銀河に名立たるハルトマン

ぎんがになだたるハルトマン

VS.悪のカンパニー

収録作品:星のカービィ ロボボプラネット [3DS]
作曲者:安藤浩和
作詞:熊崎信也

概要

本作の敵組織である悪の企業「ハルトマンワークスカンパニー」の社歌という名目で作曲されたロボボプラネットのメインテーマ。
本作の発売と同時にカラオケでの配信が発表され初っ端からユーザーを驚愕させた。

この曲が作曲された経緯については、HAL研究所公式ホームページのブログにて作曲者の安藤氏本人が語っている。
それによると、開発初期の段階でディレクターの熊崎氏から悪の企業っぽいテーマ曲を作るよう言われ通常ボス戦の曲である「VS.悪のカンパニー」を作曲したとのこと。
その後開発中盤に熊崎氏から「"社歌"を歌うムービーを作る」と言われた上に、すでに三番まで歌詞を作っていたことで二度驚かされたとか。

このことから、「VS.悪のカンパニー」がすべての基礎となった曲であることが分かる。
また、派生曲のうちの1つ「ハルトマンワークスカンパニーのテーマ」は公式ホームページで試作段階の曲を3つ上げており、曲を作るうえでの試行錯誤がうかがえる内容となっている。
また、同ページには「回歴する追憶の数え唄」の試作曲まであったりする。

この曲のフレーズは、ロボボプラネットで作曲された曲の至るところで使用されているのだが、肝心のプレジデント・ハルトマン戦の曲「Crazy Rolling in Money」では思い出したように1フレーズ流れるだけだったりする。
また、シアタールームのスペシャルリサイタル映像では秘書スージーが歌うという形をとり「銀河に名立たるハルトマン:昨夜のラストリサイタル」が流れるが、なぜか三番は歌われない。
三番の歌詞についてはカラオケとサントラで確認することができる。
なお、歌詞については熊崎氏が作詞しただけのことはあり、様々な内容を暗示する言葉が至るところにある。
このことについては、熊崎氏は後年「星のカービィ25周年記念オーケストラコンサート」のパンフレットで以下のように明かしている。

なぜ侵略者にこの星が狙われたのか、いつものシリーズのようにクライマックスだけではなく、物語中盤でも少しづつ明かそうと考えました。そこで侵略者の幹部、スージーが何度も登場しますが、セリフがマンネリにならないように考えたのが“社歌”です。総統を称えるような歌があれば、統率力をもった軍隊のような雰囲気にもなると思いました。歌詞はすんなりと作成したのですが、今思えばもっと拍をちゃんと当てれば良かったなと(笑)。でも、カラオケになることが決まったときには驚きの3番があるようにし、さらにゲームの奥深くで明かされる事実につながる要素も仕込むことができました。ぜひ、皆さんもスージーのように頑張って歌ってみてください。


星のカービィ スターアライズでは「星の秘書スージー」の名前ブロック部屋で「銀河に名立たるハルトマン/スターアライズ アレンジ ver.」が流れる。
「VS.悪のカンパニー」を軽めの調子でアレンジした感じになっている。

歌詞


過去ランキング順位

「銀河に名立たるハルトマン:昨夜のラストリサイタル」

「VS.悪のカンパニー」


サウンドトラック

星のカービィ ロボボプラネット オリジナルサウンドトラック


KIRBY STAR ALLIES THE ORIGINAl SOUNDTRACK(初回限定生産盤)


紹介映像

『銀河に名立たるハルトマン from 星のカービィ』歌い出し映像

秘書スージー登場(星のカービィ スターアライズ)

「ハルトマンワークスカンパニーのテーマ」と「VS.悪のカンパニー」が流れる。

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最終更新:2023年08月28日 21:10