FIEND HUNTER
機種:PCECD
作曲者:
澤下禎(さわしたただし)
開発元:ライトスタッフ
発売元:ライトスタッフ
発売年:1993年
概要
『
プリンス・オブ・ペルシャ』風のアクションゲーム。
CD-ROMという事でビジュアルシーンも多く使われており、初っ端から美女が全裸&アメリカンテイストなラブシーン。
本作のBGMはCD音源曲と内蔵音源曲が使い分けられているが、内蔵音源曲ではドラムパートにACPCMのサンプリング音声を使用しており、CD音源と比較しても遜色を感じさせないクオリティとなっている。
サウンドトラックはゲーム内の楽曲に歌詞を付けたボーカル曲が中心になっており、内蔵音源のものは収録されていない。
うち2曲はキャラクターデザインの木村明広氏がボーカルを務めるなど、かなり微妙な意欲的なイメージ&アレンジアルバムに仕上がっている。
というより、澤下禎の個人バンド「サイファ」の楽曲をCD化したいという個人的な理由で発売した感が非常に強い。
「I'm fine!シリーズ」と称してアレンジ曲を複数収録しており、開き直りなのかライナーノーツも私的な内容である。
また、前述の木村氏のヴォーカル採用も引き立て役にした感が強い。
このアルバムが企画されたのは澤下がライトスタッフの経営陣として参画した直後であり、そのずさんさと個人的な予算利用により開発スタッフは離散、経営危機に陥ってしまう。
その後発売された「アルナムの牙」はとにかくお金を会社に入れる必要があるためデバッグする時間も取れずにゲームを発売せざるを得ない状況となってしまい、致命的なものを含むバグだらけで世に出てしまい当然酷評を受けることとなった。
その後ライトスタッフ(らしきもの)はお友達の寄せ集めで開発を行い倒産することとなる。
なお、同社に見切りを付けたスタッフたちはPCエンジン版「エメラルドドラゴン」で再集結し、エメドラの完成形を作り上げたのち各社のゲーム開発最前線へと再び散っていき成功を収めている。
収録曲
曲名 |
作曲・編曲者 |
補足 |
順位 |
THEME OF "FIEND HUNTER" |
|
|
|
A BOY MEETS THE GIRL |
|
|
|
I'm fine! |
|
|
第2回マイナーレトロ75位 |
BLACK BOXES |
|
|
|
FIELDS(洞窟~巨大馬車~洋館~RUN!) |
|
|
|
WATER DANERS |
|
|
|
WINTER PRESENCE III |
|
|
|
COME ON, PURE LADY |
|
|
|
CECILIA |
|
|
|
In tears... |
|
|
|
HEAD WINDS |
|
|
|
EPILOGUE |
|
|
|
ELENA |
|
|
|
サウンドトラック
フィーンドハンター/澤下 禎
最終更新:2024年02月03日 17:54