広域型BRトラッカー

広域型BRトラッカー


(C)SEGA

2018/02/13に支給されたBRトラッカーの3段階目。
索敵範囲150m、角度は150度に拡大されたのだが広域型のお約束として設置数は1つのみ。

前2段階と比べ「5秒に一度の間隔で、1秒で展開最大、2秒間索敵を持続」というサイクル。
あれ、索敵してない時間の方が長いんじゃ…?
(索敵継続7秒とあるが、これは索敵した敵がミニマップに7秒映り続けることを意味する)
トラッカー全部に言えることだが、このお休みのせいで防衛用としての信頼性はやはりセンサーに劣る。
たかだか数秒で150m駆け抜けられるワケない・・・のだが、索敵範囲は扇型なので端の方は結構薄く、お休みから再展開までの3秒弱あれば余裕で抜けられてしまう。
ベース防衛というよりは前線で使うべきものだろう。

重量は390と重い。近い重量のVセンサーや広範囲滞空索敵弾に比べると手軽さでは劣る面がある(この2つは全方位索敵、トラッカーは前方のみ)
こちらとはテンプレ位置から設置位置をずらしてセンサー自身の生存率を上げられることを加味しよう。
特に、索敵弾とは「自陣に置ける」という点で大きなアドバンテージとなる。
索敵弾は敵陣に打ち込んで初めて効果が出るものなので、屋根の少ない晴天マップなどは相性最悪だったのだが、こちらはそれを考えずに済むのはやはり無視できない点だろう。マデルロンド?いやあれは索敵弾さんの見せ場マップだし・・・

索敵範囲は前線をこまめに照らすには十分なものを持っている。
3秒置きにVセンサーB前半分と同程度の範囲を索敵(まぁ後ろは見えないんだけどネ)、と言えばその広さが判るだろうか。
ベース防衛には不向きであるものの、プラント防衛(プラント内~次プラントまでの道中)として照らすには必要十分な範囲と言って差し支えないだろう。

総じて、前線でほどほどに生き延びて、積極的に味方の回復をする支援向け、といったところだろうか。
Vセンサーや索敵弾だとちょっと時間が短い、と感じる人にとっては、第三の選択肢になりうるだろう。

開発には誘電へリックスを3個使用と割とお高め最近の三段目じゃ普通?まぁ、そうね・・・購入する前に、下に書いてある但し書きなども参考にして、どんな運用をするか、そもそも自分にそのプレイスタイルがあっているのか、よーく考えてからこいつを購入しよう。


+ 賛否両論出ると思うので、本当の本気でこのじゃじゃ馬を運用しようと考えている人向け
こいつをフルに(?)生かすためには、ある種の割り切りが必要となる。
それは

センサー支援でありながら凸防衛・凸ルート監視をしない

という恐るべき代物である。冗談でも何でもない、正真正銘本気で言っている。

こいつは5秒ごとに勝手に発動するレーダーユニットというのが加筆者の運用した上での感想である。
前線偵察をする上では、多少後方に置いておくことで最前線プラントをこまめに偵察してくれる意外と便利な代物であった。

しかしこいつは1個しか持てない
しかも、索敵間隔があまりにも長いため、凸合戦になった時や目まぐるしく戦況が変わる戦いにおいて、こいつ1つでは絶対に索敵が追い付かない
複数人突入してきて、プラントの色が変わってからようやく偵察が始まることすらあった。
つまり、凸防衛用として使うと最悪FFNGの大盤振る舞いが起こる危険を伴う。
トラッカーを使うなら守るな!攻めろ!ということか。トラッカーで前線を照らしつつ自分はリムペ凸するとか・・・
極端に裏取りが多くなる、あるいは前線を出し抜いての凸が多くなる
キニシュやトラザ(恐らくはオルグレンやアドラもそうだろう)などのマップでは、
こいつがチームの偵察に貢献しない場合が多いだろう。
マッチ運による貢献度の上下が激しいので、マッチ運が恵まれない人は素直にパラソルやVセンサーを積んだ方がいい
こいつで偵察しても確実に文句が出ないのってスカービぐらいしか思いつかないんだけど…

ND索敵センサーと比べたとしても、継続しての索敵に不向きなので、トラッカー系統では共通して言えることだが、
個人演習やクラン演習などで念入りに設置場所のチェックをし、運用は自己責任で行ってほしい。申し訳ないが最上位どころかSSEX戦ですら気軽に持っていける代物ではない


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最終更新:2018年03月11日 12:02