ダリーヤ遺跡群 ~橋上の戦線~

~ダリーヤ遺跡群 ~橋上の戦線~

概要

S字に走る大河と、それに絡むように存在する大きな多層遺跡が舞台となる。
広さ自体はそこそこあるが、立体構造で遮蔽物が多いため動いてみると狭く感じるだろう。
ベースは、マップ南西・EUSTおよび北東・GRF。

両軍は、河をまたぐ大橋を含む、3層からなる遺跡を挟んで陣を構えており、敵ベースへの到達にはそれらを越える必要がある。

河は南西・EUSTベースの南からマップ中央を、マップ全体を東西に分断する形で北上している。途中で東に折れて北東・GRFベースの手前をマップ外へ続く。
水深はブラストが頭まで沈むほどあり、ダメージは毎秒耐久力1割。中央部は両岸とも、GRFベース前は遺跡側のみ河原に上がれる。

大橋は施設なしに河を渡る唯一のルートで、東西両岸にある遺跡の第2層同士をつないでいる。ゲートのような構造物以外は橋上には一切の遮蔽物がない。
遺跡は、東西どちらのものも、河原を含む第1層、最も広い第2層、その上の屋上に分かれている。階層間を移動するルートは限られており、戦術を立てる上での中心となるだろう。
実質的には2階が1階となるが、ここではマスターズガイド準拠で記述する。
マップ全体における移動施設の少なさも相まって、大橋もしくは階層間ルートを如何に突破するかが焦点となる。

ぶっちゃけ、廃都行軍とあまりかわらん。

全体図

公式サイト でPDFのマップを見ることが出来る。

設置施設一覧

  • プラント
5ヵ所。西岸に2つ、東岸に3つ。
詳細は後述。

  • リペアポッド
たくさん
各ベースに4個。
ABCDの各プラントに1個ずつ。Aブラのものは分りやすい。Dブラのものは分りにくい。
Bブラ、Cブラのポッドは、対岸から見る方が分かりやすい。

  • カタパルト
ベースの中に2基あるだけ。もっとくれ

  • リフト
大橋の真下に渡河用のものが2つ、両方向1つずつ。右側通行で、端までは10秒程度かかる。
橋の下から橋に上がるのが両岸に1つずつ。
西側遺跡2階の北通路から、Aプラントに上るのが1つ。
東側中央遺跡の3階に2階から上がるリフトが北側と西側に1つずつ。

  • 自動砲台
双方のベース入口に2門。内部には2門だけ。

  • レーダー施設
2ヵ所。
両軍いずれもベース内の奥。

  • ガン・ターレット
橋の根元に、橋中央を狙って1門ずつ。
Eプラの東側にEプラを狙う砲台が1門。
東岸遺跡東部に、Dプラを突破してきた連中を狙うのかなぁ? という謎の位置に1門。

戦術

ポイントとなるのは進軍のボトルネックとなる大橋……に併設されたB・Cプラント。
どっちの陣営も、B・Cプラントを抑えると、かなり好き放題できる。

敵陣に入ったら、EUST側は正攻法で、GRFは一直線にコアを目指せば、迷うことはない。
ただし、地形を把握しておくと、攻防に便利なのは変わりない。

総じて、カタパルトがない為、自軍プラントを落とされても容易には取り返せない。
要所要所での判断が鍵。

プラントごとのコメント

プラントA(EUSTベース前・西岸遺跡屋上):

南西・EUSTの最終防衛拠点。
建物内部や外側からでも占領できる。エリア内に死角が多いため不意を突かれがち。
屋内からは2ヶ所、外からは4ヶ所も登れる場所があるので、攻防ともに上下に気を配りたい。

GRFは、ここを取るぐらいならコア凸しようぜ!

プラントB(西岸 北端):

EUSTの前線拠点にして、なんと、最終防衛ライン。
プラントが少ない分、防御に回るとEUSTはもろい。
リスボンすると2階部に出るので、下に降りて防衛に回るか、橋の上を渡ってくる敵に掃射を浴びせるは自由。

GRFは、ここを取ったらコア凸しようぜ!

プラントC(東岸・南端):

北東・GRFの前線拠点にして第一防衛ライン。
リスボンすると2階部に出るので、下に降りて防衛に回るか、橋の上を渡ってくる敵に掃射を浴びせるは自由。

EUSTは、ここを抑えることが最初の目標。
抑えた後は正攻法ならプラD攻略開始。
裏の選択肢としては、川の東岸や、遺跡開口部、あるいは、遺跡東端を走り抜けるコア凸開始。

プラントD(東岸・大遺跡中):

天井にでかい穴が開いているので、ギガ・能登の本領発揮できる所。この穴を通すのがカ・イ・カ・ン
両軍とも「榴弾が降ってくるのは当たり前」と思って行動しよう。プラント占拠範囲内での戦闘は博打そのもの。

GRFの第二防衛ライン。
プラCからのコア凸を警戒しながら、プラCを奪還したいとこ。
プラD-C間に至る道は、2階部という榴弾地獄が待っているが、リスポンすると遺跡上層に出るGRFとしては上下からの打撃で突破したい。

EUSTはここを取ったらコア凸しようぜ!
でも正面突破しようとすると、Eプラの抵抗が激しいので、遺跡手前のルートや遺跡奥東端のルートに分散しよう。

プラントE(GRFベース直前):

北東・GRFの最終防衛ライン。すぐ東側で、ガンタレ様が見てる。
GRFはココにリスポンすると橋の上に出るので、ベースのカタパルトに乗りにくい。
ベースのカタパルトに乗った方が前に出る事ができるので、GRFでココに出るのは最終防衛ラインに参加する時のみ。

EUSTは、ここを取るぐらいならコア凸しようぜ!

大橋の攻防

数をそろえるて力押しするか、ドラテクで走りぬけろ。
ここでウロウロしてると、榴弾の餌食になる。抜けるなら一気に。
ちょろちょろと壁から顔出すのは危険……ていうか、そんなのがいるなぁ、と思ったら、重火力は出番だ。

なお、B・Cプラントからのリスポン直後、橋を渡ってきた奴らが橋を飛び降りる前に打撃を与えよう、と待ち構えている人も多い。
狙いは実にいいが、これも榴弾の的だ。重火力は橋の逆サイドに設置されているガンタレも含めて絨毯爆撃で消し飛ばしてしまおう。

橋の上から走り抜ける先は敵陣のB・Cプラ。あるいは、敵ベース。
プラントの奪い合いに躍起になってると、プラントのある逆サイドを強襲が走り抜けていることがあるので防衛陣は警戒しておこう。

橋の下の攻防

対岸に見えてるプラントで、味方が占拠してるようなら、重火力や狙撃はチャンスだ。
奪還に来た敵に援護射撃を叩き込むか、プラント付近でごそごそやってる隙にリフトを渡ってコア凸してしまおう。

ちなみに、B・Cプラントは榴弾がひっきりなしに降ってくるが、開幕の占拠ぐらいは、橋の下の影でやりすごそう。

なお、橋の下からは、なかなか攻め手に移りづらいので、敵を一掃したらリフトを使って橋の上に登るのがお手軽かも。

南西・EUST戦術

断続的にコア凸しながら、C・Dプラを抑えて、みんなでコア凸しようぜ!
割とそんだけ。

断続的なコア凸が重要。
いくらなんでも、プラCに防衛戦力を集中されたら、渡橋の必要なこっちは不利だ。

防衛面では、Bプラントを取られたら、急いで取り返すこと。ベースに敵が殺到する。
また、敵側はDプラまで失っていても、橋さえ渡ってしまえば、コア凸が出来てしまう。

この辺、プラA・プラBとも、コア凸警戒には何の役にも立たないので、東岸でプラDの奪い合いをしてる時などは、うっかりな見落としがないよう注意しよう。

北東・GRF戦術

開幕、呑気にEプラとか占拠してると、A・Bプラを無視した強襲が、Cプラントに橋の上から降ってきて、てんやわんやになる。
超重要!開幕にプラントEを占拠する暇があったら、プラントCか、プラントDまで走れ。プラントEを占拠するのは、途中参加者でいい……あれ、なんかデジャヴ。

実際、プラントB・Cを抑えてしまうと、コア凸ルートが多彩な為、好き放題にプラントAとコアを攻略できる。
プラントBから橋を登って1F→2F→屋上と一直線にコアに向かってもいいし、プラントCの北の階段からリフトでプラントAに登ってもいい。西岸を南下して南端の階段を登るのも悪い手じゃない。

防衛としては、橋を渡られるとコア凸されるんだ、と思った方がいい。
もちろん、C・Dと、プラントを失えば失うほどコア凸の頻度は増えるが、プラントEが、最終防衛として機能するので、意外と防御は堅い。
上手くすると、キルデス比で返り討ちにしたり、単騎での長路コア凸が通ってしまうぐらい。

要はコア凸の早期発見が鍵だ。


最終更新:2010年08月26日 16:34