石渡太輔

いしわたりだいすけ

アークシステムワークスで活動しているゲーム音楽作曲家・ゲームクリエイター。
一部のファンからは「右渡」「ミギー」などの愛称で呼ばれている。
「GUILTY GEAR」シリーズの生みの親であり、「ゼネラルディレクター(製作総指揮)」を担当しつつ、
BGM作曲、キャラクターデザインも担当しているマルチクリエイターである。
最近ではGUILTY GEARシリーズ以外にもBGMや他社の作品でイラストの一部を担当するなど幅広く活躍している。

氏が作った曲はHR/HMから多大な影響を受けており、テンポが速く曲調も激しいものが多いのが特徴。
ただし使う楽器は電子楽器から和楽器、オーケストラ楽器まで幅広いため、聞き飽きることは少ないだろう。
作曲スピードは他の業務もあるのにもかかわらず非常に素早く、BLAZBLUE SOUND COMPLETE BOX付属の冊子によると「森Pが曲のイメージを伝えると2日ぐらいでデモ音源が上がってくる」とか。
ただし曲名を付けるのは苦手で、上がってきた曲を元に森Pが付けていたらしい。

また、GUILTY GEARシリーズの登場人物である「ソル=バッドガイ」の声優を務めていることでも有名。
しかし声優を務める事になったきっかけは「製作費用が足りなくなってしまい本職の声優が呼べなくなってしまったから」だったり。
自分がやると一度は決心したものの、収録日にはトイレに籠もるレベルの緊張に襲われ、仕方なくウォッカをガブ飲みして酩酊を通り越した状態で収録。
旧ソルの声がやたら甲高いのは酔っ払ったノリで収録してしまったためである。

本当は「自分が演じることは声優に失礼だ」との考えを持っている。
長丁場の収録は流石に無理ということでドラマCDや家庭用のストーリーモードでは本職の声優に変更され、
予算も潤沢になった『ギルティギア2 OVERTURE』以降はソルの声優は本職の中田譲治氏に変更となっている。
ただ『アクセントコア+R』の家庭用ではDLCを購入すると石渡ソルに切り替えられるようになっている。
このことは石渡本人にスタッフが知らせていなかった模様で、「あれ…俺の声売られてる?」という趣旨の発言をしたことも。

ちなみに、氏の楽曲のいくつか*1でボーカルを務めている本村・Christopher・純也氏は本職の歌手ではなくアーク社員。
アーク社の作品においてリードモデラーやディレクターも務める重要なスタッフだが、単に英語がペラペラという理由で抜擢されているとの事。

作曲作品の一例



代表的な曲

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最終更新:2023年10月15日 11:28

*1 『GG2』の「Worthless as the Sun Above Clouds」、『ブレイブルー』の「Black Onslaught」と「MUST DIE」