Awakening

アウェイクニング

収録作品:ファイナルファンタジーXI[PS2/PC/360]
作曲者:谷岡久美

概要

俺が内なる炎に焼き尽くされて果てるのが先か、
おまえ達人間どもが この地から消えてなくなるのが先か、
ふたつにひとつ!

さあ、来い、人の子よ!
死ですら、もう俺をとめることはできぬのだ!
我が憎しみ、思い知らせてくれる!!


ズヴァール城最奥部の王の間で待ち構える「闇の王(Shadow Lord)」との戦闘で流れるBGM。
闇の王戦以外でも王の間の戦闘ではこの曲が使われるほか、裏世界のデュナミス-ザルカバード(裏ザルカ)でもこの曲が流れる。
船宿コーカバでの曲集「故郷」でも試聴できるが、闇の王と戦っていないと曲目リストに載らないため聴くことはできない。

低音の男性コーラスから始まる強烈な威圧感を帯びた非常に重厚的な音楽で、まさに尋常ならざる相手と対峙している緊張感を与えてくる。
前半はテンポをどんどん加速させながら、中盤からはだんだんと落ち着き始めるといった緩急のついた構成も魅力で、曲の尺は4分以上と長い。
実際この闇の王はサービス開始時に実装されていた三国ミッションで登場した、いわば『FFXI』最初のラスボスといべき存在。
ラスボスだけあってその強さは半端ではなく、サービス初期の時代では「ヴァナ・ディール最強の敵」とまで言われるほどであった。
また闇の王が登場するムービーシーンでも途中からこの曲が流れはじめ、威圧感たっぷりの闇の王の雰囲気に華を添えている。
当時からやり込んで闇の王と戦ったプレイヤーにとっては印象深い曲なっているはずで、『FFXI』の楽曲の中でもかなりの人気を持つ。

他作品でも使用される機会は多く、『時忘れの迷宮』、『DFFAC』、『FFRK』、『モンスターストライク』などでアレンジ版が使われている。
『時忘れの迷宮』は高橋雄蔵氏、『DFFAC』は石元丈晴氏、『FFRK』は鈴木克崇氏、『モンスターストライク』は牧野忠義氏が編曲を担当。
シャントットが参戦している機会にアレンジされている場合が多いので、人によっては闇の王よりもシャントットのイメージが強いかも。
ただ『FFRK』ではちゃんと闇の王がボスとして登場しており、原作通り闇の王との戦闘で使用されている。

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サウンドトラック

ファイナルファンタジーXI オリジナル・サウンドトラック


ファイナルファンタジーXI オリジナルサウンドトラック リミテッド・エディション



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最終更新:2023年08月16日 23:34