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野宮裕二、8月7日生まれの18歳。

家族構成は不明。しかしかなりの名家の生まれ。

成績は上。見た目も性格も異常。

常に人より1歩上をいく彼の目にとまったのは

大きな夢をもった普通のクラスメイトでした。



第4話「遠足に、万単位のおやつを持っていくのは辞めましょう野宮君」




「まったくもう・・・

 騒いでいる高校生がいるって聞いたからもしかしたらって来てみたら・・・」

ぶつぶつと繰り返される小言にあきたのか、野宮は外を見ていた。

「す、すいません・・・」

ぺこぺこと頭を下げながら僕は野宮の方をチラッと見た。

「おい、お前も謝れよっ、ほらっ!」

頭を無理矢理つかんで下げさせる。

190cm以上もあるこいつまで手をのばすのは重労働だ。

「オレ、なんも悪いことしてねーのに~」

そう言いながら頭を上げて、ぐしゃっ、と髪をかきあげた。

「全てはお前が元凶だ。」

そういい捨ててバッグを野宮の膝にぶつけてやった。

「とにかく!もう皆さんの迷惑にならないように、静かにしてちょうだい!!」

「おね―さん、終の彼女なの?」

、、、へ?

「「なっっ!?」」

見事にハモってしまった。

いやいや、そういうことじゃなくて・・・

「お、おまっ・・・お前何言ってんだよ!失礼だろ!ちげえよ!」

「そうよ!いきなりそんなこと言ってっ

 ・・・図星つかれると困っちゃうじゃない!」

「あれー!?」


なんか言ってるこの人―!図星ってなんですかそれ!

違うから!今日はじめてあったから!

「確かに2人は運命の赤い眼鏡で結ばれてるけど

 ・・・きゃっ恥ずかしい!」

「うぜーー!!」

「なんか言った?」

「いえ何にも。」

野宮はうめぇ棒のチョコ味を出して食ってる。

僕はキッと野宮をにらみつけて

「とにかく、ちがうからな、絶対!!」

「そんな断言しなくても・・・ひどい」

半泣き状態の赤眼鏡さんを無視して、野宮に人さし指を突き出してやった。

これが漫画ならズビシッと効果音がつくんだろうな。

現実はそういかないけど。

しかし野宮はのんきにうめぇ棒をもう1本口にくわえるともしゃもしゃと食べた。

お菓子のくずがボロボロと床に落ちる。

こぼすなよ。

「ふぇーひぃはふぅんら。へっきりそうひゃほおみょっへは。」

(へー違うんだ。てっきりそうだと思ってた)

「お前、何言ってるかわかんないから」

的確なツッコミをして時計を見た。

「10時・・・7分?」

サーッと血の気が引いた。

やばい。7分も受付時間過ぎてる!いそがなきゃ!

「じゃ、オレいくんで、赤眼鏡さん!」

そう言って僕は駆け出した。

「結局名前それ?しかも私の名前ききもしないで・・・」

「諦めろ。人生こんなもんだ。」

「年下にそんなこと言われたかないわよ!

 っていうかあなたこの菓子くず!汚いじゃない!

 ちゃんと掃除を

 ・・・っておい!プリンをだすなプリンを!

 食べる気満々じゃない!

 そしてスプーンをさがすな!ないから!

 うち、スプーンがそこらへんに置いてあるような会社じゃないから!!

 って・・・あーーー!!」

「「丸飲みしたーー!!」」


「っていうかまだいたのね終君!」

「お互い変な所でハモりますねメガネ!」

「もう赤眼鏡ですらない!?」

ごっくん。ごきゅるるる。

飲み込んだあとに変な音した!

「蜂蜜ほしー・・・」

「まだ言うかこいつ!!」

っていうか話進んでない。いいの?かな?これで。

「受付終了です」

「終わったー!?」

「名前と同じだねっ終君☆」

「黙ってろこのアホ!」

ごーん。  赤眼鏡ショック!

「あーもーどうしよう!」

終が、どうしたものかとあたふたしていると野宮は急に立ち上がって(今まで座ってたのかよ!)終に耳打ちした。

『終。』

『何?』

『とりあえず、受付の所まで行って、頼んで来い』

な?と野宮はウインクした。

これが普通の人(?)だったらかっこいいんだろうけど、

僕にとっては気色悪いだけだ。(言っちゃだめだよ終)

「お前の意見に賛成するのは嫌だけど

 ・・・分かった。行ってくるよ」

そうして僕は受付に行った。




「あ、あのう・・・」

「はい、なんでしょうか?」

おずおずと口を開けた。

「あの、本当にすいませんけど、僕にも受付させて下さい!」

「いいですよ」

え。

「いいんですか!?」

なんてあっさりした会社だ。いいのかそんなんで。

「それじゃあココに名前を・・・」

ってもう説明始まってるし!早いな!

まあとりあえずなんとかピンチを切り抜けられた。

グッと、僕は己の拳を力強く握った。




「おお終。どうだった?」

「え・・・なんか全然大丈夫だったけど・・・」

「よかったじゃん。終」

と言ってよしよしと僕の頭をなでる野宮。

その身長差にむかついた。

明日からは毎日牛乳プリンを食べようと思う。

頭の上にある甘党(野宮)の手を払って自分の番号を見た。

「げっ」

「ん?何だ?・・・あ」

「え、何々?」

44番

「まじか・・・」

「あれー?なにこれー?44番?うわーっふーきーつぅ☆」

とりあえず、隣の赤眼鏡を殴ろうと思った。

第4話「遠足に、万単位のおやつを持ってくるのは辞めましょう野宮君。」

終わり

つづく。



+後書きを書いてみる+
ちわ。
味塩です。
この話も優田が書きました。
だからギャグ(ボケ)が味塩と違うんですね。
納得です。
オレ、バイト辞めたんだで、一番つらいのは、
優田にギャグをカットされたり、無理矢理全然違うギャグにされることです。
あいつは鬼です。
容赦なくカットされます。
何でと聞いたら、
だって意味わかんないんだもん
だそうです。
そうですか、
シャアですか。
以上味塩でした~ほなね。
2006・10・26