竹ノ内裕治

たけのうち ゆうじ

ゲーム音楽作曲家。「TECHNOuchi(テクノウチ)」の名義でよく知られている。
コナミの作曲家で、それからSCEフロム・ソフトウェアと業界を渡り歩いてきた。
また2009年から2011年にかけて、所属会社の枠を超えたゲーム音楽家たちのサークルである「ゲ音団」を主宰していた。
ちなみにBEMANIシリーズなどに曲を提供している作曲家のDJ TECHNORCHこと山下泰氏とは別人。

1989年にコナミへ入社。パソコンゲームのサウンドを作る部署へと配属される。
X68k用ソフトの『生中継68』ではサウンド関連の全てを1人で担当し、音作りのノウハウを身に着ける。
その後アーケードのサウンド部門へ移転し、『ミスティックウォリアーズ』や『ガイアポリス』などを担当した。

1997年にコナミを退社しSCEの方面で活動を開始。
元コナミの同僚である衛藤英幸氏や陰下真由子氏と共にSCE傘下の有限会社「デザートプロダクションズ」を設立する。
サーカディア』・『激走トマランナー』・『チェインダイブ』といったSCE関連の作品を手掛ける。

2004年からは専門学校の講師をするなどしばしゲーム音楽から遠ざかったが、2007年にフロム・ソフトウェアへ入社。
モンハン日記 ぽかぽかアイルー村』の作曲をしたほか、『デモンズソウル』のディレクション・効果音制作なども担当した。
余談だが衛藤英幸氏とは中学時代からのバンド仲間であり、フロム・ソフトウェアでも竹ノ内氏と同時期に活動している。

2014年にアクセスゲームズへ移籍。『D4: Dark Dreams Don't Die』の作曲・ディレクションなどを行っている。
竹ノ内氏は過去にアクセスゲームズ開発の『エースコンバットX』を担当しており、その時からアクセスゲームズとは縁があった。

2016年にイニス(倒産再建後は社名がイニスジェイ・現在は更に社名が変わりリオナ)へ移籍。
元アクセスゲームズのSWERY作品である『THE MISSING 〜J.J.マクフィールドと追憶島〜』や、『エヴァンゲリオン・バトルフィールズ』のサウンドディレクションなどを行った。

2020年にリオナを退職し現在はフリーランスとして活動中。

作曲作品の一例



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最終更新:2023年12月21日 03:21