佐々木嘉則

ささき よしのり

コナミに所属していたサウンドクリエイター、プログラマー。「モアイ佐々木」の異名を持つ。
1961年2月20日生まれのB型。同志社大学経済学部卒。*1
高校3年から音楽をやっており、コナミ在籍時にもフュージョン系のバンドを組んでいたという。 *2

コナミでは1984年頃から活動しており、数多くいたコナミ矩形波倶楽部のメンバーの中でも最古参に入る作曲家。
『ロードファイター』・『ツインビー』といったコナミ黎明期のアーケード作品を担当。
その後、『イー・アル・カンフー』以降、少なくとも1988年頃までのほぼすべてのMSX作品に参加。*1
代表作としては『夢大陸アドベンチャー』・『火の鳥 鳳凰編』などがある。

グラディウスシリーズに登場する名物キャラクター「モアイ」のモデルとなった人物としても有名。
これは佐々木氏の風貌がモアイそっくりだったため。「モアイ佐々木」の名前もそこから来ている。
余談だが同時期にカプコンでも自分の見た目をキャラクターのモデルにされた作曲家がいた。

90年代に入ってから仕事をサウンドクリエイターからプログラマーへと転向する。
プログラマーとしての初めての仕事は『グラディウスII』のX68k移植版。プログラミング初心者ながら開発チームのリーダーとなった。
佐々木氏が言うには音楽担当の時でもサウンドプログラムなど行っていたため、初めてでもプログラムの基本は理解していたとのこと。
その他プログラマーとして『T.M.N.T. リターン オブ ザ シュレッダー』やMD版『リーサルエンフォーサーズ』に関わっている。
海外SEGA-CD版『スナッチャー』ではディレクターを務めた。

参加作品の一例

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最終更新:2023年12月21日 00:33

*1 『MSXマガジン』1988年3月号 ゲームデザイナー60人に聞きました p. 146

*2 『マイコンBASICマガジン』1987年12月号 MAKING OF THE VGM 第一回 コナミ編 p. 56より

*3 『マイコンBASICマガジン』1987年12月号 MAKING OF THE VGM 第一回 コナミ編 p. 55より