MEGALOVANIA

MEGALOVANIA

収録作品:UNDERTALE[Win/Mac/Linux/PS4/PSV/NS]
作曲者:Toby Fox

概要

it's a beautiful day outside.
すがすがしい日だよな。外は。
きょうは ステキな日だ。

birds are singing,flowers are blooming...
小鳥は歌い、花は咲き乱れ…
はなが さいてる ことりたちも さえずってる。

on days like these, kids like you...
こんな日こそ、お前さんみたいな子供には…
こんな日には お前みたいなヤツは…


Should be burning in hell.
地獄の業火に焼かれてもらうぜ。
じごくで もえてしまえばいい。



エンディング分岐の1つである、モンスターを皆殺しにしながら進む「ジェノサイドルート」のラスボス“Sans”との戦闘で流れるBGM。
重厚かつハイテンポで、昇りつめるような激しい曲調のハードロックとチップチューンを組み合わせた楽曲。
チップチューン音源のイントロから一気にバンド音源が加わり盛り上がる展開、後半のエレキギターソロなどが特徴的。

いかにも「強敵と対峙する」というような曲だが、本作では他のどのBGMとも意味合いが大きく異なっている。
他のルートでは主人公と戦うことはないキャラクターが、このルートでは悪鬼と化した主人公から世界を守るために死力を尽くして立ちはだかるのである。
そして『UNDERTALE』に登場する他の楽曲がすべて、それぞれ関連する人物・場所などのテーマのフレーズを組み込んでいるのに対し、この曲は唯一どのテーマ(ライトモチーフ)も組み込まれていない。
(彼のテーマを組み込んだ戦闘曲は別に存在しているが、他ルートでは戦わないためか未使用曲となっている。)
「“Sans”戦の曲」と言うより、『化物に立ち向かう決意』と『それに行く手を阻まれたプレイヤー』の関係そのものを描いた曲であると言えるかもしれない。

彼との戦闘は作中でも異彩を放つ流れであり、
また難易度では最強と言って相違ない強さのボスなので、挑んでは何十回も殺されるなど、印象にも十分残りやすい。

余談

実はこの曲はこのゲームが初出ではなく別の作品に使用されていた曲のアレンジである。
本作のリスペクト元の1つである『MOTHER2 ギーグの逆襲』の改造ハックロム『EarthBound Halloween Hack』のラスボス戦で使われたのが最初。
他にもウェブコミック『Homestuck』で『UNDERTALE』よりも前にアレンジしたバージョンを出しており、作者の思い入れの強さが伺える。
この『Halloween Hack』、『Homestuck』、そして『UNDERTALE』において、この曲は「殺戮を繰り返す主役」と「それを許さない敵」同士の戦いに流れているという共通点がある。
なお厳密にはバージョンによって曲名表記が異なっており、『Halloween Hack』版は最初のみ大文字の「Megalomania」、『Homestuck』版は大文字と小文字が入り混じった「MeGaLoVania」、『Undertale』版は全て大文字の「MEGALOVANIA」となっている。

作曲者によると「MEGALOVANIA」という曲名は「MEGALOMANIA」と「Transylvania」という2つの単語から由来している。
「MEGALOMANIA(メガロマニア、誇大妄想狂)」の部分は『LIVE A LIVE』の同名のボス戦曲「MEGALOMANIA」のことで、メロディーは当然ながら全く違うが、音使いや曲調は同曲をリスペクトしており共通するものがある。
そこにハロウィンのイメージがあるルーマニアの地名「Transylvania(トランシルヴァニア)」を組み合わせたものとのこと。
(「-vania」の部分のみを組み合わせる前例は「キャッスルヴァニア(Castlevania)」等がある。)
意訳すると「誇大妄想郷」とでも言うべきものかもしれない。

過去ランキング順位


サウンドトラック

UNDERTALE Soundtrack


外部リンク

「MEGALOVANIA」に関する詳しい解説が記載。