エンフォーサーⅢ型 脚部

エンフォーサーⅢ型


(C)SEGA

TSUMOIの意地を象徴した、ダッシュ特化型④モデル。膝よりも長い大型ブースターを搭載。
制作チームが本気を出し、機動力に直結する「ダッシュ力」と「重量耐性」の二点を特化して伸ばした完成品。
歩行がE+とへヴィガード級という残念仕様で、Ver.4.5で追加され巡航に影響する加速も、
D+と低めな上に逆に燃費を悪化させないため中途半端だが、
歩行A+でも歩いて敵弾を回避できる速度ではないし、加速も脚部依存ながら歩行と同様に屈キャンでフォローが利く。
結果、装甲・ダッシュ・重量耐性という実戦の使用感に直結する、基本性能が全部入った理想的な絶品と言える。
もはや定番脚部の一つといっても過言ではない、中量級バランス型のハイエンドの一端。
ただし、歩行・加速が共に悪いので光学迷彩を活用した、スネークには向かない前線志向となっており、獲得までの道のりは険しい。
これを使うからには屈伸キャンセルをマスターしておくべし。

とうとうベンノ社に一矢報いたわけだが、ベンノ社側には「狙撃向きに作ったツェーブラと比較することからしておかしい」とスルーされそう……
ちなみに、ブースターのデザインはデモで二機を魔剣で一刀両断する通称「クーガーⅢ型(仮)」のそれである。
夢のクーガーⅢ型の存在を示唆する貴重な資料でもある。
なにやら、大方の予想通り「玖珂S型」には、この新型ブースターが装備され、ダッシュ力も同格のBとなった。
「クーガーS型」に対しては、装甲と歩行は半ランクの微差、重量耐性はⅢ型に軍配が上がる(重量耐性に関しては、「クーガーS型」はセットボーナスを含めるとⅢ型を上回るが、クーガー系統の他部位が重いので重量に余裕が無い)。そのため、重火力や支援の運用を視野に入れるとすればまだまだ需要はある。

「クーガーS型、同NX、迅牙・真」とは競合関係。
2.5以前では重量級寄りキメラ(コア食獣。大抵は麻特化)や軽量重火力メインに良く使われていたが、
特にクーガーNXの登場後はそちらに利用者を奪われた感がある。
あちらと比べ積載170と大勝、チップも0.1勝っているものの、装甲2段階、ダッシュ1段階負けている。
で、肝心の積載量なのだが、NX脚は超過100でダッシュB相当なのでダッシュに限っていえば重量70しか差がないと言うことになる。
歩行が死んでるのはどっちも同じだし、大体性能が同じなら装甲が少しでも高い方がいいのは言うまでもない。
そして、NXはなんと加速がCと平均であるため、巡航でも差をつけられることに・・・。ああ、どうしたものだろう?
さらに言えば円3脚をダッシュB+相当にするには3スロ(ダッシュⅡorダッシュ1+脚部強化)必要だがNX脚を円3脚の重量耐性にするにはほぼ重量耐性1チップ(1スロ)で済む。
…助けて!妖怪チップ0.1足りない!!

また重量超過が大きくなれば差が縮まるかと思えば、そうなると優秀な弟である円X脚がある。
歩行・ダッシュは共に1段階勝っているが、積載差300をはじめ、チップ0.2、装甲1段階、加速3段階とそれ以外の基礎性能は全敗。
そして、歩行・加速が死んでいるとはいえ、どちらも屈キャンでフォローが利く上に加速E+は、最低次点とはいえ屈キャンには不要なため、まだ中途半端ではない。
ダッシュBがB-相当になる超過量は120~130なのでそれを差っ引いても積載には200近く差を付けられていることになる。

ただし、2.7以前に存在していた購入条件の奇襲章5個所持が、3.0で撤廃されたため素材さえあれば無条件で購入可能となった。
エンフォーサーの早期解放もあり、競合関係のパーツより早く入手可能なため、コスパ面、入手までの早さ等ではこちらのが優秀。
早い段階で中量の実用アセンを組みたいならこれを購入する価値はある。
円X脚の購入条件にもなるしね

ver.4.5ではさらに泣き面にバズ状態、同じダッシュBであるグライフ65Vが殴りこんできた。
65Vとはこちらは装甲+1ランク、積載猶予+40とわずかに勝っているものの、歩行で-3ランク、加速で-6ランクと大きくウォーターをあけられ機動力は完敗。
それに加え、加速はダッシュB-以上の中量脚部ではワースト2位に位置づけられてしまい(軽量脚部を含めるとワースト4位)、僅差で勝っていた積載のアドバンテージがより薄れてしまった感がある。OMG...
65Vの記事にもあるが、低ブースト胴で屈キャンムービングせざるを得ないアセン構成であれば、あるいは、ワンチャン、あるー?
以上より、Xとはダッシュに加え加速も勝ったため(Xがワースト2位)、機動力重視というスタンスを見出しやすくなった。しかし、低ブースト胴とか書いた後にこんなこと書いても、加速自体屈キャンには不要なため説得パワーはナッシングです?Ups sorry...

総合的には前バージョンと変わらず、スキマインダストリーかコスパと踏み台に活路を見出すことになりそうだ。

スクランブル武ver4.7においてチップが0.1増加した。ああ、取りあえずクーガーSとチップだけは並んだな。と思ったのも束の間、あっちは0.2増えてさらに差が広がった。何故だ。



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最終更新:2015年11月26日 00:05