デビッド・ワイズ
イギリスのゲーム開発会社
レアに所属していたゲーム音楽作曲家。
レア所属前から音楽・プログラミングの双方で非凡な才能を開花させており、長きにわたって同社製のゲームの音楽を担当し続けていた。
ワイズは"かなり偶然に"ゲームミュージックの作曲家としてのキャリアをスタートしている。
彼は音楽店で働いており、自分の書いた曲を用いてヤマハCX5ミュージックコンピュータの実演をしていた。
そこにレアの創業者スタンパー兄弟が来店する。2人はデモ曲を聴くと、彼にレア社での作曲家としての仕事を提供したのだった。
ワイズは少年期にピアノのレッスンをはじめ、後にブラスバンドへ参加しトランペットを学び、次いでパンクバンドのドラマーなどを経験。
現在も演奏家であり、主にはサックスのプレイヤーとして活動している。
あらゆる音楽に影響を受けていると語っており、手がける楽曲もアンビエント、ロック、ファンク、スウィング、トライバル、カントリー、エレクトロニカ、果てはオリエンタルなど、ジャンルの垣根のないサウンドワークが特長。
また、とりわけSFCやGBA作品においては、風や波の音、虫の声、マグマの沸騰音といった環境音を楽曲に盛り込むこともしばしば好んでいた。
(同時発音のチャンネルに限りがあるハードの制約を逆手にとったアイデアとも言える)。
ちなみに自身の手がけた作品の中で最も好きな曲は、スーパードンキーコングの「
Aquatic Ambiance」である。
主な作品
ほか多数
代表的な曲
外部リンク
最終更新:2022年04月23日 20:17