佐藤仁美

さとう ひとみ

ゲームフリークに所属していた女性ゲーム音楽作曲家。女優の佐藤仁美とは同姓同名の別人。
1999年にゲームフリークに入社し、最初は音楽ではなくプランナーの仕事をしていた。
主に「ポケットモンスター」シリーズの楽曲を作成しており、『ダイヤモンド・パール』から本格的に作曲に参加。廃人ロードで有名な「209ばんどうろ」などを作曲した。
『ダイヤモンド・パール』当時、作曲経験がまったく無く、一之瀬剛氏に教育を受けていたという。
この時、一之瀬氏の「好きにやっていいよ」という言葉を真に受けて作曲されたのが、本人のジャズ好きという嗜好がふんだんに盛り込まれた「コトブキシティ(昼)」であり、この曲の影響でポケモン音楽のジャンルの多様化に繋がった事が語られている。
ブラック・ホワイト』では「カゴメタウン」や「ホドモエシティ」などの個性的な町曲を作曲し、
さらに続編の『ブラック2・ホワイト2』では一之瀬剛氏と共に数多くの作曲を任され、「戦闘!チャンピオンアイリス」といった戦闘曲も作曲し、注目を集めている。
基本的には明るく煌びやかなサウンドを得意としており、そのキャッチーで印象に残る曲調から、一之瀬剛氏と並びユーザーからの人気も高い作曲家である。

X・Y』ではなんでもゲームデザイン、『オメガルビー・アルファサファイア』ではゲームデザイン・シナリオとして一部を担当している。
現在はすでにゲームフリークを退社しているが、その後も『リトルタウンヒーロー』といったゲームフリークの作品には関わり続け、『ソード・シールド』のDLCでポケモンシリーズの作曲に再び参加した。また同氏のツイートから、『Pokémon LEGENDS アルセウス』においても一之瀬剛氏とともに作曲を担当していることが明らかとなった。
ゲーム以外ではGateboxのBGMと効果音、一部のシナリオと設定を担当している。

2024年2月27日に『ポケットモンスター ソード・シールド』『Pokémon LEGENDS アルセウス』『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』のサウンドトラックが発売され、同作における担当楽曲が正式に公開された。

作曲作品の一例



代表的な曲



外部リンク

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2024年02月27日 22:03