Dual Moon

デュアル ムーン

収録作品:メタルブラック[AC/SS/PS2]
作曲者:渡部恭久 (YACK. (ZUNTATA))

概要

第2ステージ[ROUND 2: CRY FOR THE MOON](月)において流れる曲。
2013年2月23日放送のOBSLiveではコンテを貰っていたオープニングBGM「Take off」に続いて最初に完成したROUND BGMだったと語っている。
一方、第393回 アーケードアーカイバーでは最初にこの曲を制作し、続いてオープニングのテストバージョン *1 を作ったあとコンテが作成されたと語っており、矛盾がある。

ゆったりとした第1ステージのBGM「Born to be free」とは対照的に、ベースやスネアを小刻みに刻んでいく軽快なBGMに仕上がっている。
ここはBGMとステージの進行がほぼ完全にシンクロしており、曲がちょうど流れ終わったと同時にボスが出現する。
後半に行くにしたがってどんどん曲調も激しくなり、特にステージのラストは荒々しいビートと共に雑魚敵も波状攻撃を仕掛けてくる難所として有名。

このステージで名物として知られるのが「月」であり、ステージ開始からずっと背景に小さな月が写り続けている。
最初はただの月にしか見えないが、ステージの終わりごろになると背景に画面を覆い尽くすほどの月があらわれ、最初からあった月が徐々にこちら側へ迫りやがてその月が…。
「Dual Moon」(2つの月)というタイトル通りとても凝ったステージ演出であり、メタルブラックの演出を語るうえでは欠かせない要素の一つである。

人気は高く、音楽ゲームの『太鼓の達人』や『ミュージックガンガン2』にも収録されている。

アレンジ曲一覧 (発売年順)

作品 曲名 編曲者・データ化担当 補足 順位
サイトロン ビデオゲームミュージック年鑑1992 19 th MOON 安部潤 イントロは「Born to be free」のアレンジ
メタルブラック (SS) Dual Moon (ROUND 2 -CRY FOR THE MOON) 渡部恭久? イントロの音色がアーケード版と若干異なる
イントロを除きアーケード版よりわずかにテンポが遅い
(Sound Tracks for Digital Generation同士で比較)
メタルブラック -The First- Dual Moon 渡部恭久
ZUNTATA LIVE 1998 güten Talk ~AUDIO FILE~ Live at the Moon 渡部恭久? ZUNTATA LIVE 1998 güten Talkでのライブバージョン
序盤は「Born to be free」のアレンジ

過去ランキング順位


サウンドトラック

G.S.M. 1500 SERIES メタルブラック


アーケード版を収録

サイトロン ビデオゲームミュージック年鑑1992


ARRANGE VERSION、アーケード版を収録

メタルブラック -The First-

Apple Musicでの配信。このほかSpotifymoraでの配信あり。
渡部氏によるセルフアレンジ

ZUNTATA HISTORY L'ab-normal 1st

Apple Musicでの配信。このほかSpotifymoraでの配信あり。
アーケード版を収録

GUN FRONTIER/METAL BLACK/DINO REX Sound Tracks for Digital Generation ~GameMusic Discovery Series~


プロジェクトガンフロンティア2作及びダイノレックスのBGMを網羅した3枚組CDボックス。
アーケード基板及びセガサターン版の音源を収録

メタルブラック オリジナルサウンドトラック


Amazon Musicでの配信。このほかApple MusicSpotifymoraでの配信あり。
新規収録かつ作曲者である渡部恭久氏によるマスタリング監修が施された音源を収録している。

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最終更新:2023年09月05日 20:22

*1 その時点ではオープニングの曲名が「Born to be free」だったという