ダリーヤ遺跡群~河底の弾雨~

ダリーヤ遺跡群 ~河底の弾雨~


概要

多層遺跡を繋いでいた橋が落ちた。しかし、S字に走っていたムナメラ河が干上がり、土手の上にプラントが設置された。
広さ自体はそこそこあるが、立体構造で遮蔽物が多いため動いてみると狭く感じるだろう。
ベースは、マップ南西・EUSTおよび北東・GRF。

両軍は、3層からなる遺跡を挟んで陣を構えており、敵ベースへの到達にはそれらを越える必要がある。
遺跡は、東西どちらのものも、河原を含む第1層、最も広い第2層、その上の屋上に分かれている。階層間を移動するルートは限られており、戦術を立てる上での中心となるだろう。
マップ全体における移動施設の少なさも相まって、川底からの上陸地点と階層間ルートを如何に突破するかが焦点となる。

遺跡部は、東西遺跡とも1階通路の構造が大きく変わっているのがポイント。廃都行軍における1階通路は両方とも塞がってしまっている。
西岸遺跡の新1階は、2階中央・河原南・河底をつなぐ丁字路。
橋跡直下の河水が流れ込んでいる部分が河底口で、入って直進すると2階内部に、途中で左折すると南階段隣に出る。
なお、分岐路付近は天井に穴があいているため上方注意。上から来るぞ!気をつけろ!
東岸遺跡新1階は、同様に橋跡の下から入れる北向きの丁字路。河底から直進すると大遺跡北口に出られ、途中で左折すると西エリア建物裏に出る。

GRFベース前の河も干上がり橋も落とされているが、足場から飛び移れる。
飛び移るのに失敗して川底に落ちてしまうとベースには直接は上がれない。一見坂を上がることができそうだが、引っ掛かりが無く再び川底に落ちてしまう。

全体図

公式サイト でPDFのマップを見ることが出来る。
マスターズガイドの地図の黄色のラインが作戦領域だと思っているといきなりオペ子に叱られる部分があるので…オペ子の声を聞きにいこう。
ちなみに、EUSTベース付近の水の深い部分は作戦領域外

設置施設一覧

  • プラント
5ヵ所。西岸に1つ、土手に2つ、東岸に2つ。
詳細は後述。

  • リペアポッド
10ヵ所。
南西・EUSTベース内に4つ、ベース壁沿いに設置。
北東・GRFベース内に2つ、コアを後方に配置。
プラントA,Dに1つずつ。

  • カタパルト
7ヵ所。
南西・EUSTベース内中ほどに2つ。
北東・GRFベース内に4つ。前後に2つずつある。
プラントEの前にプラントB方向へ向けてカタパルトが一基。

  • リフト
3ヵ所。
かつて、橋があったところから、対岸へと渡るためのものが双方向で2基。
東岸、遺跡の中から最上階のガンタレに乗るために設置されているものが1基。

  • 自動砲台
9ヵ所。
南西・EUSTベース入口に2つ。
北東・GRFベース前に3つ。
両軍ベース前方に2つずつ、コア向きに。
南西・EUST側は正面防壁の裏に、北東・GRF側はコアを挟むように。

  • レーダー施設
2ヵ所。
両軍いずれもベース内の奥。

  • ガン・ターレット
2ヵ所。
西側 EUSTベース前に1つ。
東側 遺跡の上から橋のあった位置に向けて1つ……ここの前、誰も通らねぇよ。

戦術


プラントごとのコメント

プラントA(EUSTベース前・西岸遺跡第二層):

南西・EUSTの最終防衛ライン。
プラBからのコア凸ルート上に位置しないので、無視されがち。

GRFは、ここを取るならコア凸しようぜ!

プラントB(河の土手・EUST側):

EUSTの前線拠点。EUSTがここから再出撃すると、遺跡最上階からの出撃となる。
EUSTはここを取ったら、プラントCを攻略してもいいし、プラントEに向けて長路スネークを開始してもいい。
但し、GRFのコア凸ルートから外れているので、うっかり下を抜けられたり、崩落した橋を登って最上階に走り抜けられると面倒。

ちなみに、川底からプラAへ向かうトンネルの入口付近から占拠できる。
土手の上に敵がいないのに占拠が進んでるな、と思ったら、遺跡通路を確認してみよう。

GRFは、ここを取るならコア凸しようぜ、と言いたいが、ほっとくとプラントEが危ないので、プラントCを確保したら、プレッシャーをかけていきたい。上下から占拠していこう。
GRFがここから再出撃すると、川底に出る。川底からトンネルを通ってコア凸するか、崩落した橋を登ってプラントAへ向かうか、というとこ。

プラントC(河の土手・GRF側):

GRFの前線拠点。
GRFはここを失った瞬間、プラントD・Eへの侵攻に留まらず、コア凸を喰らうと思った方がいい。
GRFがここから再出撃すると、遺跡最上階からの出撃となる。トンネルからの占拠を考えると、ちょっと防衛に不便。

ちなみに、川底からプラDへ向かうトンネルの入口付近から占拠できる。
土手の上に敵がいないのに占拠が進んでるな、と思ったら、遺跡通路を確認してみよう。

EUSTがここから再出撃すると、川底に出る。川底からトンネルに入り、左折してコア凸するか、直進してプラントDへ向かうか。
崩落した橋を登ってプラントEへ向かうのもいい。

プラントD(東岸・大遺跡北。川底からのトンネルを直進した先):

GRFの最終防衛ライン。
プラントCを取られた後、再出撃したEUST軍がトンネルを直進してくると、ここに辿りつく。
GRFはこのプラントから再出撃すると、プラントDを守るのか、トンネルを左折してきたコア凸狙いを止めるのか、判断が必要がある。

EUSTは、ここを取ったらコア凸しようぜ!

プラントE(GRFベース前):

GRFの最終防衛ライン、その2。
誰だこんなとこに、プラント作った馬鹿は。
一応、他のマップと違い、カタパルトが併設されているので、少しだけ便利だが、飛んだ先はBプラント向かい側の土手。プラントCじゃないのが、相変わらずのズレっぷり。

EUSTとしては、プラントB・Cからのスネーク東端ルート 終着点。ここを取るとGRFは死ぬ。

リフトについて

渡河リフト(本家wikiでは空中リフトと称されている)が結構便利。弾丸の飛び交う中を壁に隠れながら進むよりは、あっさりと対岸に辿り着く。
プラントB・Cの更に上空を渡り、地上からはそれなりに距離があるので、狙撃兵装でなければ、まとまったダメージは与えにくい。

しれっと乗ってみて、無視されたらコア凸。
撃たれたら、途中下車して川底の戦闘に参加。
可能なら、土手の上まで乗り続けて、プラントB・Cの攻略戦に参加……と使い分けたい。

逆にリフトに乗っている敵を見かけたら、もし出来るならロック、ロック出来なくとも撃ち続けていれば敵発見報告になるのでとにかくちょっかいを出しておこう。
ほぼ間違い無く途中下車する。対岸まで乗るのを許すと追いかけるのが面倒。

ちなみにリフト乗車中に下を眺めると、ドンパチやってるのを高見の見物出来て中々楽しい。
乗ってる間は暇なんで、照準を1秒あわせて、敵発見報告ぐらいしとこう。

南西・EUST戦術

敵のスネークを警戒しながら、正攻法。
そんだけ。

奇襲策は崩落橋を登って、大遺跡を通過して、プラントE攻略。
ただ、GRFもバカじゃないので、プラントCを落とすまでは、散々警戒されていると思え。
また、遺跡方面に逃げ込めればリフトやらカタパやらでかなり粘り強く逃げ続ける事が出来る。
所謂「釣る」プレイをするにはもってこい。

北東・GRF戦術

はぁ、また開幕勝負か……。
軽量麻は今回もプラントEは無視、プラントCを目指せ!
プラントDを踏みに行った人は、トンネルを警戒し、川底からプラントCを占拠する奴がいないか確認しよう。

相変わらず、スネークでいきなりプラントD・Eが落とされることがある。
プラントE併設のカタパルトで飛んだ先(大遺跡の入り口辺り)にセンサーを仕掛けておくといいだろう。


参考資料動画

最終更新:2011年05月05日 21:01