「第6話~後編~「全ての道は楊枝に続く」」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら
追加された行は緑色になります。
削除された行は赤色になります。
----
**第6話~後編~「全ての道は楊枝に続く」
----
「それでは面接を始めます」
き、来た!
うう・・・心臓がバクバクいってる。
この音、もはや打ち上げ花火なみかもしれない。
本当に打ちあがったらどうしよう・・・(大丈夫です)
やばい。試験のお姉さんの顔が夜叉に見えてきた。って、
**あ゛
面接官の中に赤眼鏡のお姉さんがいる!
しかも心なしかジーッとこっちを頬を赤らめながら見てる!!
え?何!?
とりあえず赤眼鏡のお姉さんににこっと笑ってみた。
すると向こうもそれに気がついたのか、笑ってきた。
、、、にやっと。
**気持ち悪っ!!
何あの笑み、何!?野宮の笑いも気色悪いけど、
野宮の方が10倍、いや100倍ましだ。
そう思いながらまじまじと赤眼鏡(もうめんどくさいので略!)を見ていると、名札がついていることに気がついた。
そういえば僕はこの人の名前を知らなかったな。
(聞いてないしね!)
、、、「原 彩芽」はらあやめ?って読むのかな?きっと。
案外普通の名前だなあ・・・
もっとすごいのを想像していた。
松尾ナエナリ―とか。
でも普通なのは多分名前だけだろう。
だってなんか変な人だったし、赤眼鏡も変だし。
そのことを伝えたくて珍しく僕から野宮に話かけてみた。
『な、あの人、眼鏡変だよな』
『終の名前も充分変だと思うけど』
『死ね』
『すいませんでした・・・』
▼終の裏モ―ドが発動した!
▼野宮に100のダメージ!
▼野宮は反省した!
そんな2人の様子を見ていた彩芽こと赤眼鏡は・・・
、、、なによ~っあの2人!
仲良さそうにコソコソ内緒話しちゃって!!
今は面接中なのよ!?
と、嫉妬の炎を燃やしていた。
----
新キャラ兎の解説{はーい。嫉妬っていうのは簡単にいえばやきもちってコト。やきもちっていえばこの前渋谷のいそべやさんでn}
はいカッチン
----
「それでは始めに・・・」
「あのう、その前に1つ聞きたいことが・・・」
「なんですか?」
「どうして野宮なんか・・・いえ、裕二君がここにいるんですか?」
さっきからずっと気になっていたことをやっと聞けた。
すると
「それはな、大切な親友の終の初面接を見守りたかったからなんだ」
別にお前に聞いてねえよ!という鋭いツッコミは抑えて。
「あのな、お前に聞いてないし。
第一、親友って誰が決めたんだよ。
オレの親友はお前みたいに変じゃないま・と・も・な神木だけなんだからな」
全く、タオルがあったらこいつの口の中にいれてしまいたい。
「やっぱり神木は邪魔だな・・・
あいつがいる限り終はオレを親友として認めないし・・・
やはりこうなったらあいつをいっそ殺して・・・」
「殺すとか怖いことブツブツいうな!!」
----
兎{何か今日テンポ悪くない?}(いつもです)
----
、、、で。落着いて。
「では始めに入社理由をお聞きしたいと思います。まずは地球さんから」
あれ?今「まずは」っていった?何、野宮にも聞くの?まじで?
「あ・・・はい。入社理由は・・・」
やばっ!入社理由なんて考えてなかった!どうしよう・・・
「理由は・・・」
「「「「理由は?」」」」
3人の面接官と野宮の声が重なる。
どうする?どうする終!!あせる心に浮かんだのは、なぜか。
「理由は・・・僕が・・・僕が・・・
**爪楊枝を愛しているからです!!!」