鈴木慶一

すずき けいいち

主に日本で活動しているミュージシャン。
日本現存最古のロックバンドと言われる「ムーンライダーズ」を結成し、その他にもアーティストへの楽曲提供や映画音楽やCM音楽の作曲を手掛け、
特に彼が手掛けた映画『座頭市』『アウトレイジ 最終章』の音楽は日本アカデミー最優秀音楽賞を受賞する等、日本の音楽界において重要な役割を果たしている。

ゲーム音楽の方面では田中宏和氏と共に『MOTHER』シリーズの音楽の作曲に携わっており、
POLLYANNA」や「EIGHT MELODIES」等を始めとした、高い評価を持つ楽曲を作曲した。

『MOTHER』に関して、原曲を大幅にアレンジした楽曲を収録したサウンドトラックアルバムが発表されている。これは元々商品展開の一環として予定されていたものであり、
鈴木氏は最初からアレンジされることを前提で楽曲を書いていたそう。
録音に際しては鈴木氏が直々にイギリスへ行き、本場のプロの歌手を起用しつつブリティッシュポップ風なアレンジを展開した。
彼の音楽的な備蓄が生かされた名盤に仕上がっているので、ゲームのファンも鈴木のファンも必聴である。


余談

彼のソロ・アルバム「SUZUKI白書」には、『MOTHER2』の楽曲の一つ「旅人に聴かせる唄」が原曲となった「WORDS, COLOURS, NOISES, AND BOOMS」が収録されているので、気になる方はチェックしてみると良いだろう。

ムーンライダーズの楽曲「ニットキャップマン」(作詞:糸井重里)に登場するニットキャップの男はシリーズ続編である『MOTHER3』に登場したある人物のモデルになっていると言われている
(ただし音楽については鈴木氏は関わっていない)。

田中氏は鈴木氏を中心としたバンド「はちみつぱい」のアルバム『センチメンタル通り』に
非常に強い感銘を受け、『MOTHER』『MOTHER2』の楽曲の作成に大きな影響を与えたと言う。


作曲作品の一例



代表的な曲

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最終更新:2023年08月04日 14:40