E.D.G.-δ 脚部

E.D.G.-δ


(C)SEGA

αのブースターを、\くぱぁ♥/と展開する独自のものへと換装したモデル。
「杖41」とは変更点も似ていれば進化の方向性も似ている。

歩行性能を捨て、ダッシュに特化したお陰でとうとうA-という領域に到達。「Ⅴ型」以外のシュライクを食ってしまった。
重量耐性D+に対するダッシュA-は正に破格の性能で、
ある程度安定してコア凸が可能ながら、アスラ以上の強度を確保したハイバランスな機体が組める。
純粋に速度を追求するスピード狂でない場合、軽中量機のハイエンドモデルと言っても差し支えないだろう。


…というのは昔の話

「隠す気のない黒幕企業」ナクシャトラの超技術使ってシュライク煽ってたら、同じとこのエース搭乗機に殴られたでござる

重量耐性が60違うだけで歩行がB-、条件も圧勝9回のみという「夜叉改」
重量耐性と歩行を妥協できるなら更に入手が容易な「夜叉」
そして、あえて書く必要すらないBB界のバランスブレイカー「夜叉弐」
これらヤクシャシリーズの登場である。
当時の購入条件であった
「前線より更に奥のプラント踏んでこい。中立じゃ駄目だぞ。最後まで染め尽くせよ?」
襲章を集めなくてよいというお手軽さも合わさり(ヤクシャの条件は英雄章)、戦場はヤクシャ脚で埋め尽くされた。
E.D.G.シリーズ?悉く駆逐されたよ。
特に弐の場合、装甲と歩行を一段階ずつ、積載猶予150を我慢したらダッシュが一段階上がる。
δ足は最早・・・。最早・・・。
…しかし、α、β、δが総じてヤクシャに食われてるってのはどうなんだ。
社内派閥でもあるのか


Ver2.7になると、その余りのBUKKOWARE具合に役弐のダッシュがほんのり低下。これにより総合的な機動力での差が多少は縮まる事となった。
しかしVer3.0にて、積載と装甲が勝る標準型ダッシュA-脚の雷花・燕が満を持して登場。
燕に換装する場合
・積載+50
・装甲2ランク上昇
・チップ0.3低下
・歩行2ランク低下
これらのトレードオフとなり、速くて積める、のお株を完全に奪われてしまった
しかもあっちは奇襲章いらず。
一応こいつのも地味に要求数が減っていたが、だからなんだという話である。
歩行とチップ容量は勝っているが、硬くなれる上に50増える積載の燕…
結果がどうなったかは、あえて書く必要も(ry


Ver3.5では最新型θの実装に伴い支給条件が緩和。遂にδの奇襲章が撤廃され、全国のE.D.G.使いが湧いた。
ところが奇襲章はその要求先をδからθへと挿げ替えただけであり
肝心のθはダッシュを妥協し、積載と歩行とチップを増やすといった標準脚の方向へ発展したというシロモノ。
ここに来て速さの追求を止めた…!
日和ってしまった…!!
諦めたっ…!!!
いやまぁ標準カテゴリなんだし、標準型のシェアを抑えに行くというのは至極当たり前な判断であるのだが。
…だがしかし…けどやっぱり…
と、心のどこかでヤクシャへの復讐を願っていた、更に一握りのE.D.G.使い達の枕を濡らした。


そしてδ脚の命日、ver4.0の稼働日が来た。
我らがδ脚を虐殺したのはあの月影・暁だ。
積載を30…たった30削っただけで装甲が2段階(D- → D+)上がり、チップ容量も0.3多くなる。
これを虐殺と言わずなんと言おうか。
一応暁脚の条件も「5連勝する」連続勝利章と中々難しいものであったが、ぶっちゃけ金と運でどうとでもなったために暁脚普及の障害にはならなかった。
あぁδ脚…その魂よ安らかなれ……


Ver4.5では3種の新パラメーターが追加された。
しかしこれは主に人気のないパーツへのテコ入れであったため、突出して悪い性能でないδ脚の加速パラはCというこき下ろすにも微妙な采配がなされた。
暁とは僅か1ランク差。
積載量で30と加速1ランク勝ち、装甲2段階、チップで0.3負けるという、装甲と機動力のトレードになった。
燕ちゃん?あの差のまま加速1ランク負けてるんですが
…逆にトドメ刺されたんじゃないんかこれ


そしてVer4.5B
ようやくです。ようやくですよ。
数年に渡る死体蹴り苦境の末、やっとこの脚部にも陽の光が当たった。
マジです歩行が上がったよやったねとかじゃないんです本当に
武器、パーツの殆どに手が加えられた世紀の大規模調整によってもたらされたのは
加速C→B
という新パラメーターに関するものであった。
たったこれだけと侮るなかれ
確かにBとは「んー…お、おう…?」中途半端であるが、更に上位の加速脚は
  • ヘヴィガード
  • ツェーブラ
  • グライフ
等、肝心のダッシュがB以下なのである。シュライク?積載が違いますよ
最高速への到達は一歩譲るものの、2段階上の速度で走り続ける事が出来る…
これが弱いか?否!
この脚部は超長距離を高速で移動する為の脚部へと生まれ変わったのだ!例えば凸とか凸とか凸とか
ダッシュA-で加速Bとか両立してるのはこの脚部くらいなものであり、なぜこの脚部を誰も使わないのか甚だ疑問である。

武(ver4.7)では主にチップ周りの調整が行われ、本脚部は1.3から1.5へと上昇した。
しかし上記のライバル達も
燕1.0→1.1
暁1.6→1.7
と0.1づつ上昇。差し引き0.1の差しか出ず、差を広げるには至らなかった
そして、またしてもライバルが登場する。

( ガ)「カンニーチワ(ダッシュA-加速A)」

その性能が見直される事はないまま、スクランブル武(ver4.7)にて登場したベンノ初の軽量機がさらに喧嘩を吹っかけて来た。
ダッシュと装甲が同じで積載を160我慢すると
加速3段階
歩行2段階
チップ0.3(武での修正込み)
が上昇。

強くなったと思ったらこのザマである

δ脚が何をしたっていうんだ
とはいえ、積載差160は結構大きいため(参考までに、ダッシュA-帯で最も積載の高い燐脚と次点の燕脚の積載差は120で、前者は後者に他のステータスはすべて負けている。)、まだまだ十分差別化は出来る。少なくとも、Ver4.0というもはや採用理由が皆無に等しかった時代と比べれば十分な進歩である。
怪しい企業の先進的デザイン機体と設定は良いのに、ここまでコロコロ扱いが変わる脚部はそうそうないのではないか。

そしてVerエックス。光は再びこの脚に降り注いだ。
目の上のたんこぶであったガルム67 脚部があまりにハジケすぎてしまった為に、チップ-0.4と加速1ランクダウンのお仕置きを喰らい
更にこの脚部自身がチップ容量が0.1上昇の上方修正を受けた結果
チップ容量で0.2勝ち、更に加速も2ランクの違いとなった。

現段階ではガルム67脚部から歩行2段階加速2段階を我慢する事によりチップ0.2積載猶予160のアドバンテージを得ている。
機動力を取るか、アセンの融通を取るかのトレードオフ。これをどう見るか?で、この脚部の評価は大きく変わるだろう。

「エックスになってもガルム67脚部は相変わらず快適だけど、重量耐性やチップ容量がカツカツなのが悩みの種で…」とお悩みのアナタ!
復活した古豪の脚部とも言えるこのパーツ。一度履いてみてはいかがかな?


脚部パーツ(性能比較表)E.D.G.系
E.D.G.-β ← E.D.G.-δ → L.E.D.-G → E.D.G.-θ
頭部胴部腕部・脚部

最終更新:2016年07月11日 00:47