6回戦サーヴァント戦

綺麗に4つ打ちされたリズムを元に、切なくも爽やかなメロディーが展開されるとても華麗な楽曲。
戦闘曲とは思えないくらい切なさが籠められた曲であるが、その理由はこの戦闘のシチェーションにある。
この6回戦の相手はルートによって異なるが、いずれも何かと主人公を手助けしてくれたある種の友とも言える存在であった。
そして相手を倒しても、勝者のみしか生き残ることができないという聖杯戦争のルールによる過酷な結末が待っている。
決闘による別れという感傷。それを乗り越える決意を感じさせるような悲しみと熱さが交じり合った曲調はまさにこの戦闘にベストマッチ。
聖杯戦争は7回戦まであるが、6回戦のみこの専用の曲が使われているので、印象にも残りやすく本作の中でも屈指の人気曲である。

また6回戦後の七の月想海でのSE.RA.PH戦でも使用。主人公とサーヴァントの信頼が感じられるイベントが挟み込まれておりこちらも印象深い。
ただしこの戦闘はサーヴァントの好感度が高くないと発生しないようなので注意しよう。