モドレナイノ

モドレナイノ

収録作品:艦隊これくしょん -艦これ-[PC]
作・編曲者:大越香里
ボーカル:大越香里

概要

モウ…トベナイノ……トベナイノヨ……ワカル?…ネェ

2015年4月に開始した期間限定イベント海域「発令!第十一号作戦」の後半海域(E-5,6)のボス戦にて流れるBGM。
本イベントでは前半海域のお祭りムードのBGMから一転し、後半海域は敵地への侵攻作戦ということもあってBGMが一変している。
曲名の如く重く不穏な海域MAPのBGM「敵地侵入」に始まり、
暗く切ないメロディの合間に「シズメシズメ」「ココマデオイデ」と囁きかける道中戦闘BGM「深海への誘い」と本曲を合わせて、
深海棲艦のテーマと呼んでも差し支えない退廃的なBGMで揃えらえている。

本曲のメロディ自体は「深海の誘い」のアレンジなのだが、低音による不気味さとバイオリンによる悲しさを表に出したアレンジ元に対し、
本曲は不気味なコーラスから始まって、そこからベースや打楽器の低音に荒々しいギターや各種弦楽器のリフによる激しいメロディになるのが特徴。
ラストではまた一転してオルゴールを奏でるかのような曲調で静かに終わるという、アレンジ元とは全く味付けのことなる曲調となっている。

過去イベント曲の「シズメシズメ」同様に挿入されるコーラスも、本曲においては曲中ほぼ全てにおいて挿入された結果、
殆どボーカル曲とも言って良いレベルにまでになっている。その内容も「シズメシズメ」といった既存のものに近いものに留まらず、
「モウ二度ト届カナイ」「慈悲ナドナイ、ノゾンデナイ」「救イナドアリエナイ」といった嘆きの声、
そしてラストで曲が静かになると同時に、彼女たちの微かな望みが漏れるという、深海棲艦の想いを詰め込んだ一曲となっている。
特にゲーム内においてはラスト部分が夜戦開始時の一瞬の静けさ~夜戦で撃沈の間にかかることも多く、演出としても非常に印象に残りやすい。

また本曲のボーカルは作曲者の大越氏が自ら担当している。以下は大越氏のツイートより引用。
今回の歌入りボス曲は、デスボイス、ウィスパーボイスなど色々な声の出し方で歌ってみました。
道中戦闘曲は、声楽出身の友人に、ロングトーンを手伝ってもらって仕上げています。
イベント海域に漂っている、深海の空気を音で伝えられたらと思い作らせていただきました。

本曲の使用されるマップについても、E-5ボスの泊地水鬼は当時トップクラスを誇る装甲耐久と超火力を活かせる攻撃極振りの装備を持つ強敵であり、
E-6ボスも前イベント最終ボスとして多くの提督が苦汁を飲まされた戦艦水鬼でありトラウマもの
……と思いきや、TVアニメ版放送直後ということで、着任して間もないライト層にも配慮したのか、
前イベントから導入された難易度選択制度と合わせて、イベント全体の難易度はかなり抑えられていた。
多くの提督達が続々と海域ボスを倒し、報酬を手にすることができたため、曲の激しさとは裏腹に、トラウマ曲という印象は少ないようだ。

しかしながら、折しもE-5のボスドロップに鬼畜難易度であった14夏イベント最終海域の報酬である磯風、
E-6のボスドロップに前回イベント報酬であり諸事情から複数所持の望む提督の多かったU-511、
そして実に1年ぶりの新型戦艦実装となる新規イタリア艦・Romaのドロップがあったことから、
これらのレア艦を求める提督達はゴールデンウィークを利用して海域攻略後もボス達を何度もド突き続け、
その様子は有名な映画のタイトルにかけて「ローマの休日」とも称された。
お目当てのレア艦が出るまで何十・何百周と周回し「ローマは一日にして成らず」を体現する羽目となった提督にとっては、
15年春イベントレア艦堀りのテーマとして認識され、別の意味でトラウマBGMとなっているとか。

ゲーム外においても公式主催コンサートにおいては頻繁に演奏されており、
中でも2019年1月の公式ジャズコンサートにおいては、まさかの元XJAPAN・Toshlボーカルによる演奏が披露され話題となった*1
本楽曲はその後もToshl主催のコンサートでも演奏され*2
ゲーム音楽(それも明確なボーカル曲とは言い難いBGM)としては異例の出来事となった。


過去ランキング順位


サウンドトラック

艦隊これくしょん -艦これ- KanColle Original Sound Track III 雲


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