ディスカス・ダート 脚部

ディスカス・ダート


(C)SEGA

ディスカス二段階目。
積載量と装甲が落ちた代わりに歩行がA+、ダッシュがC+に。
単体で見るならば、狙撃を主軸に強襲、支援も使いたいユーザーに需要が見込める。

フルディスカスで重量に余裕があるならこれ一択、と言いたい所だが、
如何せんちょっと重量に余裕が無さ過ぎる。
ただ、歩行A+、ダッシュC+のおかげで、重量超過しても他の脚部より速いことが割とある模様。
また、強襲兵装だけで言えば、持つ武器を選べば上半身フルプロトでも重量耐性内~過多1、2%程度くらいまで抑えることも可能。
ディスカス自体は大分パーツごとの重量差があるので、装備重量とよく相談してアセンを決めよう。
「④Ⅰ型、杖39、杖41」をまとめて食ってしまったという意味ではとんでもないパーツ。
「杖41」に関しては重量耐性で負けているため汎用性で劣っているが、
最終的に「杖41」が狙撃用脚部としてみなされることを考えると歩行A+とCの差は大きい。

実際に使用した挙動はこの通り。 動画(ニコニコ)
なんと、ステップと歩行がほぼ等速に感じてしまうという驚異の機動性である。
ゴツイ見た目に反してヌルヌル歩き回る姿は必見。
これくらい速いと、状況によっては下手に屈キャンした方が遅くなるほどである。
いくら「歩行は空気」と称される本作においても、どんなに上手い人だって一度の戦闘中に常にブーストを切らさず屈キャンし続ける、なんて無理な話でもある。
特にタイマンでの戦闘時や一刻を争うコア凸時には「屈キャン一回の時間分、歩いてでも移動できる」というのは案外あなどれない部分もある。
ダッシュ力は、標準型ではダッシュBの玖珂S型や④Ⅲ型が普及している現状なので、ブーストCのこの脚では長距離移動などではやや物足りなさを感じるかもしれない。
しかしそれでも十分に実用範囲内。強襲なら歩行速度とフルディスカスボーナスのSP供給を活かしたACでの移動を駆使すれば、むしろ十二分にカバーできる。
特にセットボーナスの恩恵を受けた「disプロト胴」、高いリカバリー性能を誇る「ACディスタンス」、そして歩行速度の速い「disダート脚」の組み合わせは相性バツグンで、下手な中量キメラにも負けない長距離移動力を誇る。
長い距離をまっすぐGOさせることに関して言えば他の追随を許さない。ネタ、ガチの両面で高いスペックを秘めた脚とも言える。

見た目は装甲パージのお陰で心配になるほど足首が細い。
駆動部が完全に剥き出しだが良いんだろうか・・・。

キメラ用としては強襲と狙撃を両立させたいことを考えると、競合は「刃β、夜叉改、剣Ⅰ型、剣R」が挙がる。
強襲と狙撃をどの程度の比率で使うか、装甲と重量耐性をどこまで妥協できるかの好みで使い分けよう。

が、そんな彼もバージョン2.7に登場した迅牙にブッ飛ばされてしまった。
歩行と装甲が2段階低下したら重量耐性が300も増えてしまった…
この重量差がどれだけすごいかというと、胴体パーツをエンフォーサーⅠ型(1150)からヘビィガードⅠ型に換装してまだ20の余裕があるといえばわかるだろう。
歩行A+とA-なんて誤差の範囲、脚部の装甲は全パーツの中で最も軽視されるパラメーターであり、その二つを犠牲に積載がここまで増えるといえばどちらを選ぶかなど明白である。
しかもあっちは初期型。キメラ用の需要は無くなってしまった…

Ver4.5では加速がB+と軽量級並にアップ。前述の迅牙より3段階も高い。
キメラでこっちを使う場合はとにかく胴体のブーストが高いものを選ぼう。


最終更新:2015年05月12日 18:51