白川篤史

しらかわ あつし(天門)

日本で活動しているゲーム音楽作曲家。現在は「天門(てんもん)」という名義を使用している。
かつては日本ファルコムに所属してしており、Falcom Sound Team jdkのメンバーとして1990年から2002年まで在籍していた。
JDKではかなり古参のメンバーに入る方で、英雄伝説シリーズやイースシリーズなど数多くのファルコム作品に関わる。

ちなみに『英雄伝説III 白き魔女』の隠し施設であるファルコム開発室にも白川氏が登場。
元祖PC98版では綱島貴博氏、中島勝氏とともに「JDK流しバンド」を組んで演歌「男ひとり旅」を歌ってくれる。
後のWin版にも登場するが、ここでは松岡博文氏、園田隼人氏、石橋渡氏の「JDK流しバンド」が登場しフラダンスを演奏してくれる。
白川氏はこれに対抗する形で「本家本元JDK流しバンド」と称しまた演歌を熱唱。(メンバーは白川氏1人になっているが…)
一方ボスの石川三恵子氏は「『白き魔女』の音楽は演歌でもフラダンスでもないのに」と呆れぎみ。という内輪話が楽しめる。

ファルコムを退社した後は天門の名義を使い始めアダルトゲームメーカーであるminoriに在籍していた。
ef - a fairy tale of the two.』などの作品を担当。主にピアノやバイオリンを使った繊細な旋律は高く評価されている。
また個人サークル「電奏楽団」を主宰しており、アルバム制作などの同人活動も行っている。

ゲーム音楽に携わる一方で、アニメ監督である新海誠氏の作品の音楽も制作していることでも知られている。
新海氏は同じく元ファルコムに所属で、まだファルコム在籍中だった1999年制作の『彼女と彼女の猫』の音楽を白川氏に依頼したのがきっかけとなった。
その後も初の劇場公開作品『ほしのこえ』や、新海氏の出世作となった『雲のむこう、約束の場所』
3作目となる『秒速5センチメートル』などの作品の音楽を担当している。
2019年にminoriを退社し、新海氏の作品を扱うアニメ制作会社コミックス・ウェーブ・フィルムの所属作曲家となった。

作曲作品の一例



代表的な曲



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最終更新:2022年08月22日 12:21