もりのキノコにごようじん
概要
ハナチャンの森にすむからハナチャンなのか、
ハナチャンがすんでいるからハナチャンの森
なのか、それは誰にもわからない。
前半のダンジョンである『ハナチャンの森』で流れるBGM。
テンポの速い飄々としていながらどこか哀愁を感じさせるメロディアスなフレーズが印象に残りやすく、同ゲーム内の音楽の中でも高い人気を持つ。
事実、サントラのライナーノーツでの解説においてスタッフの間でも好評だったことが明かされている。
この曲は、とても、周りの人たちに好評でした。その
理由を、サウンドエンジニアの菅原氏が分析してく
れました。「この曲だけ妙に叙情的だから。」……
そーですか。[妙に]ですか。だってだって、ここは一
番最初は「精霊の森」って名前で、その次は「迷いの
森」で、最後には「ハナチャンの森」だもんなー。最
初は結構、このワールドの中では、異質な神秘さを
持ってる感じだったんですよー。ま、いっか、気に入っ
てるし。
「森のキノコにご用心」というタイトル通り、このダンジョンには沢山のキノコが生えてるが、なかにはモンスターが擬態しているものもあり、うかつに近づくと襲われてしまうことがある。
また終盤には迷路もあり、その先にはボスの
ユミンパがいる前半の難所といえるダンジョンであるが、ジーノが仲間となりスターピースの秘密が明かされる重要なイベントの場所でもある。
そのためこのダンジョンは曲共々印象深い場所である。
この曲は海外でも人気が高く、この曲に歌詞を付けたFLASHが海外で製作された。
日本でもそれは注目され、さらにそれを加工したFLASHが大人気となり、今でもMAD素材などに使われている。
その後長らくアレンジの機会がなかったが、「memoria!/下村陽子25周年ベストアルバム」にて初めて公式アレンジが行われた。
原曲とは打って変わってスローペースの静かな曲となっており、印象がかなり違っている。
こちらでは楽器の音色をじっくりと味わうことができるだろう。
なおこちらのライナーノーツでは、当時「森のステージ」としかオーダーには書いておらず、キャンディをいっぱい抱えた女の子が、不思議な森で迷子になるという漠然としたイメージで書き始めたら、あっという間に完成したことが明かされている。
そしてリメイク版ではオーケストラアレンジで作曲されている。
原曲の神秘的で不思議なイメージを保ちながら仕上げており、当時の懐かしさを感じられるはずである。
またユミンパ戦では、この戦闘独自のシステムを利用して、「3人わざ」の解禁とトドメ演出の新規イベントが追加されるサプライズが待っており、リメイク版になっても相変わらず印象深いイベントの起こるダンジョンである。
ちなみにランキングでは『スーパーマリオRPG』は
任天堂と
スクウェアの合作であるため、任天堂限定のランキングと、
スクエニ限定のランキングの二つにまたがってランクインした珍しい曲でもある。
過去ランキング順位
サウンドトラック
SUPER MARIO RPG ORIGINAL SOUND VERSION
memoria!/下村陽子25周年ベストアルバム
関連動画
【スマブラ3DS・WiiU】Miiファイターコスチューム第5弾 紹介映像
memória! The Very Best of Yoko Shimomura
スーパーマリオＲＰＧ [Nintendo Direct 2023.9.14]
最終更新：2024年04月24日 05:40
