狙撃兵装戦術講座

はじめに

ここでは全兵装の中でも最も長所短所がハッキリした兵装、狙撃兵装の戦術についての講習を行おうと思う。
ここではごく新米の狙撃兵を対象とする。そのため、狙撃銃に比較的頼らない立ち回りで、Bランク以上の世界で身を立てる下地を作る講座とする。

とはいうものの、BRの狙撃の道は険しい。
なにせ、「レティクル」の存在によって今までのFPSならばAIMさえキチンとしていればチームに貢献できていたスナイパー勢もやや身を引いているという現状。
それを乗り越えるための鍛錬をする余裕を実践の中に作るための講座であると考えていただければ良いだろう。

本格的に狙撃銃を用い、上位ランクで通用するための心得事は狙撃屋講座に書いてあるため、狙撃中の扱いはそちらに一任することとする。

装備を改良しよう

本家wikiや当wikiの武器解説や節約事典は勿論当ページも含め、狙撃銃は早めに初期型を脱したい。
勿論、当ページは狙撃銃に頼らない基礎的戦術を考えるのでお目当ての系列が出るまで初期型のままで良いとは言えるが、
やはり狙った一発は痛い方が良いに決まっているので「〜改」に交換したい。

他は順当に各装備をワンランクアップしてゆけばOK。
特別装備に「試作光学迷彩」を入れれば割とどんなセッティングでもやってゆける。
なにせ狙撃に乗っていても前線でできる仕事が手に入るというのはポイント獲得にプラスである。

有用な武器であるLZ系狙撃銃やジャンプマインや光学迷彩等、「狙撃での獲得総ポイント」が解禁条件となるものが多い兵装なので、当講座はそのポイントを達成するための立ち回りを考えているといっても過言ではないだろう。

狙撃にはリロードがある方が良いので初手は「シュライクⅠ型腕」を購入したい。
すぐにリロードを強化したい場合は「シュライクⅡ型腕」だが、狙撃兵装の目玉である「E.D.G」系列の初期型と同じレア5素材「超剛性メタル」を要求する。
この辺りはどの兵装と兼ねるかという長期的な指針で考えてゆきたい。
後は自身の腕に合わせて。フルE.D.Gのみでなく、混成機も考慮に入れてパーツを買ってゆこう。
射撃補正はある方が良いが、レティクルの感覚を掴む練習にはクーガー程度のランクでも良い。

どの系統のどの武器をどんな機体に合わせるのが一番良いか、一概には言えないのでよく研究しよう。

先生を置く

駆け出しの狙撃は先生を置くのを忘れて狙撃位置に立って当たらん射撃を連発している。
そんなことをしているから「狙撃兵装いらない子」とか言われるのだ。立派な地雷プレイである。

先生を置いているだけで自分が活躍しなくてもコンスタントに秒間400近いダメージを敵に与えるため、微力ながら仲間に顔向けできる程度の活躍ができる。
先生のハイエナは勿論、乱戦で蓄積した結果の撃破支援、局地的な戦力の増強や、自身の存在を隠す囮としての効果など、見逃せない要素が山ほど詰まっている。

設置場所だが、以下の要点を守って場所を選べば壊されずらく、長く仕事を続けてくれるだろう。
  • 地べたを避ける (適当に投げた手榴弾等に壊されにくくなる)
  • 「足」の部分が隠れるようにする (被弾面積が減って壊されにくくなる。)
  • プラントが見えるようにする (敵が集まりやすいのでよく反応する)
  • 敵側から味方の進軍路・リスポン位置から見えない (味方に注意が行く間壊せない)

ステップアップすれば、プラント奇襲を行う際の防衛を素早く倒すための支援火力といった形で持ち歩く必要が出てきたりするが、基本的にはその時ドンパチしているプラントへ輸送することを心がけたい。

味方と進軍する

先述した通り、狙撃銃は機会があればそこそこ程度に撃ち、他はマーゲイでヒャァするのが駆け出し狙撃としては重要であると思われる。
やはり狙撃の基本はソーシャルステルス(群衆潜伏)であると考えられるからだ。

目の前の敵が迫っているのにノックバックやダウンを誘発する狙撃の一発は相当ストレスである。
そんな一瞬の行動不能が死に繋がるのが激戦区。それを演出するのが狙撃だ。
新米狙撃ではプラントで交戦する敵機に狙撃銃が当たりづらいので、マーゲイによってダメージで貢献しよう。セントリーガン先生と共闘できればなお良し。
そうやって微量の撃破と貴重な占拠点をGETして迷彩のための「ニュード群体」確保につなげてゆこう。
複数の味方で掛かればターゲットを散らすことができるため、生存時間が延びる上に攻撃のチャンスも増える。それを体感しておくのは狙撃乗りでなくともプラス。

狙撃の自衛力は二流なので無理に突っ込んでも犬死にするため、味方を囮に頑張るしか未来は無い。
逆に生き残れた状況を良く考え、それに似た状況ならばGOサインというわけだ。
味方を待つ間、狙撃銃を使って間を持たせられるのも狙撃のメリット。
勿論、狙撃銃が撃てるということは相手だってこちらを撃てるし、それがスナイパーだったら即死する可能性があるので、一発撃ったらすぐにジャンプして物陰に隠れよう。
頭を撃たれたら味方を待っている時間が無駄になってしまう。

接近されたらどうするか。

基本的にはマーゲイで迎撃したり、ジャンプマインを踏ませる等で対処したい。
それでもリロードが掛かるので、その時間を主武器に持ち替え、竹槍やQSで追い払うようにしたい。
それだけ狙撃兵の近距離での手数は厳しいのだ。
味方と一緒に進軍できる状況でも、先陣切ってプラントに突撃するのは失策だということを肝に銘じよう。

迷彩を手に入れたら

晴れて光学迷彩を手に入れたらすぐに搭載し、動作確認をしよう。
攻撃する瞬間は見えてしまうだろうが、姿が見えないため、単独でも「バレない」状況が作れるので、前線で色々とやらしく暴れ回る可能性が見えてくるだろう。
しかし、迷彩では消えないものも多いのでその点を配慮。

特にバレやすいものから順に示してゆく
  • 索敵で映るレーダーのマーカー
  • 機体を照準にとらえた際の色マーカー (敵機の照準が + になる)
  • 機体ダメージ増大中の漏れるニュード煙 (自機がダメージアラート中ならば漏れている)
  • リペアの回復エフェクト
  • 迷彩起動時の騒音SE
  • ブレーザーライフル系統や高振動ブレード系統のチャージ時のエフェクト
  • 各種ブーストを使うときに出る青い炎
  • 着地、ブーストの際に立つ土煙
  • 足下の影
  • 機体の凹凸に伴う空間の揺らぎ
なので、敵機の正面でブーストを吹かすと各種バレる可能性があるということを覚えておこう。
一応、上5つはどうしようもないが、下4つは「歩く」ことでかなり見えづらくなる。
ブレイザーやブレード?なあに、気にするなら積まなければどうと言う事はない
迷彩は連続20秒しか持たないので、どうしてもバレて欲しくないところで敵に見つかりそうならば歩くという選択肢を常に持っておこう。

それでも上3つを見抜かれたら被弾するまでマシンガンを乱射され、一発カスったところからなぶり殺しにされてしまう。
敵の正面に立たないような動きを心がけよう。
勿論、付近に味方が居ればスルーされる場合も。ソーシャルステルスならばやりたい放題できるのだ。
ちなみに、高振動ブレードの使い方はこの被発見の後に迷彩が切れる前に相手の息の根を止める武器だと思っていただければおおむね間違いないだろう。

狙撃兵装の弱点

狙撃兵装の弱点は上げたらきりがないが、一番目立つのが自衛力の低さである。
と言うか、主武器以外は敵に近付かれないor近付かれても多少は大丈夫なようにするための装備であることに着目しよう。
とりあえず、接近してしまえば後はまな板の上の鯉なので好きにして構わない。
しかし、中にはマーゲイやレヴェラー、竹槍やクイックショットなどで強襲兵装と互角に渡り合う凄腕もいるので注意が必要。
また、自らも狙撃兵装で対抗するのも一つの手。つまり、砂の最大の敵は砂なのである。

狙撃戦術 補足:動画を参考にしよう

やはり、文章で書いても分からないものは分からないので実際に動画を参考にするのが良いと思われる。
動画が探しやすく数も多いニコニコ動画を利用することを推奨したい。
……とはいえ、動画が参考になるレベルならばもう狙撃銃を主武器にしても良い頃合いであるとは思うところはあるが。

参考にできる動画を投稿される優秀なA砂は数多いが、
今、巷を騒がせている弐弐β弐の突撃砂(冷静搭乗)がいるがあれは文字通りのHEN☆TAIであるので、人類には3世代ほど早い。
『狙い撃つ』と言う意味でなら藍守氏やシリウス氏(芋スタイル)。
じっとしてるの我慢できない!という貴方はグレイ氏、上手くなりたい芋砂氏(前線砂スタイル)の方が参考にできるところが多く、オススメ。
ただ、最近のシリウス氏は前線寄りであるので、動画を見るのであればVer1.5以前を推奨する。
変わったところでは、Aランクをシールド発生装置で戦う盾砂の人、同じくAランクで高振動ブレードを使い続けるB.L.Z.氏などがいる。

勿論、実地演習も必要。最初はある程度順位やクラス等が寂しいことになったり、戦況からなかなか狙撃兵装に乗れないことも多いが、
そういう窮地を救う狙撃であるためには、そんな修羅場を狙撃で乗り越えた経験が必要である。

以上、健闘を祈る。
公式サイトの「ブログ04回 ブレちゃんの狙撃講座」の真意はここにある。


最終更新:2012年02月23日 02:15