シズメシズメ

シズメシズメ

収録作品:艦隊これくしょん -艦これ-[PC]
作・編曲者:大越香里
コーラス:大越香里、masa

概要

ヒノ…カタマリトナッテ…シズンデシマエ……!

2014/8/8に開始した夏イベント「AL/MI作戦」の後半海域であるMI作戦海域のボス戦にて流れる音楽。
艦これ初の深海棲艦をモチーフにした曲である。当のイベント自体も初の「連合艦隊」や「多方面作戦」等の要素が盛り込まれ、
艦これのターニングポイントとして印象深く、本曲もその一端を担っているであろう。

これまでの勇ましい曲調の戦闘曲と違い、「シズメシズメ」「冷タキ海ヘ」「深ク深ク海ノ底ヘ」といった怨嗟の籠もったコーラスと、
激戦を想起させるエレキギターやドラムによる激しい旋律に、切なさを感じさせるピアノによる重く悲しい旋律が加わるのが特徴。
主旋律に使用される楽器が次々と入れ替わっていく様は、まるで深海棲艦の怨嗟・激情・悲嘆といった感情を表現しているようであり、
初聴時のインパクトも相まって、艦これのBGMの中でもトップクラスの人気を受けている。
ちなみにコーラスは作曲者の大越香里氏と、大越氏の友人であるジャズ歌手であるmasa氏が務めている。*1

また、流れる作戦海域が史実のミッドウェー海戦をモチーフにしている事にちなんで、
航空母艦「飛龍」(史実上のミッドウェー海戦で沈んでいる艦の1隻)をテーマとした楽曲、「飛龍の反撃」のフレーズも踏襲されている。

緊急電文!本土近海に敵別働隊来襲!!
Counter Attack to AL/MI Operation

本曲が使用されたイベント「AL/MI作戦」自体も屈指の高難易度を誇っており
特に真の最終ステージである第6海域(E-6)は様々な要素から艦これイベント史上トップクラスの難易度となり、
当時のプレイヤーの多くが立ち塞がった壁の高さに震えながらも奮戦していった。
+ E-6「敵別働隊を迎撃、本土近海防衛!」まとめ
  • 作戦の隙を突いた深海棲艦側の本土急襲という設定から、E-6の海域存在が意図的に告知されなかった。
    (不測の事態にも備えるようにと事前告知は一応あったが...)
  • 第5海域までに使用した艦隊は別海域にいるという設定から、事前の海域に出した全ての艦が出撃不能。
    このため主力をここまでで使い切ったプレイヤーは挑戦ができない。(当時は支援艦隊にも制限有り)
  • 先述の設定から6人編成の通常艦隊(前ステージまでの連合艦隊より手数が少なく、被弾率が高い)での出撃。
  • 道中が大破率の高いマスが連続しており、ボス前に至っては攻撃を受ければ一発中大破必至の夜戦マスか、
    表向きのラスボスである空母棲姫(本来は12人がかりで倒すキャラで高火力・高耐久・高命中)が出現するマスの二択。
  • ボスマスへのルート固定条件+空母棲姫から制空をもぎ取るために戦闘用装備があまり詰めず、戦闘での手数がさらに減りがち。
  • ボスは前述の空母棲姫と同等かそれ以上に強力な過去イベントボス・戦艦棲姫であり、しかも敵陣形の関係で命中も高い。
  • クリア直前になるとボスの戦艦棲姫に加えて更に1体の戦艦棲姫が随伴に追加される。
    結果、高火力の攻撃が倍飛んで来る+高耐久でなかなか沈黙せず、クリア条件である旗艦の方の戦艦棲姫撃破が非常に困難。
上記のような要因から、2013年秋の鉄底海峡と同様にプレイヤーにトラウマソングとしても強烈なインパクトを与えた。

なおイベント当時はBGMの正式名称は公開されていなかったため印象から通称として「シズメシズメ」等と呼ばれていたが、
サントラ収録にあたって「シズメシズメ」が正式名称だと判明した。その特徴的な曲調から、「沈メタル」という愛称もあるようだ。

過去ランキング順位


サウンドトラック

艦隊これくしょん -艦これ- Kancolle Original Sound TrackII 風


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最終更新:2023年09月14日 07:51

*1 三周年記念の大越氏のインタビューによると、本曲のコーラス部分は100トラックくらいの音を重ねているとのこと。