フラッシュ イン ザ ダーク
概要
ワイリーステージ1面で流れる曲。
過去の本家ロックマンシリーズでは8体のボスを倒した直後のワイリーステージの1面は、泣きメロやクサメロと表現するべきか、高揚感を煽りつつもどこか哀愁の漂う曲が使われている場合が多い。
本曲もまた例外ではなく、12年ぶりの本家ロックマンの続編、作中からひしひしと伝わる『
ロックマン2』を連想させる要素。
その『2』の人気曲である「
Dr.WILY STAGE 1」の存在など諸々の理由も含めているからか、疾走感がありながらも、Dr.ワイリーとの戦いはまだまだ終わらない…という意味合いもあるかのような哀愁をも感じさせる非常にメロディアスな曲となっている。
同時にファミコン版ロックマンが再び遊べているかのような郷愁を感じられる部分もあり(これは本作の曲全体に言えるであろうが)、どこか寂しく聴こえる中盤のフレーズは、ステージ背景の夕暮れの空にも合っている。
作曲者の川上氏のコメントによるとこの曲に関してはやはり『ロックマン2』を意識していたということであり、雷・夕焼け・夜といったステージの背景をイメージして、そこに『2』の「Dr.WILY STAGE 1」の感じを少し混ぜて作曲したという。
本作で人気を二分する曲である「
WE'RE THE ROBOTS」が、例えるなら変化球のノリだとするとこちらは完全に直球、いい意味で狙いすぎている曲と言ってもいいだろう。
過去ランキング順位
サウンドトラック
ROCKMAN 9 ORIGINAL SOUNDTRACK
ロックマン25周年記念CD ROCKCANサウンドE缶
ロックマン サウンドBOX
最終更新:2023年08月14日 00:03