大野木宣幸

おおのぎ のぶゆき

日本で活動していたゲーム音楽作曲家。故人。
1980年にナムコに入社し、最初はプログラマーの仕事をしていたが、後にサウンド担当へ変更。
主に80年代初頭のナムコのアーケードゲームの音楽を手掛けている。
代表作である『マッピー』をはじめ、『ニューラリーX』や『ポールポジション』などを担当。
「初めてゲームにBGMらしいBGMを付けた人物」とも呼ばれ、“ゲームミュージックの父”と言われている。*1

1985年にナムコを退社し、翌年に遠藤雅伸と共にゲームスタジオを設立。
そこで主にミュージックプログラムの仕事などを行い、『ウィザードリィ』などの楽曲の編曲を担当した。
1986年には小尾一介氏らと共にデジタル・エンターテイメント(後のサイトロン・アンド・アート)の設立に関与。
サンリオカーニバル』や『シャドウブレイン』などのサイトロン作品のサウンド制作に携わっている。

その後はゲーム業界からは離れており、別の仕事に就いていたが、2019年8月に逝去されたことが報じられた。

担当作品の一例



外部リンク

インタビュー 大野木氏、小沢氏、中潟氏、川田氏。サイトロン (アーカイブス)

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最終更新:2023年11月22日 03:49

*1 音楽を担当したFC版「ケルナグール」のスタッフロールでは「ゲームミュージックのおとうさん」という肩書がつけられている。