サイコーのショー

サイコーのショー

収録作品:スーパーペーパーマリオ[Wii]
作曲者:三留尚子or関河千佳

概要

さあ…
サイコーのショーの はじまりだ!( )


ルイルイルイー!!


本作のラスボス「スーパーディメーン」との決戦で流れるBGM。
名前からも分かるとおり、前哨戦でノワール伯爵を撃破後、伯爵からコントンのラブパワーを奪い異形の怪物と化したディメーンが真のラストバトルの相手となる。
このため曲はディメーンのテーマである「魅惑の道化師ディメーン」及び戦闘曲「イッツァショータイム!」のフレーズを使ったアレンジである。
だが曲の中核を成す「イッツァショータイム!」が変拍子の上に転調が混ざり合うことで、コミカルながらも得体の知れなさを醸し出していたのに対し、この曲はオルゴールのようなイントロから始まり、全体を通して怪しい雰囲気が漂う曲である。
ミステリアルでありエキセントリックなカオスと呼ぶに相応しい異質な代物である上に、中毒性の高いメロディーをもってラスボスに相応しい盛り上がりを見せてくれる。
だがそのカオスっぷりは曲のみに留まらず、今なお語り草となっているのはキャラクターデザイン。
この「スーパーディメーン」はなんと、ルイージを器としてコントンのラブパワーと融合したものであり、ルイージとディメーンを混ぜ合わせた衝撃的が過ぎるデザインである。
これによりペーパーマリオシリーズは二作と本作をもって、主人公のマリオを除いた本作の操作キャラであり『スーパーマリオブラザーズ』よりマリオシリーズを牽引してきたメインキャラクター全てをラスボス化してしまう空前絶後の所業を成してしまった。
このため、ルイージ生誕30周年記念CD「THE YEAR OF LUIGI サウンドセレクション」ではルイージに関係する曲として収録されている。

「愛」という重すぎるテーマを掲げた熱く切ないストーリーの果てに待ち受けていたのは、コントンのラブパワーを象徴とする任天堂作品屈指の黒さと混沌を誇る本作を体現したラスボスと曲であり、この後に控えるエンディングとスタッフロールと合わせて本作を象徴する展開と言えるだろう。

過去ランキング順位

第2回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 120位
第4回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 400位
第5回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 382位
第6回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 423位
第7回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 322位
第8回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 217位
第9回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 640位
第10回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 719位
第11回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 550位
第12回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 712位
第13回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 692位
第14回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 301位
第15回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 287位
第16回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 297位
第2回 みんなで決める任天堂ゲーム音楽ベスト100 38位
みんなで決めるラストバトルBGMベスト100 40位
みんなで決めるマリオシリーズBGMランキング 19位
第2回みんなで決めるラストバトルBGMベスト100 41位
第3回みんなで決める任天堂ゲーム音楽ベスト100 86位

サウンドトラック

THE YEAR OF LUIGI サウンドセレクション


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最終更新:2024年01月03日 20:25