ケーファー45 頭部

ケーファー45


(C)SEGA

ゴーグルを剥ぎ取ってギラつく4眼を露わにした最新型。ブラスト屈指の悪人面。
重量頭部としてはそこそこ高めの射撃補正Cを得た。
パーツ単体で見ると重量が増した分だけクーガーⅠ型を全体強化したパーツと考えればよいだろう。
HS耐性は42・44から1ランク下がったことでN-DEF無しだとヴェスパインや遠雷はもちろん、デイライトにすら耐えれなくなってしまった。
が、普通の射撃相手には割と耐えられるのであまり問題ではないだろう。

+ 45様の今日までの日々
と、重量型のホープとして当初は注目を浴びていたが、「玖珂S型、disプロト、disノヴァ」が喧嘩を売ってきた。
「玖珂S型」には装甲と索敵で1ランク勝っているものの、140もの重量差とその他の性能ではあちらに軍配が上がる。
「disプロト」とは装甲で並び、スペック上は競合と言えるが70の重量差は軽視できるかどうか。
「disノヴァ」とは重量は同じだが装甲と射撃補正はあちらの方が上……こっちはロックオン距離で勝っているとはいえ、重量級のシェアもいくらか奪われてしまった。

しかしver2.7以降、チップ容量では2.2とこれらの頭部を大きく上回る数値を得たことにより、ある程度需要は回復したと思われる。
…のだが、今度は乱系列が喧嘩を売ってきた。こちらはチップ容量まで多いのでタチが悪い!
「乱Ⅰ型、乱Ⅳ型」は、射撃補正とロック距離のバランスからまだ性能の相互互換と言えるが、「乱Ⅱ型」相手は分が悪い。
索敵を1ランク、チップ容量を0.1落としただけで、60の軽量化に成功…パクりってレベルじゃねーぞ!
…まぁ重量に余裕があればこちらの方が上位互換であるため、まだ需要はある…はず。

最終型であっても単純なスペックで勝負するには厳しい立場になってしまったが、セットボーナス狙いならこれがほぼ一択パーツと言える。
45腕と合わせればバラけることで有名なGAXエレファントがとうとうデレる驚異の攻撃型重量級が出来上がる。
GAXダイナソア用としては空転時間やOH!耐性といった問題も付きまとうが、他と比べれば格段に使いやすくなるはず。

クーガーNXやランドパンダなどの登場でどんどん立場が危うくなってきていたが、
スペクターI型Cがトドメを刺した。
チップ0.1とロックオン距離5mを引き換えに、10の軽量化・装甲一段階(+5%)・策敵二段階(30m)と、
ほぼ上位互換に近く、購入難易度などを除けば、フルセット以外での選択肢はほぼ絶望的に。

が、Ver4.5において新パラメータ『N-DEF回復』の値がC+と、
装甲B以上の頭部パーツでは最も高い数値を獲得している事が判明。
そこそこ硬くて回復も早いとなれば、復権もあり得るだろうか。
それでも足りなかったのか、Ver4.5BにてついにN-DEF回復がBになった。
他が装甲CだとかD+だとか並ぶ中で唯一、装甲BとN-DEF回復Bが両立している。
まだまだ足りなかったのか、武にてN-DEF回復が更に一段階上がってB+になり、ついでとばかりにチップが0.1上がって2.3になった。


復興歴XX年、ボーダーブレイクがバージョンうpの炎に包まれたことにより45頭はDEF回復がA-になり、チップ容量も2.4まで増量。
ケーファー兄弟の三男であり、どう見てもブラスト業界で一番ショットガンやガソリンが似合う見た目をしているにも関わらず
装甲・DEF回復の両立かつ高めのチップ容量という実に器用な立ち位置の素敵ヘルメットへと進化した。ケーファー頭は死に絶えてはいなかった。
かつて比較されたスペクターⅠ型C頭とは装甲1段階と索敵2段階、そして重量差10で劣るものの
チップ0.2に加えDEF回復速度で5段階(8.2秒)も勝るようになったのでほぼ別物と言っても過言ではない。
むしろ方向性としてはテコ入れのされ方という意味でもジーシェン・パイロンランドンバルクI型の方が近い。
といっても双方とも諸々の点(主に重量や索敵性能)で差異があるので採用にあたって競合することは無いと思われる。素晴らしきかなオンリーワン。

一方で重量は相変わらずの770。重い。近い辺りに装甲AやA+の頭部も存在することを考えると明らかに重い。
いくら器用とはいえ、この重量対装甲比はちょっといただけないレベル。
しかし意外と忘れられがちなのは、爆発物がヒュンヒュン飛び交う前線ではN-DEFがあるかないかで生存確率が大きく変わってくるということ。
そのN-DEFが早く全回復するというのは数秒の無駄も惜しい現環境では十分な強みとなり得る。
立ち回りやアセンによってはカチカチ頭部勢よりこちらの方が生存力が高まることもあるので重量が許すなら一度は装着して試してほしいところ。



最終更新:2016年12月02日 22:06