第2部  「ホモ太郎と鬼」



苦難の旅を乗り越えついに鬼が島に
たどり着いたホモ太郎。

そこには今まで見たこともない
締まった肉をした兄貴たちが盛っていた。

鬼たちの素晴らしい上腕や
腹筋のキレに惚れ惚れしたホモ太郎は自らも脱いだ。
脱いだといってもホモ太郎は出発したときから
褌一枚だったので全裸になるまで数秒であった。

逞しい体に人のうらやむ美貌を持ったホモ太郎は
すぐに鬼たちに受け入れられようとしていた。

だが鬼は基本的にSのタチで高圧的な攻めしかしてこなかった。
それに酷く憤慨したホモ太郎はキレた。

「久々にキレちまった。浜辺に行こうぜ。ここだとハッテン場が汚れる。」

大勢の鬼を引き連れたまま浜辺についたホモ太郎。
背には海、正面には見渡す限りに広がっている
鬼と鬼にたらし込まれた兄貴たち。

鬼はホモ太郎に馬鹿にされたが非常に気に食わなかったようで
自慢の筋肉を隆起させ金棒を持って襲い掛かってきた。

ネコの兄貴たちは自慢の肉体を駆使し応援していた。

ホモ太郎に襲い掛かってきた鬼たちは
軽く見積もっても100はいた。

そのすべてが手に金棒を持っていた。
噂によると鬼は、人知を超越した腕力で金棒を
木の枝のように扱うらしい。
たたださえ力が強いというのにその強力で
振るわれた金属の棒で叩かれたら人間など一たまりもない。

まさに現代に受け継がれる諺にある鬼に金棒

それに大してホモ太郎は苦楽をともにしたお地蔵様を構えた。

こちらは現代に受け継がれてもいない諺にあるホモにお地蔵


今は昔の話、鬼とホモが合間見えた瞬間であった。


鬼は一斉に襲い掛かってきたが
繰り出す攻撃すべてはホモ太郎に軽くいなされていた。

鬼たちは今まで自分たちの振るう金棒を
防がれたことがなかったので困惑した。

島で盛っている間に衰えたのか
否、このキレのある筋肉 そんなはずはない。
剛力は健在・・・ならば何故?


ホモ太郎は地蔵を背負ったまま万里以上を旅して来た。
その腕力は鬼さえも凌駕していたのだった。

半時もしないうちに
ホモ太郎の周りにすべての鬼が転がっていた。

「ふんっ、サディズムっていうのはこういうのを言うんだぜ」

転がった鬼の尻を美味しくいただこうとした時
ホモ太郎の背後でただならぬ気配現れた。

ホモ太郎が振り向くとそこには村では一番の高身長だった
ホモ太郎より遥かに凌駕する巨漢が立っていた。

「俺の名は温羅 鬼の王だ」

ホモ太郎は、対峙した温羅のあまりの
圧力に今まで感じたことのない恐怖を感じていた。
これまでの鬼とは次元が違う。
ホモ太郎の本能がそう告げていた。

温羅から視線をはずせないホモ太郎の体は硬直し
指一つ動かせない状態であった。

そんんあホモ太郎を尻目に温羅は腰に巻いていた
布切れを取りこう言い放った。

「   や    ら    な    い     か     ?    」


ホモ太郎は別に部分が硬直し始めたのを感じた。


ホモ太郎は、その誘惑に耐え切れず
温羅に近づいていった。

ホモ太郎は、おずおずと温羅の金棒を手に取った。
すごく大きいです。

その時、温羅は何を思ったのか
ホモ太郎の傍らにある地蔵を見て言った。

「物は試しだ、その地蔵入れてみろ」

ホモ太郎は逆らえずセバスチャンを温羅の後ろに入れた。




温羅は尻から鮮血を迸らせ死んだ。

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最終更新:2006年11月23日 06:48