やさしい友だち

やさしいともだち


概要

イベントで流れるBGM。主人公リュウの相棒である「ボッシュ」との関連したシーンで使用される。
穏やかな曲調であるが、憂いを秘めたような儚げな雰囲気を持った楽曲。

この曲は主に3つのシーンで使用されている。
最初はゲーム冒頭のロッカールームでボッシュが登場するシーン。
このボッシュ、言動は生意気だが腕は確かであり、リュウにとっても頼りになる存在であった。
しかしこの2人の間には大きな壁があった。それは生まれたときに定められる「D値」というパラメーターである。
2人が生きる世界ではD値が高いほど社会的地位も高くなる。そしてボッシュのD値はリュウのD値より遥かに高い。
D値の低いリュウは一生下働きのままだが、ボッシュはどんどん出世して高い地位へ昇ることができる。
そんなボッシュは出世したら自分がリュウの後ろ盾になってやると言う。やっぱりボッシュは「やさしい友だち」なんだ。

次にこの曲が流れるのは離れ離れになったリュウとボッシュが再開したシーンである。
この時ボッシュはリュウをろくな説明もせずにいきなり殺そうとした。というよりも本当に殺しかけた。
ボッシュはリュウに「俺の道を阻むな」と言った。リュウを自分の出世の障害と見なしたのである。
しょせんボッシュにとってリュウは邪魔になれば切り捨てるだけの存在でしかなかった。ちっともやさしくないじゃないか…!

+ そして…
そして時は流れゲーム終盤。
強大な「竜」の力を宿したリュウに対抗するために、ボッシュも「竜」の力を体を宿すことに成功する。
しかしボッシュの宿した「竜」の力が暴走。「竜」はボッシュの体を食い破ろうとする。

リュウ‥暗いよ‥リュウ‥俺が‥‥俺が何かになっていくよ

「竜」による体の浸食。その苦しみはリュウが誰よりもよく知っている。
リュウはボッシュへ静かに歩み寄り、ボッシュの体を貫いた。苦しみから解放されたボッシュの表情はどこか安らかであった…。
そんな苦しむボッシュをリュウが介錯するような場面でこの曲が流れる。この時にやっと「やさしい友だち」という意味が分かるはず。


過去ランキング順位


サウンドトラック

ブレス・オブ・ファイアV ドラゴンクォーター オリジナル・サウンドトラック


タグ:

崎元仁
+ タグ編集
  • タグ:
  • 崎元仁

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2023年12月18日 22:46