エアマスターT10

空炸「エアマスターT10」

(C)SEGA

SP供給D+時の1発あたりの回復時間:13.6sec
及び1秒間あたりの補給火力:720dmg

「空中で爆破する信管を採用した爆風攻撃は非常に脅威である。対空攻撃はともかく、対地上に対しても広大な爆風と衝撃波、
 無数の死の金属片を一気にばらまく。塹壕も関係無く眼下の敵を壊滅に追い込んでいくのである。」

エアマスター系統の初期型。Gタイプの可変機体。だけど二丁拳銃じゃなくて榴弾で攻撃する。
特にことわりがない限りただ「エアバス」という場合これを指す。テトとか呼ばれてたりも。
空気の読めない900台という重量が揃う榴弾砲の中で唯一の700台という軽量さだった(解禁当時は最軽量特別装備)。
お陰で中量級脚部なら重量超過が4%も軽減され、「速い重火力」を作ることができる。
着弾も最速で、威力と射程もそれなりと、早くも大人気であった。

短所をあげるならば先ず発射弾数が少ない点が挙がる。
SPゲージを残して運用するならば、実質3発しか撃てず、実際に使い始めると思ったより命中しないと感じるだろう。
結果として命中しない=ダメージが無い→攻撃力不足の念にかられる。
更に空中炸裂という性質上、対地に関しては距離減衰が大きいことも影響し、致命弾になりにくいのもデメリット。
事実、複数発射系の榴弾中最悪レベルの回転率。1発撃つと13秒の補給時間を要するため、満足ゆく火力を回復しきる分には小分けになったギガノト系という印象で正しい。
しっかりと戦場の流れを把握し、必要な場所に落とすセンスを必要とする武器である。
幸い持ち前の着弾速度とエアバス系統の命中判定の良さから、敵の上にお見舞いすれば期待に応えてくれる。
コロ助みたいにバカスカ撃ってりゃ当たる武器じゃないんだよ!(加筆者談)
カテゴリ内最軽量を誇る一品(※T30登場までの話)だが、デレさせるためには相応の修練が必要なのである。

特別装備最軽量だった頃には「砲撃なんかには頼りません(キリッ」という場合これ一択であったが、Var.2.5でバリアユニット系統が実装。T10よりもさらに90~120軽い。
その上お手軽に装甲アップができ実用性はT10よりも上か。最大の利点を失い、使いにくさが残ってしまったテトちゃんの明日はどっちだ。
…と思ってたらまさかのエアバス最新型T30が榴弾系統最軽量を更新。しかも射程が向こうの方が100m長いので施設破壊に関しては水をあけられる結果に。

しかし劣っている点ばかりでもなく、T10のT30に対する強みは単発の火力、最大3~4発を集中させる火力密度と即効性。
41型おにぎりの起爆時間との差0.7秒という最速の着弾時間は伊達ではなく「ここに集中砲火が欲しい!」というピンポイントな要求に最も応えてくれる。
段差の多い場所だとタイタンといえどもスカる、総火力量ではXHRやコロッサスに軍配が上がるが射程短いし重い、T30だと当たるけど瞬間火力少ない。
…と、立場こそ辛くなったものの、まだまだ現役と言えよう。
「これは長射程の手榴弾だ」と割り切った使い方をするのが一番正しいのかもしれない。範囲も広いし弾切れも無いし。

XZeroでは芋榴弾のとばっちりか、チャージ時間が+5秒された。
といってもエアバスター系統、榴弾砲系統は一律ほぼ一割ほどチャージ時間が増えているのだが。

AバスターT10/CC

何故か砲身が翡翠色で塗装されたT10。
フルヤーデに装備させると統一感でるやで!
フルヤーデ(セットボーナス:ダッシュ&近距離ロック)に榴弾積む意味がどれだけあるかは別として
緑色は目に優しいらしいので、砲撃の間はこの翡翠の砲身を見つめて目を休めてもいいだろう。



最終更新:2017年02月25日 01:21