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ウラシマシステム副作用
それはスーツの中と外での
時間の流れが違う事にあった。

外の時間より中の時間が速いため
装着者の肉体の老化を早めてしまう。

ただその副作用のお陰で
他者よりも速く動ける。

さらにスーツを稼動させるためのエネルギーに生命力ではなく
玉から直接精力を奪われるのだった。

これが時間干渉装置 玉手箱の欠点であった。

そして、兄 太郎はスーツの使用しすぎで
老化し死に掛けていたということだった。

兄は、そんな体だったのに小太郎を助けるために
変身し来てくれたのだった。

小太郎の年齢だと
装着していられる総時間は18時間が限界だそうだ。

ツクヨミに気軽に使うな、と念を押された。

ボラギノールはエネマグラを目指して航行中だ。
さっきから猿が失神したまま泡吹いている。

出向から丸一日経った頃

エネマグラについたということで
小太郎は操舵室に行った。

窓を通してみるそこには一つの孤島があった。

その島こそが宇宙戦艦エネマグラ
人々には鬼が島と呼ばれる島である。


島の船着場には一人の男が立っていた。


「と・・・・・父さん?」


艇を船着場につけ
小太郎を始め、ツクヨミ・カルピス・泡吹き猿
が降り立った。

目の前には筋骨隆々の中年。


「お久しぶりです。浦島博士」


「あぁ、久しぶりだねツクヨミ君。そして小太郎」


今更、父親面するこの男に
小太郎は心底怒りを覚えていた。

「あんたのせいで!あんんたのせいで俺たちは苦しい生活をしてたんだぞ!
 そして太郎兄さんは、お前のせいで死んだ!お前が作ったんだろ、あの装置を!」

浦島博士は、表情を変えずじっと小太郎の目を見ながら言った。

「そうだ。すべてはホモ太郎の復活を阻止するため、地球のためだ」

そのまっすぐな瞳に見据えられ
耐えられなくなった小太郎は父を通り越して山のほうへ歩いていった。

小太郎が山のほうへ行った後

「さてそれでは、積もる話もあるだろう。艦内へ行こうか」

その時

「ウキー!向かって来いHIV!ウキーが倒すウキー!」

突然、アナルが飛び起き臨戦態勢を取った。

「あれ・・・ここはエネマグラ?ウキ達がなんでここに?」





「死ねよ」
カルピスがそっと呟いた。


状況を理解したアナルは
博士と親しげに話し始めた。

「おっ、久しぶりウキー温羅!っと今は温羅島だったウキね。」

「そうだな、ツクヨミ防衛作戦以来か。お互い、無駄に悪運が強いな。」

2人は話しながらエネマグラの艦内に続く道を歩き始めた。
それにツクヨミとカルピスも続いた。



だが、艦内に入る前に鬼が島の山林が激しく燃えていた。

小太郎の放火癖は健在であった。