バブルボブル

BUBBLE BOBBLE

Final BUBBLE BOBBLE

SYBuBBLuN

タイトーメモリアル BUBBLE BOBBLE(バブルボブル)

機種:AC, FCD, NES (海外のみ), MSX2, Mk3, X68k, FMT, GB, GG (北米のみ), その他多機種
作曲者:君島正 (KIM/KIMIJIMA)
スペシャルサンクス:今村善雄 (OTO/IMAMURA)
サウンド(FCD,NES):SHOTARO、小倉久佳 (OGR)、高木正彦 (TAKAGI)
サウンド(MSX2):小倉久佳 (OGR OGURA)、DR.A
ミュージックアンドサウンド(Mk3, GG):八木下直人 (YAG)、大縫一行 (OONUI) BY ZTT
サウンド担当など(X68k):後藤浩昭 (GORRY) *1 *2
ミュージックプログラマー(X68k サイバブルン):後藤浩昭 (後藤“GORRY”浩昭)
ミュージックアレンジャー(X68k サイバブルン):磯田健一郎
効果音 (FMT):おおだいらゆうじ
作・編曲者 (FMT):石黒彰
サウンドプロデュース (FMT):KIM CO.,LTD.、伊藤圭一
サウンド(GB):小倉久佳 (OGR"ZTT")
サウンド(GB メモリアル):ライトリンクミュージック
開発元:タイトー (AC, FCD, MSX2, Mk3)、マイコンソフト (X68k)、ビング 第二開発室 (FMT)、タイトー TEAM "BUGRU-BOTTURU" (GB)
発売元:タイトー (AC, FCD, MSX2, GB)、セガ (Mk3)、電波新聞社 (X68k)、ビング (FMT)
発売日:1986年9月 (AC)、1987年10月30日 (FCD)、1987年9月26日 (MSX2)、1988年7月2日 (Mk3)、1990年10月31日 (FMT)、
   :2016年1月29日 (PS4)、2022年12月29日 (NS)

概要

タイトーの代表作のひとつ。
主人公のバブルンは後にちゃっくんからタイトーマスコットキャラの地位を奪うことになった。

タイトーサウンド黎明期、ZUNTATA発足以前からのメンバーである君島正氏の、数少ない作曲作品にして代表作。
タイトー製としては珍しく、ほとんどのBGM再生にはOPL (YM3526) を採用しており、そのキンキンとした独特な音色が特徴。
ゲーム開始演出である「スタートデモ」部分については、小倉久佳氏が頼まれて作曲したものとのこと。*3
制限時間が近づくとテンポアップするBGMが印象的。
「ネームエントリー」は、君島氏の夢の中に登場した「西部の酒場のカウンターでバブルンとボブルンが酒を飲み、その横でホンキートンクピアノが鳴っていたシーン」を元に、それをイメージして作曲されたという。*4

X68000版では内蔵音源である4オペレーター8チャンネルのOPM (YM2151) でOPLの音色を再現している。
同じく電波新聞社の移植担当作品である『ドラゴンスピリット』などは音源も同じOPMで、音色データも基板データから抜き出したものを使用していたが、本作では音源もデータも異なるため、音色データを作成する必要があった。
アーケード版で使用されているOPLは2オペレーターだが、デチューンが深い上に全9チャンネルを有効に使っていたため、深みの再現が難しく1チャンネルも削るわけにはいかなかったという。
また隠しゲームとして『サイバリオン』のキャラクターをフィーチャーした『サイバブルン』を収録。
こちらは曲や音色がアレンジされたものが使用されている。

サウンドテスト(MUSIC SELECT)の入り方(Mk3):
  1. プレイセレクト画面で本体のポーズボタンを押す
  2. 画面の枠が青色に変化するので、2、2、左、1、2、右、2、左を押す
  3. 効果音が鳴り画面の枠が点滅するとMUSIC SELECTが開く
  4. 方向ボタン上下で曲を選択、1ボタン or 2ボタンで曲を再生

(ストーリー次作1(AC):レインボーアイランド (本作で人間の姿に戻った初代バブルン&ボブルンが冒険))
(ナンバリング次作(FC):バブルボブル2 (ナンバリング次作))
(派生作品:パズルボブル
(ストーリー次作2(AC):バブルシンフォニー (初代バブルン&ボブルンの子孫が冒険 *5))

収録曲

曲名 作・編曲者 補足 順位
WAKEUP 君島正 エクステンドジングルとしても使用
YM2203で再生
CREDIT YM2203で再生
スタートデモ ~ メインテーマ 小倉久佳
君島正
「スタートデモ」作曲:小倉久佳 第3回581位
アーケード28位
第2回アーケード94位
一面301位
1980年代191位
Hurry! ~ メインテーマ (ハリーアップ!) 君島正 「Hurry!」部はYM2203で再生
スカルもんすた出現
シークレットルーム
エクステンド/ボーナスミュージック エクステンドバブルコンプリートデモ
ちゃっくんハート取得時、ボーナスステージではイントロなし版を使用
ミス YM2203で再生
すーぱーどらんく 君島正 ROUND 100
YM2203で再生
偽りのエンディング COME HERE WITH YOUR FRIENDS!
真のエンディング THE END !
ネームレジスト ENTER YOUR INITIALS !
ゲームオーバー GAME OVER
X68000版追加曲 (仮曲名)
コピープロテクト音頭 磯田健一郎 *6
サイバブルン グッドエンディング 磯田健一郎?
FM-TOWNS版追加曲
STRUGGLED BIG FIELD VINGエンディング
NEUTRAL DANCE 石黒彰 第二開発のテーマ *7
FMT版『ファイナルブロー』にも収録されていたが、
本作で曲名が設定された
Over The Cinematic View ビングのテーマ
正式曲名 (SOUND TEST MENUではすべて大文字表記)
FMT版『ファイナルブロー』からの再録

サウンドトラック

タイトー・ゲーム・ミュージック (GAME SOUND LEGEND版)


アーケード版を収録

GAME SOUND LEGEND SERIES LEGEND OF GAME MUSIC 2 ~PLATINUM BOX~


DISC 3にアーケード版を収録
現「偽りのエンディング」は「バッドエンディング」として、「真のエンディング」は「グッドエンディング」として、「ネームレジスト」は「ネームエントリー」として収録。

タイトー レトロゲームミュージック コレクション3 オールターゲットクラスタ


アーケード版を収録。
現「WAKE UP」は「タイトル」として収録。
「偽りのエンディング」、「真のエンディング」、「ネームレジスト」となった。「ミス」は収録されなくなった。

バブルボブル オリジナルサウンドトラック

Apple Musicでの配信。このほかSpotifyYouTube Musicでの配信あり。
『タイトー レトロゲームミュージック コレクション3 オールターゲットクラスタ』と同内容のアーケード版を収録

タイトーデジタルサウンドアーカイブス ~ARCADE~ Vol.6


アーケード版をデジタル収録。
「WAKE UP」表記に戻された。

Rom Cassette Disc in TAITO Vol.1



関連動画

FCD版 (Wii U VC) プレイ映像

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最終更新:2024年03月16日 17:07

*1 README.LOGより

*2 後藤氏の業務経歴より

*3 音画制作所解剖室 FILE.21より

*4 タイトー・ゲーム・ミュージック ブックレットより

*5 第461回 アーケードアーカイバー レインボーアイランドスペシャル!より

*6 磯田健一郎氏の直筆譜より

*7 TAMAE.DOCより