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*組曲：星羅征く旅人
**くみきょく：せいらゆくたびびと
収録作品：[[星のカービィ スターアライズ]]［NS］
作曲者：[[安藤浩和]]
----
**概要
#center(){&font(b,14px){さぁ &ruby(た){立}ち&ruby(あ){上}がれよ &ruby(はかい){破壊}せし&ruby(かみ){神}よ&br()&ruby(ほし){星}&ruby(くだ){砕}き &ruby(あい){愛}を&ruby(めっ){滅}せよ&br()&br()さぁ &ruby(ち){地}を&ruby(あい){哀}で&ruby(つつ){包}め &ruby(おの){己}が&ruby(のぞ){望}むまま &ruby(じゅうりん){蹂躙}を&br()&ruby(ほしぼし){星々}を&ruby(めぐ){巡}り &ruby(ほうせい){崩星}を&ruby(かなで){奏}&br()&ruby(かなた){彼方}&ruby(らくえん){楽園}に &ruby(しゅうえん){終焉}を… &ruby(とわ){永遠}に}}
#center(){&font(b,14px){さぁ &ruby(と){飛}び&ruby(た){立}つのだ &ruby(はかい){破壊}せし&ruby(かみ){神}よ&br()&ruby(ほし){星}&ruby(く){喰}らい &ruby(あい){愛}を&ruby(めっ){滅}せよ&br()&br()さぁ &ruby(あま){天}を&ruby(か){翔}ける&ruby(あい){哀}よ &ruby(そら){宇宙}から&ruby(ふ){降}る&ruby(やみ){闇}よ &ruby(しんぱん){審判}を&br()&ruby(ほし){星}の&ruby(こ){子}&ruby(ら){等}&ruby(いの){祈}り &ruby(さけ){叫}びの&ruby(ね){音}を&ruby(かなで){奏}&br()&ruby(ゆめ){夢}の&ruby(らくえん){楽園}に &ruby(しゅうえん){終焉}を… &ruby(とわ){永遠}に}}
本作のラストボスである「破神エンデ・ニル」とのバトルで流れるBGM。正式な曲名はNintendo DREAM 6月号にて明らかになった。
「組曲」という名の通り、形態変化に合わせてシームレスで音楽が切り替わっていくのが特徴。組曲と各楽章はそれぞれ別曲としてサウンドテストに収録されている。全楽章とも「Prayer song to God」のアレンジが含まれている。
カービィシリーズ史上初の「神」の名を冠するラストボスなだけあり、第一楽章から第三楽章までは壮大で迫力のある構成だが、これに対して第四楽章は恒例となった「[[グリーングリーンズ>GREEN GREENS]]」のアレンジをロック調にするという大変印象に残る構成になっている。
またこの曲はシリーズ初のインタラクティブミュージックを取り入れた曲でもあり、各形態を撃破した様々なタイミングによってシームレスに次の楽章に繋がるよう作曲とプログラミングが行われている。
このインタラクティブミュージックへの取り組みは、後年『[[星のカービィ ディスカバリー]]』の曲構成に大きな影響を与えることになる。
***第一楽章：星砕きの戯れ
#blockquote(){第一形態である「魔神形態」との対決時に流れる。
「Prayer song to God」のオーケストラアレンジとなっており、バイオリンとトランペットの重厚な音色が壮大な印象を抱かせる。}
#center(){&font(b,14px){おどろきの ニル&ruby(ほんたい){本体}が あらわれたっ！&br()&ruby(なん){何}の&ruby(かんじょう){感情}も &ruby(も){持}たない、&ruby(やみ){闇}のエネルギーで &ruby(つく){作}られた&br()&ruby(ぶっしつ){物質}のような そんざいから &ruby(いま){今}、&ruby(なに){何}かが &ruby(め){目}ざめつつある。&br()その ねむりの&ruby(なか){中}でニルは はじめて、&ruby(こころ){心}から&ruby(おも){思}った…}&br()&br()&font(b,24px){&ruby(め){目}の&ruby(まえ){前}のてきを、めっせねば とっ！}}
***第二楽章：胚子の器
#blockquote(){第二形態である「コア」との対決時に流れる。
全体的に静かで不安感を煽る曲であり、[[ロボボプラネット>星のカービィ ロボボプラネット]]の「主のいないインテルメッツォ」と同じく間奏曲としての役割を果たしている。}
#center(){&font(b,14px){ぞう&ruby(お){悪}、しゅうねん、しっと、よく&ruby(ぼう){望}… ハイネスが&br()&ruby(あつ){集}めた&ruby(やみ){闇}は、ニルの&ruby(なか){中}で &ruby(あんこく){暗黒}の&ruby(ちから){力}へと &ruby(へん){変}かんされ&ruby(つづ){続}けていた！&br()&ruby(あら){新}たに &ruby(う){生}まれた たましいと それが、カオスとなって&br()&ruby(){よりぞうふくする。しかし、まけはしない… なぜならばっ}}&br()&br()&font(b,20px){あの&ruby(ほし){星}の&ruby(とも){友}だち みんなが、ついているからだ！}}
***第三楽章：哀と渾天の翼
#blockquote(){第三形態である「天使形態」との対決時に流れる。
第一楽章と曲調が同じだが、バイオリンの音色がパイプオルガンに変わっており、荘厳な音色がより神々しい印象を抱かせる。}
#center(){&font(b,14px){はるかぜとともに あらわれた、&ruby(ひとり){一人}の&br()たびする わかものは、たくさんの &ruby(とも){友}だちと&br()&ruby(であ){出会}い、わかれ、ついに ここまで たどりつく！&br()&ruby(はや){早}く あいつを やっつけて、さぁ みんなで…}&br()&br()&font(b,25px){ゴハンを&ruby(た){食}べて、お&ruby(ひる){昼}ねタイムだっ！}}
&br()
&br()
#center(){&font(b,14px){どこからともなく あらわれた、&ruby(ひと){一}つの&br()そんざいは、&ruby(なが){長}い &ruby(なが){長}い &ruby(じかん){時間}、ぎんがを&br()さまよいつづけ、ついに ここまで たどりつく。&br()そして&ruby(いま){今}、&ruby(なに){何}かを&ruby(かん){感}じ、ねがい、&ruby(かんが){考}えた…}&br()&br()&font(b,25px){ニルの&ruby(なか){中}で、たましいが やどろうとしているっ！}}
***第四楽章：生誕の希望
#blockquote(){第四形態である「最終コア」及びTheアルティメットチョイスの「魂が飛び出る辛さ」のラストボスである「[[魂沌>いつしか双星はロッシュ限界へ]] ソウル オブ ニル」との対決時に流れる。この楽章の曲名はNintendo DREAM 7月号にて明らかになった。
イントロは第三楽章と同じ雰囲気だが、いきなりテンポが速くなり「[[グリーングリーンズ>GREEN GREENS]]」と「Prayer song to God」のロックアレンジという前三曲とは打って変わって非常に熱い曲となる。
また、この楽章は3月28日のVer.2.0.0アップデートで一部曲調が変化している。}
#center(){&font(b,14px){お&ruby(とぎばなし){伽話}か、&ruby(ゆめものがたり){夢物語}かも &ruby(わ){分}からない… その&ruby(でんせつ){伝説}の&ruby(しょ){書}には&br()まだ、&ruby(つづ){続}きがあった。&ruby(つど){集}うエネルギーしだいで、&br()ニルは&ruby(さま){様}ざまな そんざいに なりうる かもしれない、と。&br()&ruby(とも){友}もなく、&ruby(やみ){闇}の&ruby(ぶっしつ){物質}に &ruby(う){生}まれた&ruby(かれ){彼}もまた、&ruby(ぎんが){銀河}をさまよい&br()いつしか、&ruby(あら){新}たな&ruby(せい){生}を うける&ruby(ひ){日}が おとずれるのだろうか。&br()はるか&ruby(ほしぼし){星々}をめぐって。その&ruby(とき){時}は、&ruby(とも){友}として……！}}
Nintendo Switch本体のゲームニュースで配信されている「スターアライズ特番チャンネル」の第8回では、ゼネラルディレクターの熊崎信也氏がポーズ画面で見られる「特別なメッセージ」について以下の解説を行っている。
#blockquote(){クライマックスに近づくほど、ワクワクするよう
こだわって考えられたメッセージをご用意していますが、
特に最終ボスについては仕掛けがあり、
じつは、そのボスの曲に合わせた「歌詞」をイメージしているのです。
メッセージの最初の2行を4回、その後の3行を2回、
繰り返し歌うと、ちゃんとメロディに合うようになっています。
すでに気づかれていた方は、とても鋭いですね。}
#center(){&font(b,14px){&ruby(いくう){異空}の&ruby(かず){数}だけ、&ruby(じゆう){自由}に&ruby(と){飛}ぶ「ニル」がいた。&br()&ruby(ほし){星}のように &ruby(かがや){輝}く&ruby(かれ){彼}を&ruby(み){見}て、&ruby(こだい){古代}の&ruby(ひとびと){人々}は &ruby(なぞ){謎}と&ruby(とも){共}に&ruby(しょもつ){書物}に&ruby(のこ){残}した。&br()&ruby(ドリーム){夢}が､&ruby(ダーク){闇}が､&ruby(ソウル){魂}が､&ruby(ハート){心}が…&br()その&ruby(ぶっしつ){物質}に &ruby(こんとん){混沌}と&ruby(かのうせい){可能性}が&ruby(すべ){全}て&ruby(つど){集}い、&ruby(えんげん){淵源}の&ruby(そ){祖}となり &ruby(せいたん){生誕}する。&br()&ruby(あら){新}たに&ruby(しょもつ){書物}に&ruby(のこ){残}される その&ruby(そんざい){存在}は、}&br()&br()&font(b,23px){&ruby(はじん){破神}か、&ruby(スターアライズ){星の盟友}か、それとも···！？}}
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*組曲：星羅征く旅人 最終楽章：煌めき星
**くみきょく：せいらゆくたびびと さいしゅうがくしょう：きらめきぼし
収録作品：[[星のカービィ スターアライズ]]［NS］
作曲者：[[安藤浩和]]
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第3弾アップデートにおいて、Theアルティメットチョイスに「魂が飛び出る辛さ」よりもさらに上の最高難易度「魂が飛び出る辛さExtra」が実装された。
この難易度の最後では大幅強化された「真 破神エンデ・ニル」との対決となり、この組曲も全楽章が使用される。そして、組曲の最後には新規曲が追加された。
***最終楽章：煌めき星
#blockquote(){「真 破神エンデ・ニル」の第四形態であり「魂が飛び出る辛さExtra」のラストボスである「星誕 ニル」との対決時に流れる。初めは第四楽章がそのまま流れるが、曲が一巡するといきなり主旋律がピアノに変化する。基本のフレーズは第四楽章と変わらないが、コーラスをバックに重く切ない旋律が響き渡る様はあまりのギャップに衝撃を受けるだろう。そしてこの曲の最大の特徴は1ループするまでの演奏時間が第四楽章を含めなんと6分超というとてつもない長さにある。ポーズを使用しない限りはほぼ間違いなく全てを聴く前に決着がついてしまう。ニルとの死闘を制した暁にはサウンドテストの227番を聴いてみよう。曲が次第にGBの音源となり、終盤の「&b(){[[GREEN GREENS>星のカービィ]]}」には心を揺さぶられるはずだ。
なお『30周年記念ミュージックフェス』での熊崎信也氏曰く、&bold(){レクイエム}なのだとか…。}
#center(){&font(b,14px){この&ruby(たたか){戦}いを&ruby(お){終}え··· あの&ruby(せいら){星羅}を&ruby(こ){超}え··· ニルは、ゆっくりと&br()&ruby(つぎ){次}の&ruby(じだい){時代}へ&ruby(あゆ){歩}みだす。&ruby(じゅうりん){蹂躙}する&ruby(すべ){術}しか &ruby(し){知}らぬ&ruby(かれ){彼}も、いつしか&br()&ruby(おだ){穏}やかな&ruby(はるかぜ){春風}に &ruby(つつ){包}まれながら、&ruby(かなた){彼方}&ruby(らくえん){楽園}に&ruby(まい){舞}い&ruby(お){降}り、&ruby(こころ){心}を&ruby(し){知}る。&br()&br()そこでは、じゆうにとぶ。ゴハンもたべる。おひるねもする。&br()ずっと むかしみた、あの ゆめも みるのかもしれない。そう……}&br()&br()&font(b,23px){ともと であう、あの ゆめを─！}}
なお、サウンドテストの114番の組曲は第一楽章から第四楽章のままである。
これはネタバレ防止を考慮したものだが、もし最終楽章まで流した場合&b(){空前絶後の10分超の演奏時間}となることを考えると致し方のないところもあったのかもしれない。
そのためゲーム中シームレスで全楽章を聴けるのは「星誕 ニル」との対決に至った時のみとなる。
プレイ中に聴く場合とサウンドテストで聴く場合、どちらも異なる感動を与えてくれるはずである。
星のカービィシリーズの集大成である『スターアライズ』のトリを飾るのにふさわしい超大作の曲と言っていいだろう。
なお、この曲はアップデートで追加された最終楽章も含めて本質的には一つの曲なのだが、インタラクティブミュージックやサウンドテスト・サントラの収録方法といった複数の要因が重なり、ランキングではアップデート前と最終楽章を&bold(){別曲}として集計している。
具体的には、エンデ・ニル、ソウル・オブ・ニル戦で流れる第一楽章～第四楽章は「&bold(){組曲：星羅征く旅人}」として集計される。
そして、星誕ニル戦で流れる第一楽章～最終楽章は「&bold(){組曲：星羅征く旅人 最終楽章：煌めき星}」としての集計となる。
([[2018年新曲スレ>https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/music/25545/1550242762/-100]]レス番81参照)
投票の際、曲名には十分ご注意を。
スタッフの間では、どうも「序奏：星の絶海へ」も含めて組曲とみなしているようで、『星のカービィ 30周年記念ミュージックフェス』では序奏〜最終楽章と「ラストフレンズ」の構成で演奏されている。この演目の編曲は[[大原萌]]氏が担当した。
他の演目がメドレーもしくは二曲連続の構成であるのに対し、唯一「組曲：星羅征く旅人」の名で事実上の組曲のみで演奏しており、改めて原曲の演奏時間の長さに驚かされるだろう。
そして「最終楽章：煌めき星」は絶句しかねないほど衝撃的であり、[[演奏中に流れる映像>星のカービィ]]も相俟って長くシリーズをプレイしてきた人ほど感慨深いものがあるはずである。
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**過去ランキング順位
***「組曲：星羅征く旅人」
[[第12回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100>第12回の結果]] 16位
[[第14回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100>第14回の結果2]] 631位
[[第15回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100>第15回の結果]] 323位
[[第16回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100>第16回の結果2]] 428位
[[みんなで決める2018年の新曲ランキング>みんなで決める2018年の新曲ランキングの結果]] 52位
[[第2回みんなで決めるラストバトルBGMベスト100]] 195位
[[第2回みんなで決める星のカービィBGMランキング]] 145位
***「組曲：星羅征く旅人 最終楽章：煌めき星」
[[第13回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100>第13回の結果]] 52位
[[第14回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100>第14回の結果]] 70位
[[第15回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100>第15回の結果]] 44位
[[第16回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100>第16回の結果]] 150位
[[みんなで決める2018年の新曲ランキング>みんなで決める2018年の新曲ランキングの結果]] 4位
[[第2回みんなで決めるラストバトルBGMベスト100]] 14位
[[みんなで決めるアレンジBGMランキング]] 144位
[[第2回みんなで決める星のカービィBGMランキング]] 32位
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**サウンドトラック
***KIRBY STAR ALLIES THE ORIGINAl SOUNDTRACK(初回限定生産盤)
#amazon(B07LBTCNNR)
***KIRBY STAR ALLIES THE ORIGINAl SOUNDTRACK(通常盤)
#amazon(B07LBSSXFV)
*** 『星のカービィ スターアライズ オリジナルサウンドトラック』ダイジェストPV（ディスク4~6）
#video(https://youtu.be/oci1lcs-pz0?t=296)
*組曲：星羅征く旅人
**くみきょく：せいらゆくたびびと
収録作品：[[星のカービィ スターアライズ]]［NS］
作曲者：[[安藤浩和]]
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**概要
#center(){&font(b,14px){さぁ &ruby(た){立}ち&ruby(あ){上}がれよ &ruby(はかい){破壊}せし&ruby(かみ){神}よ&br()&ruby(ほし){星}&ruby(くだ){砕}き &ruby(あい){愛}を&ruby(めっ){滅}せよ&br()&br()さぁ &ruby(ち){地}を&ruby(あい){哀}で&ruby(つつ){包}め &ruby(おの){己}が&ruby(のぞ){望}むまま &ruby(じゅうりん){蹂躙}を&br()&ruby(ほしぼし){星々}を&ruby(めぐ){巡}り &ruby(ほうせい){崩星}を&ruby(かなで){奏}&br()&ruby(かなた){彼方}&ruby(らくえん){楽園}に &ruby(しゅうえん){終焉}を… &ruby(とわ){永遠}に}}
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本作のラストボスである「破神エンデ・ニル」とのバトルで流れるBGM。正式な曲名はNintendo DREAM 6月号にて明らかになった。
「組曲」という名の通り、形態変化に合わせてシームレスで音楽が切り替わっていくのが特徴。組曲と各楽章はそれぞれ別曲としてサウンドテストに収録されている。全楽章とも「Prayer song to God」のアレンジが含まれている。
カービィシリーズ史上初の「神」の名を冠するラストボスなだけあり、第一楽章から第三楽章までは壮大で迫力のある構成だが、これに対して第四楽章は恒例となった「[[グリーングリーンズ>GREEN GREENS]]」のアレンジをロック調にするという大変印象に残る構成になっている。
またこの曲はシリーズ初のインタラクティブミュージックを取り入れた曲でもあり、各形態を撃破した様々なタイミングによってシームレスに次の楽章に繋がるよう作曲とプログラミングが行われている。
このインタラクティブミュージックへの取り組みは、後年『[[星のカービィ ディスカバリー]]』の曲構成に大きな影響を与えることになる。
***第一楽章：星砕きの戯れ
#blockquote(){第一形態である「魔神形態」との対決時に流れる。
「Prayer song to God」のオーケストラアレンジとなっており、バイオリンとトランペットの重厚な音色が壮大な印象を抱かせる。}
#center(){&font(b,14px){おどろきの ニル&ruby(ほんたい){本体}が あらわれたっ！&br()&ruby(なん){何}の&ruby(かんじょう){感情}も &ruby(も){持}たない、&ruby(やみ){闇}のエネルギーで &ruby(つく){作}られた&br()&ruby(ぶっしつ){物質}のような そんざいから &ruby(いま){今}、&ruby(なに){何}かが &ruby(め){目}ざめつつある。&br()その ねむりの&ruby(なか){中}でニルは はじめて、&ruby(こころ){心}から&ruby(おも){思}った…}&br()&br()&font(b,24px){&ruby(め){目}の&ruby(まえ){前}のてきを、めっせねば とっ！}}
***第二楽章：胚子の器
#blockquote(){第二形態である「コア」との対決時に流れる。
全体的に静かで不安感を煽る曲であり、[[ロボボプラネット>星のカービィ ロボボプラネット]]の「主のいないインテルメッツォ」と同じく間奏曲としての役割を果たしている。}
#center(){&font(b,14px){ぞう&ruby(お){悪}、しゅうねん、しっと、よく&ruby(ぼう){望}… ハイネスが&br()&ruby(あつ){集}めた&ruby(やみ){闇}は、ニルの&ruby(なか){中}で &ruby(あんこく){暗黒}の&ruby(ちから){力}へと &ruby(へん){変}かんされ&ruby(つづ){続}けていた！&br()&ruby(あら){新}たに &ruby(う){生}まれた たましいと それが、カオスとなって&br()&ruby(){よりぞうふくする。しかし、まけはしない… なぜならばっ}}&br()&br()&font(b,20px){あの&ruby(ほし){星}の&ruby(とも){友}だち みんなが、ついているからだ！}}
***第三楽章：哀と渾天の翼
#blockquote(){第三形態である「天使形態」との対決時に流れる。
第一楽章と曲調が同じだが、バイオリンの音色がパイプオルガンに変わっており、荘厳な音色がより神々しい印象を抱かせる。}
#center(){&font(b,14px){はるかぜとともに あらわれた、&ruby(ひとり){一人}の&br()たびする わかものは、たくさんの &ruby(とも){友}だちと&br()&ruby(であ){出会}い、わかれ、ついに ここまで たどりつく！&br()&ruby(はや){早}く あいつを やっつけて、さぁ みんなで…}&br()&br()&font(b,25px){ゴハンを&ruby(た){食}べて、お&ruby(ひる){昼}ねタイムだっ！}}
&br()
&br()
#center(){&font(b,14px){どこからともなく あらわれた、&ruby(ひと){一}つの&br()そんざいは、&ruby(なが){長}い &ruby(なが){長}い &ruby(じかん){時間}、ぎんがを&br()さまよいつづけ、ついに ここまで たどりつく。&br()そして&ruby(いま){今}、&ruby(なに){何}かを&ruby(かん){感}じ、ねがい、&ruby(かんが){考}えた…}&br()&br()&font(b,25px){ニルの&ruby(なか){中}で、たましいが やどろうとしているっ！}}
***第四楽章：生誕の希望
#blockquote(){第四形態である「最終コア」及びTheアルティメットチョイスの「魂が飛び出る辛さ」のラストボスである「[[魂沌>いつしか双星はロッシュ限界へ]] ソウル オブ ニル」との対決時に流れる。この楽章の曲名はNintendo DREAM 7月号にて明らかになった。
イントロは第三楽章と同じ雰囲気だが、いきなりテンポが速くなり「[[グリーングリーンズ>GREEN GREENS]]」と「Prayer song to God」のロックアレンジという前三曲とは打って変わって非常に熱い曲となる。
また、この楽章は3月28日のVer.2.0.0アップデートで一部曲調が変化している。}
#center(){&font(b,14px){お&ruby(とぎばなし){伽話}か、&ruby(ゆめものがたり){夢物語}かも &ruby(わ){分}からない… その&ruby(でんせつ){伝説}の&ruby(しょ){書}には&br()まだ、&ruby(つづ){続}きがあった。&ruby(つど){集}うエネルギーしだいで、&br()ニルは&ruby(さま){様}ざまな そんざいに なりうる かもしれない、と。&br()&ruby(とも){友}もなく、&ruby(やみ){闇}の&ruby(ぶっしつ){物質}に &ruby(う){生}まれた&ruby(かれ){彼}もまた、&ruby(ぎんが){銀河}をさまよい&br()いつしか、&ruby(あら){新}たな&ruby(せい){生}を うける&ruby(ひ){日}が おとずれるのだろうか。&br()はるか&ruby(ほしぼし){星々}をめぐって。その&ruby(とき){時}は、&ruby(とも){友}として……！}}
Nintendo Switch本体のゲームニュースで配信されている「スターアライズ特番チャンネル」の第8回では、ゼネラルディレクターの熊崎信也氏がポーズ画面で見られる「特別なメッセージ」について以下の解説を行っている。
#blockquote(){クライマックスに近づくほど、ワクワクするよう
こだわって考えられたメッセージをご用意していますが、
特に最終ボスについては仕掛けがあり、
じつは、そのボスの曲に合わせた「歌詞」をイメージしているのです。
メッセージの最初の2行を4回、その後の3行を2回、
繰り返し歌うと、ちゃんとメロディに合うようになっています。
すでに気づかれていた方は、とても鋭いですね。}
#center(){&font(b,14px){&ruby(いくう){異空}の&ruby(かず){数}だけ、&ruby(じゆう){自由}に&ruby(と){飛}ぶ「ニル」がいた。&br()&ruby(ほし){星}のように &ruby(かがや){輝}く&ruby(かれ){彼}を&ruby(み){見}て、&ruby(こだい){古代}の&ruby(ひとびと){人々}は &ruby(なぞ){謎}と&ruby(とも){共}に&ruby(しょもつ){書物}に&ruby(のこ){残}した。&br()&ruby(ドリーム){夢}が､&ruby(ダーク){闇}が､&ruby(ソウル){魂}が､&ruby(ハート){心}が…&br()その&ruby(ぶっしつ){物質}に &ruby(こんとん){混沌}と&ruby(かのうせい){可能性}が&ruby(すべ){全}て&ruby(つど){集}い、&ruby(えんげん){淵源}の&ruby(そ){祖}となり &ruby(せいたん){生誕}する。&br()&ruby(あら){新}たに&ruby(しょもつ){書物}に&ruby(のこ){残}される その&ruby(そんざい){存在}は、}&br()&br()&font(b,23px){&ruby(はじん){破神}か、&ruby(スターアライズ){星の盟友}か、それとも···！？}}
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*組曲：星羅征く旅人 最終楽章：煌めき星
**くみきょく：せいらゆくたびびと さいしゅうがくしょう：きらめきぼし
収録作品：[[星のカービィ スターアライズ]]［NS］
作曲者：[[安藤浩和]]
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第3弾アップデートにおいて、Theアルティメットチョイスに「魂が飛び出る辛さ」よりもさらに上の最高難易度「魂が飛び出る辛さExtra」が実装された。
この難易度の最後では大幅強化された「真 破神エンデ・ニル」との対決となり、この組曲も全楽章が使用される。そして、組曲の最後には新規曲が追加された。
***最終楽章：煌めき星
#blockquote(){「真 破神エンデ・ニル」の第四形態であり「魂が飛び出る辛さExtra」のラストボスである「星誕 ニル」との対決時に流れる。初めは第四楽章がそのまま流れるが、曲が一巡するといきなり主旋律がピアノに変化する。基本のフレーズは第四楽章と変わらないが、コーラスをバックに重く切ない旋律が響き渡る様はあまりのギャップに衝撃を受けるだろう。そしてこの曲の最大の特徴は1ループするまでの演奏時間が第四楽章を含めなんと6分超というとてつもない長さにある。ポーズを使用しない限りはほぼ間違いなく全てを聴く前に決着がついてしまう。ニルとの死闘を制した暁にはサウンドテストの227番を聴いてみよう。曲が次第にGBの音源となり、終盤の「&b(){[[GREEN GREENS>星のカービィ]]}」には心を揺さぶられるはずだ。
なお『30周年記念ミュージックフェス』での熊崎信也氏曰く、&bold(){レクイエム}なのだとか…。}
#center(){&font(b,14px){この&ruby(たたか){戦}いを&ruby(お){終}え··· あの&ruby(せいら){星羅}を&ruby(こ){超}え··· ニルは、ゆっくりと&br()&ruby(つぎ){次}の&ruby(じだい){時代}へ&ruby(あゆ){歩}みだす。&ruby(じゅうりん){蹂躙}する&ruby(すべ){術}しか &ruby(し){知}らぬ&ruby(かれ){彼}も、いつしか&br()&ruby(おだ){穏}やかな&ruby(はるかぜ){春風}に &ruby(つつ){包}まれながら、&ruby(かなた){彼方}&ruby(らくえん){楽園}に&ruby(まい){舞}い&ruby(お){降}り、&ruby(こころ){心}を&ruby(し){知}る。&br()&br()そこでは、じゆうにとぶ。ゴハンもたべる。おひるねもする。&br()ずっと むかしみた、あの ゆめも みるのかもしれない。そう……}&br()&br()&font(b,23px){ともと であう、あの ゆめを─！}}
なお、サウンドテストの114番の組曲は第一楽章から第四楽章のままである。
これはネタバレ防止を考慮したものだが、もし最終楽章まで流した場合&b(){空前絶後の10分超の演奏時間}となることを考えると致し方のないところもあったのかもしれない。
そのためゲーム中シームレスで全楽章を聴けるのは「星誕 ニル」との対決に至った時のみとなる。
プレイ中に聴く場合とサウンドテストで聴く場合、どちらも異なる感動を与えてくれるはずである。
星のカービィシリーズの集大成である『スターアライズ』のトリを飾るのにふさわしい超大作の曲と言っていいだろう。
なお、この曲はアップデートで追加された最終楽章も含めて本質的には一つの曲なのだが、インタラクティブミュージックやサウンドテスト・サントラの収録方法といった複数の要因が重なり、ランキングではアップデート前と最終楽章を&bold(){別曲}として集計している。
具体的には、エンデ・ニル、ソウル・オブ・ニル戦で流れる第一楽章～第四楽章は「&bold(){組曲：星羅征く旅人}」として集計される。
そして、星誕ニル戦で流れる第一楽章～最終楽章は「&bold(){組曲：星羅征く旅人 最終楽章：煌めき星}」としての集計となる。
([[2018年新曲スレ>https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/music/25545/1550242762/-100]]レス番81参照)
投票の際、曲名には十分ご注意を。
スタッフの間では、どうも「序奏：星の絶海へ」も含めて組曲とみなしているようで、『星のカービィ 30周年記念ミュージックフェス』では序奏〜最終楽章と「ラストフレンズ」の構成で演奏されている。この演目の編曲は[[大原萌]]氏が担当した。
他の演目がメドレーもしくは二曲連続の構成であるのに対し、唯一「組曲：星羅征く旅人」の名で事実上の組曲のみで演奏しており、改めて原曲の演奏時間の長さに驚かされるだろう。
そして「最終楽章：煌めき星」は絶句しかねないほど衝撃的であり、[[演奏中に流れる映像>星のカービィ]]も相俟って長くシリーズをプレイしてきた人ほど感慨深いものがあるはずである。
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**過去ランキング順位
***「組曲：星羅征く旅人」
[[第12回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100>第12回の結果]] 16位
[[第14回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100>第14回の結果2]] 631位
[[第15回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100>第15回の結果]] 323位
[[第16回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100>第16回の結果2]] 428位
[[みんなで決める2018年の新曲ランキング>みんなで決める2018年の新曲ランキングの結果]] 52位
[[第2回みんなで決めるラストバトルBGMベスト100]] 195位
[[第2回みんなで決める星のカービィBGMランキング]] 145位
***「組曲：星羅征く旅人 最終楽章：煌めき星」
[[第13回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100>第13回の結果]] 52位
[[第14回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100>第14回の結果]] 70位
[[第15回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100>第15回の結果]] 44位
[[第16回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100>第16回の結果]] 150位
[[みんなで決める2018年の新曲ランキング>みんなで決める2018年の新曲ランキングの結果]] 4位
[[第2回みんなで決めるラストバトルBGMベスト100]] 14位
[[みんなで決めるアレンジBGMランキング]] 144位
[[第2回みんなで決める星のカービィBGMランキング]] 32位
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**サウンドトラック
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***星のカービィ 30周年記念ミュージックフェス Live Blu-ray & Live CD
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**関連動画
*** 『星のカービィ スターアライズ オリジナルサウンドトラック』ダイジェストPV（ディスク4~6）
#video(https://youtu.be/oci1lcs-pz0?t=296)
