レヴェラー・ブルート

レヴェラー・ブルート


(C)SEGA

秒間火力5040、マガジン火力12600、総火力201600

単発の威力がマーゲイシリーズを超えた唯一のレヴェラー、遂に秒間火力がマゲカスの理論値を追い越した。
だが狙撃兵装時代はことさらリロードが絶望的に長かったりそれでも総火力がやっぱり貧弱だったりとまぁ数字に弱いSEGAだから仕方ないとかいうキッツい皮肉も言われーので色々不遇な時代が続いていた。

そして、誰にも使われないままVerアップを繰り返したある日の事……
ブルート「うう……やっぱり僕は産廃なんだ……」
????「それは違うよ」
ブルート「え!?あ、あなたは……!」
????「さあ、共に戦おう」
プルート「狙撃……いや、遊撃兵装さん!」

Ver.X稼動に伴い狙撃兵装が遊撃兵装へと変わり、副武器の系統が主武器へと変更。
さらに二挺持ちになった結果、もはや以前とは別物の武器となった。
不安のあったマガジン火力は倍近く向上、射撃制度はB-、さらにリロード速度が1.7秒になり、相手の装甲をモリモリ削る。
相変わらずマガジン火力に不安は残るものの、遊撃兵装はEUSやセントリーガン等、火力の底上げには全く困らない兵装である。
産廃呼ばわりは最早過去の話。前線で火力を押し付けていくスタイルには相応しい強力な武器として生まれ変わった。
というより、バリアンスアシュヴィンに次いで
使用率第三位(7/1現在)という大躍進。

まぎれもなく、押しも押されぬ人気武器の1つとなった。
純軽量腕部用のバリアンス、重量腕部用のDマシの間に入る、中量級ブラスト向けのほどよいスペックがそこにある。
レヴェラーを育てるならばこれが手に入るまで大人買いしたいところ。それまでに産廃を2種買うという地獄が待ってるが。

以前はスペックシート上では重量が10重い以外は後期型のRRすら喰ってしまう活躍ぶりだったが、さすがにそれはイカンとSEGAもわかったのかすぐにRRも威力が上昇した。
結果リロード込みの戦術火力はリロードAでほぼ同等、それより高いならブルートの勝ち、それ未満ならRRの勝ちという事になった。
マガジン火力はこちらのが優れているがN-DEFもある中12000で仕留めきれるようなことはCS連発出来るニュードタイプ以外は中々ないと思われるのでやはり戦術火力の勝敗は大きなウェイトを占めると思っていいだろう。
となるとRRと比較してこちらの優位なケースは

「リロードがA+以上のアセンを組んでいる場合」
「RRより高い精度を生かして精密な狙いをつけられる場合」
「マガジン火力以内で仕留められる場合」
「総火力を生かせるくらいに長生きした場合」

…という事になる。
このうち4つ目に関しては補助武器が偵察機だったりするとあんまり長生きしても問題なのでそうなると実質1つ目と2つ目がポイントとなるか。
3つ目に関しても「さっきと言ってることちゃうやんけ!」と言われそうだが、戦闘は満タンVS満タンだけではない。竹槍やKARATE、味方の爆風が命中してダウンした中古の敵機が相手なんてケースもあるため無視は出来ないはず。

要するに今までの「とりあえずコレ一択」ではなく「使いやすくはあるけど100%性能を生かしきるにはそれ相応の知識や腕が必要」なポジションに変化したと言えるのではなかろうか、という事。


…まあ小難しいこと色々言ったがブルートの性能自体が落ちたわけではないので
「そもそもRR買う素材が足りないYO!」「今まで使ってて感覚掴んできたから変えたくない」なんて人でも今まで通り十分期待に応えてくれるだろう。

レヴェラー系統
レヴェラーR → レヴェラー・ブルート → レヴェラーRR

最終更新:2016年10月24日 23:44