SOLAR INFERNO

ソーラーマンのステージは人工太陽の研究施設で、そのため道中ではあちこちでマグマや火が噴き出しているステージ。
そんなステージのBGMは「熱い」というよりも「暑苦しい」という言葉の方が合うようなかなり派手で濃いものになっている。
まず音色が非常に分厚く、8ボスのステージ曲の中でもこの曲だけはまるで拡張音源を思わせる様な厚みを感じさせる。
ヘビメタを意識したような曲調で、チップチューンながらもエレキギターをギュンギュン鳴らしているような音使いはインパクト絶大。
そしてサビに入るとギューンとテンポが加速していき、曲のテンションは一気に最高潮を迎える。
全体的にクールで渋めの曲が多い8ボスステージの中では、ひときわ毛並みの違った存在感のある楽曲でもあり、その分だけ人気も高い。

『ロックマン10イメージサウンドトラック』では藤田氏のセルフアレンジ曲が収録。
やはりイメージと完璧に合ったエレキギターギュンギュンのヘビメタ調の曲である。後半はギターソロが入るなど追加パートもあり。