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第6話「十人十色」」(2006/11/26 (日) 21:18:38) の最新版変更点

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第6話についてこの回は回想です。(試験の) 「特に興味ないよ」って人は読まないで下さい。 ついに、 僕の夢が実現できる チャンスが、きた。 ---- *第6話「十人十色」~前編~ ---- 44番という不吉な番号を手に握り締め、僕は自分の番を待っていた。 手に汗がにじむ。落ちつけ・・・ 「44番の方、どうぞ」 ついに来た。僕の番だ! 僕は石みたいに硬くなった腰を上げた。 これは、緊張しているから腰が重いのであって、 けして僕の腰が重いのではない。 変な誤解をしないよーに。 まあそんなことより僕は、 面接が行なわれる部屋に向かって歩いた。 その部屋は、僕や他の人達が待っていた会議室みたいな所の側にあって、木製のドアだった。 ドアノブを引く・・・ 前にノックかな・・・ ええい!もういいや! 行け!終! コンコン。 「どうぞ」 ドアノブを引いた。 「し、失礼しまっ・・・ぐっっ」 舌かんだ・・・痛・・・。あ・・・血・・・ 痛みをこらえて入った部屋には4人の男の人が座っていた。 広々とした中央には、2つの椅子がある。 男の人達はその椅子を囲むように座っていた。 「それでは、2人共こちらに座って下さい。」 ん?今、2人って言わなかったか?僕の聞き間違いか? 「さっさと座るぞ、終」 **なんでいるのお前。 野宮だよ?きちゃったよ?野宮。 何でいるのお前。 ホント、何でいるの。 とりあえずあせる心を落着かせよう。 そうだ、椅子に座らなきゃ。 僕は、目の前にある2つの椅子を見た。 1つはごく普通のパイプ椅子だ。 もう1つはふかふかしてそうな、 座り心地の良さそうな豪華な大きい椅子だった。 す、すごい差だなあ。 どちらに座ればいいものか迷っていると、男の人達が 「では、地球さんはここに。裕二様はこちらにお座り下さい」 **マジか。イジメか。 なんで野宮の方がイイ椅子やねん。おかしいだろ。 しかもオレなんて「地球さん」だぞ。 お前、何で「様」づけやねん。 あ。そうだ。そういえば神木が・・・ 「野宮ん家ってさあ、金持ちなんだぜ!  オレ、野宮が甘い物食べ過ぎて腹痛で休んだときさ、  プリント届けに行ったんだけど家なんかでかいのなんのって。  使用人みたいな人もいっぱいいてさ。    で、直接野宮に聞いてみたら、なんかアイツのおじいさん、  原爪楊枝店の会長で、お兄さんは東京本店の部長なんだって。  ところで終のサンドイッチ一口くれない?」 そんで、 もうそれ一口じゃないだろって感じで僕のサンドイッチ食べられちゃったんだよなあ・・・ 僕のお昼だったのに・・・ しかも大好きなハムタマゴ・・・ちくしょー。 はっ!そうじゃないって! 僕は我に返った。 そうか、こいつんち、ここの会社の会長と部長やってんのかあ。 そんならこの扱いも分かる気がする。 むかつくけど。 ん?じゃあお父さんは何やってるんだ? (お父さんはIT企業の社長です) まあそんなことはどうでもいいや! そう僕が思っていると野宮が 「ああ、オレはこっちのパイプ椅子でいいよ。ほら、終座れよ」 と言って僕にてまねきした。 たしかに僕にとっては馬鹿以外の何者でもない野宮がパイプ椅子に座るのは別にいい。 しかし、僕がここでこのすごい椅子に座ったら・・・ 「何この子、図々しいな。よし、減点だ☆」とかになったら大変。 それこそ終わりだ。 ・・・冗談じゃない。 ここは多少強引にでもパイプ椅子に座らなければ! 「いや、オレがパイプ椅子でいいよ。  オレ、『パイプ椅子同好会』に入ってるくらい、  パイプ椅子大好きだからさ」 と、にこやかな笑顔で言った。 よしよし、これで僕がパイプ椅子に・・・ 「何言ってるんだよ終。  オレが勝手についてきたんだからさ。遠慮せずにここ座れよ」 さわやかにそう言って野宮はすごい椅子を軽くトントン、と叩いた。 **こ の 野 郎。 無駄な気遣いしやがって! この!! お前どうしてこんな時に限ってそんな正論いうんだよ! あとポケットから飴がでてるよ! 「いいから!お前こっち座ってろよ!」 怒りに身を任せ野宮を座らせた。 野宮はまだ「えー」とか「でもさ」とかっていってる。 僕は無視してパイプ椅子に座った。 「それでは、面接を始めます」 第6話「十人十色」~前編~  終わり つづく ---- 味塩 神木って誰だよ・・・ 何優田出しちゃってんだよ。 今回はちゃんと味塩が考えたのに、 優田が勝手に神木なんてミジンコみたいなキャラを出しおって~~ いらないエピソード入れおって~! **口調が分からないんだよ! 2006・10・26
第6話についてこの回は回想です。(試験の) 「特に興味ないよ」って人は読まないで下さい。 ついに、 僕の夢が実現できる チャンスが、きた。 ---- *第6話「十人十色」~前編~ ---- 44番という不吉な番号を手に握り締め、僕は自分の番を待っていた。 手に汗がにじむ。落ちつけ・・・ 「44番の方、どうぞ」 ついに来た。僕の番だ! 僕は石みたいに硬くなった腰を上げた。 これは、緊張しているから腰が重いのであって、 けして僕の腰が重いのではない。 変な誤解をしないよーに。 まあそんなことより僕は、 面接が行なわれる部屋に向かって歩いた。 その部屋は、僕や他の人達が待っていた会議室みたいな所の側にあって、木製のドアだった。 ドアノブを引く・・・ 前にノックかな・・・ ええい!もういいや! 行け!終! コンコン。 「どうぞ」 ドアノブを引いた。 「し、失礼しまっ・・・ぐっっ」 舌かんだ・・・痛・・・。あ・・・血・・・ 痛みをこらえて入った部屋には4人の男の人が座っていた。 広々とした中央には、2つの椅子がある。 男の人達はその椅子を囲むように座っていた。 「それでは、2人共こちらに座って下さい。」 ん?今、2人って言わなかったか?僕の聞き間違いか? 「さっさと座るぞ、終」 **なんでいるのお前。 野宮だよ?きちゃったよ?野宮。 何でいるのお前。 ホント、何でいるの。 とりあえずあせる心を落着かせよう。 そうだ、椅子に座らなきゃ。 僕は、目の前にある2つの椅子を見た。 1つはごく普通のパイプ椅子だ。 もう1つはふかふかしてそうな、 座り心地の良さそうな豪華な大きい椅子だった。 す、すごい差だなあ。 どちらに座ればいいものか迷っていると、男の人達が 「では、地球さんはここに。裕二様はこちらにお座り下さい」 **マジか。イジメか。 なんで野宮の方がイイ椅子やねん。おかしいだろ。 しかもオレなんて「地球さん」だぞ。 お前、何で「様」づけやねん。 あ。そうだ。そういえば神木が・・・ 「野宮ん家ってさあ、金持ちなんだぜ!  オレ、野宮が甘い物食べ過ぎて腹痛で休んだときさ、  プリント届けに行ったんだけど家なんかでかいのなんのって。  使用人みたいな人もいっぱいいてさ。    で、直接野宮に聞いてみたら、なんかアイツのおじいさん、  原爪楊枝店の会長で、お兄さんは東京本店の部長なんだって。  ところで終のサンドイッチ一口くれない?」 そんで、 もうそれ一口じゃないだろって感じで僕のサンドイッチ食べられちゃったんだよなあ・・・ 僕のお昼だったのに・・・ しかも大好きなハムタマゴ・・・ちくしょー。 はっ!そうじゃないって! 僕は我に返った。 そうか、こいつんち、ここの会社の会長と部長やってんのかあ。 そんならこの扱いも分かる気がする。 むかつくけど。 ん?じゃあお父さんは何やってるんだ? (お父さんはIT企業の社長です) まあそんなことはどうでもいいや! そう僕が思っていると野宮が 「ああ、オレはこっちのパイプ椅子でいいよ。ほら、終座れよ」 と言って僕にてまねきした。 たしかに僕にとっては馬鹿以外の何者でもない野宮がパイプ椅子に座るのは別にいい。 しかし、僕がここでこのすごい椅子に座ったら・・・ 「何この子、図々しいな。よし、減点だ☆」とかになったら大変。 それこそ終わりだ。 冗談じゃない。 ここは多少強引にでもパイプ椅子に座らなければ! 「いや、オレがパイプ椅子でいいよ。  オレ、『パイプ椅子同好会』に入ってるくらい、  パイプ椅子大好きだからさ」 と、にこやかな笑顔で言った。 よしよし、これで僕がパイプ椅子に・・・ 「何言ってるんだよ終。  オレが勝手についてきたんだからさ。遠慮せずにここ座れよ」 さわやかにそう言って野宮はすごい椅子を軽くトントン、と叩いた。 **こ の 野 郎。 無駄な気遣いしやがって! この!! お前どうしてこんな時に限ってそんな正論いうんだよ! あとポケットから飴がでてるよ! 「いいから!お前こっち座ってろよ!」 怒りに身を任せ野宮を座らせた。 野宮はまだ「えー」とか「でもさ」とかっていってる。 僕は無視してパイプ椅子に座った。 「それでは、面接を始めます」 第6話「十人十色」~前編~  終わり つづく ---- 味塩 神木って誰だよ・・・ 何優田出しちゃってんだよ。 今回はちゃんと味塩が考えたのに、 優田が勝手に神木なんてミジンコみたいなキャラを出しおって~~ いらないエピソード入れおって~! **口調が分からないんだよ! 2006・10・26

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