ラストオカルティズム ~ 現し世の秘術師

ラストオカルティズム ~ 現し世の秘術師

収録作品:東方深秘録[Win/PS4] 
作曲者:ZUN

概要

『東方深秘録 ~ Urban Legend in Limbo.』のストーリーモードの最終ボスである宇佐見菫子のテーマ。
なおキャラによっては宇佐見菫子が最終ボスではないこともあるが、その場合でもファイナルステージで使用される。
副題の「現し世(うつしよ)」は「現実世界」という意味で、東方の世界である幻想郷とは分け隔てられた「外の世界」のこと。
宇佐見菫子は幻想郷ではなくこの「外の世界」の住人で、不可侵の幻想郷の秘密を暴くために今回の騒動を起こした。

イントロはピアノによる淡々としたメロディーが繰り返され30秒ほど続く。
それが終わると一気にエレキギターが激しく鳴りだし、そこからオルガンが加わって一直線に突き進むような怒涛の転調となる。
イントロで使ったメロディーを組み合わせながらどんどん盛り上げていき、始まって3分辺りになったところで遂に最高潮を迎える。
1ループが4分近くもある大作と言って良いほど力の入った楽曲で、ラストバトルに相応しい非常に盛り上がる音楽となっている。
またイントロ部分は戦闘前の会話シーンを使い、戦闘開始と共に曲も転調といった形の演出方法も評価されている。
特に博麗霊夢編でのこの曲のイントロをバックにした霊夢と菫子との戦闘前の掛け合いは本作屈指の名シーン。

VSモードではステージ「外の世界」で使われており、現実世界である「外の世界」は辺り一面ビルが建ち並ぶ夜景ステージとなっている。
ビルの夜景は幻想郷を舞台とする東方Projectの作品ではまずお目にかかれないものなので、とてもインパクトのあるステージであった。
こうしたことから「夜」というイメージも強い曲となっており、みんなで決める夜曲ランキングベスト100でも高順位を獲得している。

サントラの『深秘的楽曲集 宇佐見菫子と秘密の部室』では原曲の他にあきやまうに氏がアレンジしたものも収録されている。
またムックの『東方外來韋編 ~ Strange Creators of Outer World.』では付属CDにZUN氏のセルフアレンジ版が収録。
ZUN氏曰く「音量やテンポなどを調整して聞きやすくなっている」とのことで、原曲に比べるとややテンポがゆっくりめ。
続編の『東方憑依華』でも宇佐見菫子が登場しこの曲も収録されている。アレンジされておりARM(IOSYS)氏が編曲を担当。

過去ランキング順位


サウンドトラック

深秘的楽曲集 宇佐見菫子と秘密の部室

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最終更新:2022年08月22日 03:16