>戦闘もすぐにダメージカンストするため、必殺技を見る前に戦闘が終わってしまう。
>そんな幾多の試練も、物理教師の西岡先生と天才西岡彗の活躍により全滅不可能とされていた「ゼロ」を
>全滅させ、主人公達を無事に異世界から帰還させるという素晴らしい展開で終わる。
>主人公の存在理由皆無である。
>唯一この作品での褒める所は、声優が豪華という所だろう。
>
>この作品、驚いたことに発売延期を一年以上・・・計5回に渡って繰り返した。にも関わらずこの出来である。
>あまりのレベルの高さに本家KOTYでも取り上げられ、大賞を争うほどの奮闘を見せた。
>余談であるが開発元であるディンプルは今年で業務を終了しており、タイトル通り全てが0となったため、
>悲壮感がより漂う結果となった。
>
>
>強豪の出現で大いに賑わう住人達。
>それに続けと言わんばかりに様々な作品の選評が落とされるが、これといって飛び抜けたものはなかった。
>しかし8月10日、再び携帯電話から朗報が届いた。
>
>『大和彼氏』
>ご当地彼氏・・・日本各地の優秀な男子と恋をする。
>このテーマに心惹かれた女子は沢山いるだろう。
>だがキャラたちは全員東京で寮暮らしという設定なので、その土地に行って何かするというわけでもなく、
>地方ネタといえば好きな食べ物の話、方言、EDで地元に帰るくらいで、無駄になっている。
>方言も正しいのか否か不安が残る。
>内容はノベルパートとボイスパートに分かれており、この2つが繋がることはない。
>ボイスパートはキャラの1人語り。ノベルパートは非常に短く展開が唐突で、恋愛しているという気がしない。
>時折見られる一人称・二人称の矛盾や属性キャラ崩壊、地名県名が統一されていないなど、なんでもありである。
>イラストについてもそれは同じで、似たようなポーズや角度でトレースや反転が使われているのがまる分かり。
>終盤に待ち構えているフラッシュスチルは、ユーザーの心を砕くには十分だろう。
>この作品は携帯電話のブラウザゲームであり、遊ぶには料金が必要になる。
>1キャラ攻略に必要な料金(ポイント)は税込945円(90P)で、通常の攻略期間は3ヶ月であり、攻略対象は
>10人いる。
>単純計算で945円×10=9450円(通信料除く)の金額と、3ヶ月×10=30ヶ月の年月がかかることになる。
>他にチケットを買うという方法もあるが、こちらもポイントが必要なため、場合によっては損をしてしまう
>恐れがある。
>ブラウザゲームであるため通信料も発生するので、定額に入っていなければ大変なことになってしまうの
>で、気を付けなければならない。
>
>しかしこの『大和彼氏』、公式サイトでは「恋愛音声ドラマゲーム」とジャンル付けされているが、各
>キャリアではゲームカテゴリではなく着メロとしてカテゴライズされているという事実。
>着メロならば、あのクオリティは仕方ないのかもしれない。
>
>
>季節を秋に移した10月7日。
>暑さも弱まり、落ち着きを取り戻したと思われたが・・・。
>本当の戦いは、これからだったのだ。
>
>『天下一★戦国LOVERS DS』
>「乙女ゲーム・オブ・ザ・イヤー2009」モバイル部門第1位を獲得したこの作品。
>その実力は携帯電話から携帯ゲーム機へと移っても変わることはなかった。
>そう・・・変わることはなかったのである。
>セーブはキャラごとに1つ。ロードは存在しない。
>スキップモードはボタンを押しっぱなしでなければ機能せず、速度もかなり遅い。
>章が終わる度、シナリオ進行状態を評価してくれるが、その後オートセーブされるため結果を見てやり直す
>ことは不可能。
>回想モードでイベント回想は出来ない為、見たいならそのキャラを最初からやり直さなければならない。
>「新規書き下ろしを含め、100章以上の壮大なストーリー!」と謳っていたが、1章5分あるかないかで
>1キャラにつき10章というだけ。
>EDは極楽・通常・地獄の3種類。
>家臣をまず極楽か通常EDで攻略しなければ主君を攻略することができず、何故か家臣シナリオを引き継いで
>の主君シナリオなので、家臣と両思い状態から主君に乗り換える、いわゆる寝取られストーリーが展開される。
>主人公が天下一の美貌の持ち主で、いつの間にかキャラ達が惚れており、事あるごとに体を重ねたがるので
>純粋な恋愛を楽しめることはほとんどない。
>
>DSの利便性を捨ててまで”純粋な”移植こだわったこの作品。
>これだけでも驚きの連続なのだが、それ以上に驚きな点がある。
>それは、攻略できるキャラ9人の内、2人しかストーリーが完結していないのだ。
>何かの間違いかと思われるだろう。
>この事は取扱説明書にしか記されておらず、パッケージや公式サイトでは触れられていない。
>よって買わなければこの事実がわからないようになっている。
>はじめから「続きは携帯アプリで!」が決まっていた、有料体験版なのである。
>
>
>強敵がスレを襲い阿鼻叫喚となる中、またしても携帯電話から名乗りをあげる者が11月1日に乗り込んできた。
>
>『湘南★初カレDiary』
>この作品は主人公に初めての彼氏ができ、恋人となってから物語が始まる。
>初めての彼氏・・・そう言われて、何を思い浮かべるだろうか。
>2人で登下校?手を繋いで歩く?初デート?
>きっと純愛な物語を思い浮かべることだろう。
>だがこの作品は違う。いかにして2人が初体験を迎え、大人の階段を登るかを目的としたゲームなのである。
>それを示すかのように、あるキャラでは序盤でディープキスを迫ってくる。
>その光景が事細かく書かれているため、気分を悪くしたユーザーが多数存在する。
>他にも攻略キャラと昔付き合っていた女性が横から入ってきたり、主人公の友人が攻略キャラに迫ってきたり。
>それを突っぱねず受け入れる攻略キャラもどうかしている。
>攻略キャラには修羅場にするサブキャラが必ずと言っていいほど1人は存在するのだ。
>システム面も素晴らしいことになっている。
>ボルテージ特有の時間制限付き、制限解除の手段はなし。往来の作品にあったはずの簡易セーブの撤去。
>プレイ中に通信エラーで頻繁に強制終了。1話の内に何度も通信が入り、その時点でオートセーブされる
>ためやり直しがきかない。通信容量の上限が低い場合、すぐに達してしまいそこでも強制終了。
>「続けるのが辛い・・・」
>そう言って、EDまで辿り着く前に耐え切れず退会したユーザー続出。
>それほどまでにユーザーの斜め上を全力疾走しているということなのだろう。
>
>忘れてしまいそうになるが、この作品は携帯アプリゲーム。
>つまり、どの年齢でも自由にプレイできるのである。
>その事を考えると・・・。
>
>
>以上がノミネート作品である。
>それでは今年度の大賞を発表しよう。
>2010年乙女ゲー的クソゲーオブザイヤー大賞は――――『天下一★戦国LOVERS DS』である。
>携帯アプリからの純粋なる移植、何より他と比べてどんなに頑張っても全キャラ完全攻略不可能という部分が
>勝因となった。
>違う年に発売していれば皆、栄冠を手にして歴代大賞として並んでいたことだろう。
>
>今年は家庭用ゲーム機よりも携帯電話関連のゲームが豊作という、前代未聞の年となった。
>手軽に遊べる反面、地雷にも当たりやすく、泣きを見る可能性も高い。
>今回ノミネートされた作品達がそれを証明しており、まさに四天王の名に相応しいといえるだろう。
>まだまだ世にはクソゲーが溢れている――そう痛感した年であった。
>最後に、大賞に輝いた『天下一★戦国LOVERS DS』から、片倉小十郎の台詞を借りて締めくくりたい。
>
>「貴女は危険だ。
> ……クソゲーすぎる。」
[[次ページへ>2010 総評 その2]]
>青画面の恐怖――2007年大賞『クローバーの国のアリス 』
>謎の砂嵐――2008年大賞『クリムゾン・エンパイア』
>乙女ゲーム業界で女王の貫禄を見せるQuinRose。
>2009年もその力は衰える事を知らず、見事に『ジョーカーの国のアリス』が大賞に輝き、
>同時に花梨エンターテイメントの『断罪のマリア』も数々の激闘の末、大賞に輝いた。
>
>今年はどんなすごいものがやって来るのだろう。
>そんな淡い期待を抱いて臨んだ2010年。
>期待していた作品がクソではなかったなどの残念な出来事もあったが、4月28日、それは突如やって来た。
>
>『ラブルートゼロ Kisskiss☆ラビリンス』
>無料で観覧できるケータイコミックがPS2ゲームとして発売された。
>コミックが原作のゲームは数あれど、この作品は我々の予想をはるかに上回っていた。
>魅力のないキャラクター達。空気の主人公。
>デッサンは狂い、塗り忘れもある同人誌以下の低クオリティなグラフィック。
>どこかの中高生が書いた様なお粗末なシナリオ。
>ゲームの中心となる探索パートは10箇所から好きな所を選んで探索するのだが、マップにヒントも何もなく
>何が起きるかは完全ランダム。
>途中で見つけたアイテムでイベントを見ることができるが、こちらはアイテムによってイベントが決まって
>いる為、序盤でいきなりキスシーンを見ることができるなどプレイヤー無視の恋愛が展開される。
>途中、「ゼロ」と呼ばれる敵と戦うことになるのだが、1種類しか存在せずしかも1体ずつしか現れない。
>ラスボスも存在するが、少し豪華になった程度で特に変わりはない。
>戦闘もすぐにダメージカンストするため、必殺技を見る前に戦闘が終わってしまう。
>そんな幾多の試練も、物理教師の西岡先生と天才西岡彗の活躍により全滅不可能とされていた「ゼロ」を
>全滅させ、主人公達を無事に異世界から帰還させるという素晴らしい展開で終わる。
>主人公の存在理由皆無である。
>唯一この作品での褒める所は、声優が豪華という所だろう。
>
>この作品、驚いたことに発売延期を一年以上・・・計5回に渡って繰り返した。にも関わらずこの出来である。
>あまりのレベルの高さに家庭用ゲーム版KOTYでも取り上げられ、大賞を争うほどの奮闘を見せた。
>余談であるが開発元であるディンプルは今年で業務を終了しており、タイトル通り全てが0となったため、
>悲壮感がより漂う結果となった。
>
>
>強豪の出現で大いに賑わう住人達。
>それに続けと言わんばかりに様々な作品の選評が落とされるが、これといって飛び抜けたものはなかった。
>しかし8月10日、再び携帯電話から朗報が届いた。
>
>『大和彼氏』
>ご当地彼氏・・・日本各地の優秀な男子と恋をする。
>このテーマに心惹かれた女子は沢山いるだろう。
>だがキャラたちは全員東京で寮暮らしという設定なので、その土地に行って何かするというわけでもなく、
>地方ネタといえば好きな食べ物の話、方言、EDで地元に帰るくらいで、無駄になっている。
>方言も正しいのか否か不安が残る。
>内容はノベルパートとボイスパートに分かれており、この2つが繋がることはない。
>ボイスパートはキャラの1人語り。ノベルパートは非常に短く展開が唐突で、恋愛しているという気がしない。
>時折見られる一人称・二人称の矛盾や属性キャラ崩壊、地名県名が統一されていないなど、なんでもありである。
>イラストについてもそれは同じで、似たようなポーズや角度でトレースや反転が使われているのがまる分かり。
>終盤に待ち構えているフラッシュスチルは、ユーザーの心を砕くには十分だろう。
>この作品は携帯電話のブラウザゲームであり、遊ぶには料金が必要になる。
>1キャラ攻略に必要な料金(ポイント)は税込945円(90P)で、通常の攻略期間は3ヶ月であり、攻略対象は
>10人いる。
>単純計算で945円×10=9450円(通信料除く)の金額と、3ヶ月×10=30ヶ月の年月がかかることになる。
>他にチケットを買うという方法もあるが、こちらもポイントが必要なため、場合によっては損をしてしまう
>恐れがある。
>ブラウザゲームであるため通信料も発生するので、定額プランに入っていなければ大変なことになってしまうの
>で、気を付けなければならない。
>
>しかしこの『大和彼氏』、公式サイトでは「恋愛音声ドラマゲーム」とジャンル付けされているが、各
>キャリアではゲームカテゴリではなく着メロとしてカテゴライズされているという事実。
>着メロならば、あのクオリティは仕方ないのかもしれない。
>
>
>季節を秋に移した10月7日。
>暑さも弱まり、落ち着きを取り戻したと思われたが・・・。
>本当の戦いは、これからだったのだ。
>
>『天下一★戦国LOVERS DS』
>「乙女ゲーム・オブ・ザ・イヤー2009」モバイル部門第1位を獲得したこの作品。
>その実力は携帯電話から携帯ゲーム機へと移っても変わることはなかった。
>そう・・・変わることはなかったのである。
>セーブはキャラごとに1つ。ロードは存在しない。
>スキップモードはボタンを押しっぱなしでなければ機能せず、速度もかなり遅い。
>章が終わる度、シナリオ進行状態を評価してくれるが、その後オートセーブされるため結果を見てやり直す
>ことは不可能。
>回想モードでイベント回想は出来ない為、見たいならそのキャラを最初からやり直さなければならない。
>「新規書き下ろしを含め、100章以上の壮大なストーリー!」と謳っていたが、1章5分あるかないかで
>1キャラにつき10章というだけ。
>EDは極楽・通常・地獄の3種類。
>家臣をまず極楽か通常EDで攻略しなければ主君を攻略することができず、何故か家臣シナリオを引き継いで
>の主君シナリオなので、家臣と両思い状態から主君に乗り換える、いわゆる寝取られストーリーが展開される。
>主人公が天下一の美貌の持ち主で、いつの間にかキャラ達が惚れており、事あるごとに体を重ねたがるので
>純粋な恋愛を楽しめることはほとんどない。
>
>DSの利便性を捨ててまで”純粋な”移植こだわったこの作品。
>これだけでも驚きの連続なのだが、それ以上に驚きな点がある。
>それは、攻略できるキャラ9人の内、2人しかストーリーが完結していないのだ。
>何かの間違いかと思われるだろう。
>この事は取扱説明書にしか記されておらず、パッケージや公式サイトでは触れられていない。
>よって買わなければこの事実がわからないようになっている。
>はじめから「続きは携帯アプリで!」が決まっていた、有料体験版なのである。
>あまりの素晴らしい出来栄えに携帯ゲーム版KOTYでも取り上げられ、スレを賑わせたのは当然とも言えるだろう。
>
>
>強敵がスレを襲い阿鼻叫喚となる中、またしても携帯電話から名乗りをあげる者が11月1日に乗り込んできた。
>
>『湘南★初カレDiary』
>この作品は主人公に初めての彼氏ができ、恋人となってから物語が始まる。
>初めての彼氏・・・そう言われて、何を思い浮かべるだろうか。
>2人で登下校?手を繋いで歩く?初デート?
>きっと純愛な物語を思い浮かべることだろう。
>だがこの作品は違う。いかにして2人が初体験を迎え、大人の階段を登るかを目的としたゲームなのである。
>それを示すかのように、あるキャラでは序盤でディープキスを迫ってくる。
>その光景が事細かく書かれているため、気分を悪くしたユーザーが多数存在する。
>他にも攻略キャラと昔付き合っていた女性が横から入ってきたり、主人公の友人が攻略キャラに迫ってきたり。
>それを突っぱねず受け入れる攻略キャラも本当に主人公の事が好きなのか疑いたくなってくる。
>攻略キャラには修羅場にするサブキャラが必ずと言っていいほど1人は存在するのだ。
>システム面も素晴らしいことになっている。
>ボルテージ特有の時間制限付き、制限解除の手段はなし。往来の作品にあったはずの簡易セーブの撤去。
>プレイ中に通信エラーで頻繁に強制終了。1話の内に何度も通信が入り、その時点でオートセーブされるため
>やり直しがきかない。通信容量の上限が低い場合、すぐに達してしまいそこでも強制終了。
>「続けるのが辛い・・・」
>そう言って、EDまで辿り着く前に耐え切れず退会したユーザー続出。
>それほどまでにユーザーの斜め上を全力疾走しているということなのだろう。
>
>忘れてしまいそうになるが、この作品は携帯アプリゲーム。
>つまり、どの年齢でも自由にプレイできるのである。
>その事を考えると・・・。
>
>
>以上がノミネート作品である。
>それでは今年度の大賞を発表しよう。
>2010年乙女ゲー的クソゲーオブザイヤー大賞は――――『天下一★戦国LOVERS DS』である。
>携帯アプリからの純粋なる移植、何より他と比べてどんなに頑張っても全キャラ完全攻略不可能という部分が
>勝因となった。
>違う年に発売していれば皆、栄冠を手にして歴代大賞として並んでいたことだろう。
>
>今年は家庭用ゲーム機よりも携帯電話関連のゲームが豊作という、前代未聞の年となった。
>手軽に遊べる反面、地雷にも当たりやすく、泣きを見る可能性も高い。
>今回ノミネートされた作品達がそれを証明しており、まさに乙女四天王の名に相応しいといえるだろう。
>まだまだ世にはクソゲーが溢れている――そう痛感した年であった。
>そして家庭用ゲーム版、携帯ゲーム版のKOTYで取り上げられるという偉業を成し遂げた『戦国LOVERS』と
>『ラブルート』には賛美の言葉を贈りたい。
>最後に、大賞に輝いた『天下一★戦国LOVERS DS』から、片倉小十郎の台詞を借りて総評を締めくくるとする。
>
>「貴女は危険だ。
> ……クソゲーすぎる。」