ツェーブラ39 腕部

ツェーブラ39


(C)SEGA

38の派生型で、さらに強化されたリロード速度はA-とE.D.G.-βに次いで第二位。同列にB.U.Z.-γがある。
その反面、装甲と反動吸収が低下しており、前線に出る兵装には少々不向き。ただし一方的な攻撃では滅法強い。
腕としてはどちらもかなり極端な性能だが、命中率は38、単位時間の総火力では39に軍配が上がる。
「瞬間火力はあるけどリロードが頻繁にかかる」系の武器を扱う場合にお声がかかるだろう。
スマック、ヴォルペ突撃銃、マーゲイ系、何より狙撃銃と好相性。
反動吸収はやや低めだが、武装を選べば重火力でも問題ない程度(ラピッド&コロナ、ウッドペッカー、グローム系統等)。
長距離では僅かなブレが着弾点の大きなズレになるので注意。これは頭部の射撃補正では修正できない欠点である。

リロード速度ランクA-の速度はまさに圧巻。クーガーやHGからの変更であればその速さに驚くだろう。
ver.1.5から支給されたLZ-狙撃銃系との相性の良さは、ツェーブラシリーズのコンセプトを体現している一場面。
反動吸収の悪いこの腕でもLZ系のリコイルレスがあればそのリロード性能を十二分に発揮してくれる。

競合は「刃α、刃β」。
リロードはほぼ互角かそれ以上で、武器変更で39が劣る。
これらの方が狙撃以外の適性は上と言える。ただしA+とリロード速度が10%も違う点に注意。
単発大威力系の狙撃銃では0.48~0.6秒のリロード時間の差が生じる。
また武器変更の差から接近戦での副武器が使い易くなる為、大抵のスナイパーはこいつではなくβ腕を使っている。
最近はレールガン系統を使っているが装甲を余り落としたくない、という麻がメイン顧客なようだ。
また、センサーや先生、そして地雷群をばら撒き主武器と設置系でない特別装備、ときどき空手で闘う戦術が有効。
リペアフィールドや光学迷彩だけなら維持管理がそれほど難しくなく、遅い武器変更をほぼ無視する事が出来、そうなれば他のリロード腕よりも半ランク~1ランク程度高い装甲と反動吸収が生きて来る。
ただし、空手は武器変更中だとバランスを崩す為使えない。咄嗟に出そうとして棒立ちにならないように注意が必要だ。

B.U.Z.-γ腕の登場で夢想転生ができそうなほどの悲しみを背負いかけたが、Ver2.7で復活。
E.D.G.-β(0.6)、B.U.Z.-γ(0.7)に対してチップ容量1.6はかなりのアドバンテージ。
特にリロード値の同じB.U.Z.-γとは見事に差別化に成功している。
と言うか、次世代機たる48Cさんが『明日って今さ』と言いながら明後日に走り始めた性能だった為、なし崩し的に杖腕の希望の星になっている気がしないでもない。

杖の逆襲はここからだ!!!

ver4.0において杖全パーツにテコ入れが入った結果70の軽量化に成功、重量780となった。
リロードA-以上の腕の中では反動吸収、装甲、チップ容量の3つが最も高い上重量が800を切っているという
武器変更以外のバランスは高いレベルでまとまったパーツになっているので、やはり武器変更Eをどう扱うかが課題になる。
近似パーツはE.D.G.-θ腕と雷華・燕腕。
前者は重量80増加・装甲一段階低下・チップ容量0.5を犠牲に、後者はチップ容量0.9とリロード一段階低下に武器変更を標準レベルにまで引き上げている。
ver4.0において武器変更チップのコストは下がったものの、最低値の武器変更に使っても焼け石に水なので、やはり武器変更Eを(ry

ver4.5にて追加された予備弾数の数値は中量腕の中で平均的なB-という数字を獲得した。
だが、「中量級腕」としてみれば平均的だが、「リロードA-以上の腕」としてみれば破格の数値である。(次点がθのD)
コングや強G等と言った総弾数3発の装備の弾は増えないが、総弾数4発や5発の装備は1発増える。
具体的に言うと強襲なら60型クラッカー、PD-スティンガーの総弾数が1発増える。
重火力ならバラージ、プラカノUGが何と1マガジンも増加する。
これ等の装備が普段より一発多く、且つリロードA-の速度で次弾装填されると思うとなかなかの脅威ではないだろうか。
しかしこれ等の装備は主武器との連携が重要or前提の運用を求められる物ばかりなので、やはり武器変更Eのこの腕では(ry
が、この中で60型クラッカーのみ少し変わった運用ができる。コア凸である。
60型クラッカーの項目にも書いてある通り、この武器はコアへの当てやすさと、比較的高い威力、リロード時間の短さから高リロードの腕と組み合わせることで比較的高いコア効率を発揮する。加えてこの腕はチップ容量も高いので投擲適正チップを積んで更に回転率を上げることも容易。特にチップは重要で、武器自体のリロード時間が短いため腕のリロード性能を少し上げるよりチップをつけた方がずっと速くなるのだ。これらの点から、コア凸に限ればこの武器の適性は他の高リロード腕と比べ頭一つ分抜けていると言えよう。

砂や支援の場合、一射で打ち切るタイプの主武器なら、純粋に総火力が強化されるとも言える。
例を挙げれば、絶火が2発、ヴェスパが3発、バトルライフルなら実に48発と3マガジン以上の強化。
イルミナルが6発、ライオγが21発(7射)、クイックスマックなら40発(約13射)増える。

「あの」イルミナルが計30発飛んで来ると聞けば、なかなか恐ろしいものがないだろうか。
日頃からライオ系統で狙撃なのか支援なのか分からない変態狙撃を行っているボーダーには福音と言えるだろう。

支援向きの腕じゃないけど。

ver4.5Bではステータス自体には変更は無いものの、
予備弾数の係数が調整され総段数3発の副武器で1発増える様になった。
リロードA-以上では唯一の腕となりリロードB以上でもランドバルクAT腕のみとなる。

もちろん3発から増える腕ではリロードが最速である。

相変わらず武器変更がネックである為通常の戦闘では扱いが厳しいが、
ユニオンバトルでネオを最速で叩きこむ場合としてはチップ量も相まって一考の余地はあると考えられる。

後武器変更が気にならないリペアフィールド持ちのボンバーマンからはそれなりの支持を得ている模様。
投てきⅡ付きのリロードA-でリムペVが四発飛んで来るのは恐ろしいぞ(経験者)


が、Ver4.5Bにて雷花・燐が登場。それまで杖39腕のレゾンデートルであった「リロードA-以上の腕の中では反動吸収、装甲、チップ容量の3つが最も高い上重量が800を切っている」

のうち、反動吸収と装甲を無慈悲にも奪い去っていった。
杖39→燐へ変更した場合、 重量+90、チップ-0.7の代わりに装甲+3段階、反動吸収+2段階、おまけに武器変更+4段階と使いやすさが格段にアップ。

「時代とは無情だ SEGAはこの39腕を地上に生まれさせながら何故燐腕まで生まれさせたのだ!(吐血」
…ただし予備弾倉では圧勝、特に強力な副武装を4つリロA-で投入できるのは39腕のみの特権である。実際この利点はかなり大きい。主武器との連携は諦めるしかないが。

嗚呼しかし苦難はまたしても降りかかる。
Xでガルム70腕が登場したが、装甲1段階、予備弾数5段階、チップ1.0の低下と引き換えに
10軽く、反動吸収1段階、リロード2段階、武器変更2段階アップしている。
燐腕と違い同じ重量帯のため、もはやキメラ用途では予備弾数を生かすアセンでない限り採用は厳しい。
…そう、キメラでは
同じくXから杖のセットボーナスにリロードが追加されたため、なんとリロードがA-から更に伸ばせるようになった
SBチップでリロードA相当、SBⅡチップでリロードA+相当になる。
フル杖ならチップ容量が多く容量9ぐらいなら余裕のためSB2を入れてもまだ6ほど余裕があり、それでいて予備弾数B-はかなりのスペックである。
ただ、やはり一番リロードと予備弾数が欲しい遊撃で使おうなると武器変更の遅さが足を引っ張り、大変つらい感じになるのだが…。
…そこは愛でカバーしよう。



最終更新:2016年08月30日 00:25